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ロシア「いかなる武器も供与せず」、親ロ派の関与否定  ロイター
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/489.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 7 月 22 日 21:11:21: mY9T/8MdR98ug
 

[モスクワ 21日 ロイター] - ロシア国防省は21日、ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜に親ロシア派勢力が関与したとする見方を否定し、ウクライナ軍の戦闘機がマレーシア機の近くを飛行していたと反論した。

国防省はまた、ロシアが親ロシア派勢力に地対空ミサイル「SA11」を供与したとの見方を否定し、いかなる武器も供与していないと表明した。

ロシア空軍のマクシェフ中将は記者会見で「Su25(戦闘機)とみられるウクライナ空軍機がマレーシア航空機の方向に向かっていくのを、ロシアの航空管制システムが検知した。Su25とマレーシア機の距離は3キロから5キロだった」と語った。

さらにカルトポロフ中将は、米国側が自らの主張の証拠となり得るような画像を提示すべきとした上で、「(国際社会では)誰もそのような画像を目にしていない」と述べた。

こうしたロシア側の反論に対し、ウクライナ治安当局筋は、ロイターとのインタビューで、ロシアのブク地対空ミサイル(SA11)の受け渡しについて親ロシア派武装勢力が交渉を行っていたことを示す情報を、ウクライナ治安当局としてこれまでに公開していると再反論した。


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FQ1AM20140721

---
ロシア国防省はマレーシア航空機撃墜にウクライナ空軍機が関与していることをほのめかしているが、このロシア国防省の発表には多くのウソが含まれている。

まず第1に、Su-25は対地攻撃を主な任務とする鈍足な攻撃機であり、戦闘機ではない。このことをロシア国防省が間違えることはあり得ない。これはロシア国防省による完全に意図的なウソである。

第2に、ウクライナ空軍機がマレーシア航空機の方向に向かっていくのを、ロシアの航空管制システムが検知したと発表しているが、マレーシア機(B777)の巡航速度は1030Km/h。これに対してSu-25の最大速度は950Km/hである。Su-25がどんなに頑張っても80Km/hの速度でマレーシア機から遠ざかっていくことになる。これをロシア国防省が「ウクライナ空軍機がマレーシア航空機の方向に向かっていく」と表現するのは、あたかもウクライナ空軍機が撃墜に関与している印象を与えるための虚偽の印象操作でしかない。

第3に、マレーシア機の高度は10,000m以上。これに対してSu-25の実用上昇限度は7,000mでしかない。しかもこの最高高度では酸素が薄くエンジン出力が低下し、最大速度の950Km/hはとても出せない。そもそも鈍足で低空しか飛べない攻撃機が超高空を亜音速で飛行するB777に「向って行く」とロシア国防省が主張すること自体、漫画チックでしかない。

第4に、仮定としてSu-25がマレーシア機に向けてミサイルを発射した場合を考えてみる。Su-25が装備する空対空ミサイルはR-60またはR-60Mである。このミサイルの射程は8Kmある。そして±12°の視野角を持っている。視野角とは目標との発射角度の差がこの範囲内なら目標の追尾が可能な角度をいう。視野角が±20°のR-60Mを装備していたとしよう。Su-25はマレーシア機を下から仰ぎ見る形になる。+20°の角度でマレーシア機を捉えた場合、Su-25とマレーシア機の距離は三角