01. 2014年7月24日 14:23:40
: nJF6kGWndY
この動画や、その流出自体、かなり不自然ではあるが看板の地名だけからデマだと断定できるかだな http://www.youtube.com/watch?v=MduT109qfP0 Buk missile system goes to Russia Buk ground-to air-missile system leaving Ukraine soon after the Malaysian plane MH-17 crashed. http://belsat.eu/en/wiadomosci/ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140724/erp14072408060001-n1.htm 【マレーシア機撃墜】事件から1週間 激しさ増す情報・宣伝戦 2014.7.24 08:43 ウクライナ東部上空でマレーシア航空機が撃墜されてから、24日で1週間。米国やウクライナはロシアと親露派武装勢力を非難しているが、ロシアは関与を否定し、ウクライナ軍の戦闘機などが関わった可能性を示唆する。主張は真っ向から対立し、情報・宣伝戦は激しさを増している。
◇ ≪米国≫ ■証拠提示 続く神経戦 【ワシントン=青木伸行】米情報当局が22日、撃墜に関する分析を公表したのには、これまでの主張の根拠である衛星写真やソーシャル・メディアの情報など「証拠」を提示することで、ロシア側の反論を封じ国際社会の対露結束と圧力を強化する狙いがある。 だが、「親露派が『誤射』した可能性が高い」ということなどを除けば、目新しい点はない。むしろロシアが直接関与し、撃墜に使用されたとしているBUK地対空ミサイルが、ロシアから親露派側へ搬入されたのか否か、核心部分の証拠を持ち合わせていないことを露呈してしまった。 「撃墜まで、親露派がBUKを保有していることを把握できていなかった」とも吐露し、情報収集が後手に回った側面があることもうかがわせた。また、ミサイルの発射現場にロシア人要員がいたか不明だとしている。 米メディアに提供されたグラフィックには、ミサイルを搭載したトレーラーとみられる車両の移動した経路が描かれている。ただ、ロシアとの国境のはるか手前で止まっており、車両がロシアへ逃れた裏付けとするには無理がある。 米情報当局は情報収集能力がロシアなどに察知されることを嫌い、ごく一部の証拠を示すにとどめたとみられる。だが、性急で中途半端ともいえる証拠の提示は、かえってロシア側に付けいる隙を与えかねず、逆効果だといえる。 分析は何より、ロシアの直接関与を「証明」することの難しさを裏付けており、今後の調査が進むにつれて米露の“泥仕合”が展開されることも予想される。 ◇ ≪ロシア≫ ■責任回避で“予防線” 【モスクワ=遠藤良介】ロシアは衛星写真などを基に、撃墜事件にはウクライナ軍が関与していたとの見方を主張している。 撃墜を示す直接的な証拠は示されていないが、少なくともロシア国内でウクライナや米国の発表に疑いの目を向けさせるには十分な効果を生んでいる。 露国防省の幹部は最近の記者会見で、撃墜地点の周辺を撮影したとされる衛星写真を提示した。当時のウクライナ軍はBUK地対空ミサイルを運用する3〜4部隊を展開し、マレーシア機の撃墜地点が射程に入っていたと述べた。 また、急上昇したSu25攻撃機とみられるウクライナ空軍機が、マレーシア機まで3〜5キロの距離に接近していたとも発表した。これは航空管制システムで把握されていたとしており、空対空ミサイルによる撃墜をにおわせる内容だといえる。 国防省は、BUKを含め、いかなる武器も親露派に供与していないと主張している。 このほか、ウクライナがロシア側が関与した「証拠」として公開する内容について、ロシアの主要テレビ局は逐一、専門家の「鑑定結果」を放映して対抗している。 ロシアは、ウクライナ政府が親露派との和平交渉に失敗したことが事件を招いたと強調し、責任回避のための“予防線”を張っている。 プーチン露大統領は22日、「わが国は(親露派武装勢力に)影響力を行使するよう求められている。できることは全てやろう」と発言し、事件の調査に協力する姿勢もアピールした。 ◇ ≪ウクライナ≫ ■矢継ぎ早に国際社会へアピール 【ハリコフ=佐々木正明】ウクライナのポロシェンコ政権は、事件直後からプーチン露政権の関与を矢継ぎ早に発表し、国際社会にアピールしてきた。 地対空ミサイルBUKについては、親ロシア派が6月下旬、すでに勢力圏の街に配備している様子を示したほか、事件翌日にBUKがロシア側へ移送される映像なども公開し、ロシア軍の供与があったと告発した。 さらに、親露派戦闘員や露軍将校とされる人物が事件直後に会話しているとの盗聴内容を公表。ブラックボックスについても、「行方を知りたい。これはモスクワからの要請だ。見つけた者は、誰の手にも渡すな」などと会話していたと訴えた。 また、ポロシェンコ大統領は連日、各国首脳に電話して親露派やロシアの非道ぶりを訴えている。メルケル独首相には、「親露派は現場で略奪をはたらき、クレジットカードまで奪っている」とさえ伝えた。 被害者のいないフランスのオランド大統領のほか、先進7カ国(G7)の中では対ロシア制裁の規模が小さい日本側にも、追加制裁に加わるよう要請している。 【マレーシア機撃墜】機体前方斜め下でミサイル爆発、四方に飛散「黒い破片が雨のように降ってきた」 2014.7.24 08:06 大型旅客機の下でミサイルが爆発、機体は空中で四散した。298人の命を一瞬で奪った17日のマレーシア航空17便、ボーイング777機の撃墜から24日で1週間。その時、上空や地上で何が起きたのか。取材や報道を基に再現した。 夏休み、帰省、国際学会-。さまざまな目的の乗客283人と乗員15人を乗せてオランダ・アムステルダムからマレーシアのクアラルンプールを目指した機体は離陸から約4時間後の午後5時(日本時間同11時)ごろウクライナ東部に差しかかった。政権部隊と親露派武装組織が4月以降、戦闘を続ける地域だ。 親露派は政権側軍用機へのミサイル攻撃を繰り返し既に10機以上を撃ち落としていた。14日には高度6千メートル超を飛行中のウクライナ軍輸送機アントノフ26も撃墜。ウクライナ航空当局は同日、同空域で民間機に約9800メートル以下を飛ばないよう要請。マレーシア機は1万メートル超を飛んでいた。 緩やかに起伏する大地の片隅で、レーダー車両を従えた移動式ミサイルシステム、地対空ミサイルBUKが上空をにらんでいた。現場はロシア国境から20キロ弱。欧米やウクライナは、ロシアからBUKを得た親露派組織が操作していたとみる。 高度2万メートルの弾道ミサイルさえ迎撃できるBUKが大型の旅客機を追尾するのは容易だった。17便の機影は現地時間の午後5時15分(日本時間同11時15分)、レーダーから消えた。専門家の分析ではミサイルはマレーシア機の前方斜め下で爆発。ロシア国境に近いウクライナ東部ドネツク州グラボボ村の草原に墜落し、地面に激突すると火の玉状に。黒煙がみるみる立ち上った。 「片翼はなく、きりもみ状態で落下した」「黒い破片が雨のように降ってきた」。目撃者はこう振り返る。機体の破片や遺体は約15キロ四方に飛散。機体主要部は集落から数十メートルの地点に墜落。乗客の旅行ガイド本やみやげ、子供のおもちゃも大地に投げ出された。 ウクライナ保安局が電話盗聴記録として公表した録音によると、撃墜から20分後、親露派武装組織指揮官がロシア軍情報将校に「飛行機を撃墜した。機体捜索と写真撮影に向かっている」と報告した。 その直後の別の「盗聴記録」では、親露派組織メンバー同士が「飛行機は空中でばらばらに破壊された。民間機なのはほぼ100パーセント確実だ」などと会話。誤爆の可能性が浮上した。 午後5時58分、ロシアのインタファクス通信が航空関係筋の話として「マレーシア機墜落」を至急電で伝えた。 ◇ ■地対空ミサイルBUK 旧ソ連で1980年代に本格配備された地対空ミサイル。運搬車両に搭載するなどして運用する。現在はロシアの防空システム製造大手アルマズ・アンテイが改良型を生産。ミサイルの長さは約5・5メートルで最大射程は約42〜45キロ。高度2万5千メートルの標的への攻撃が可能。航空機のほか巡航ミサイルなども攻撃できる。ロシアや旧ソ連以外の国々も採用しておりウクライナ軍も保有。米軍は改良型をSA11、SA17などと呼んでいる。(共同) |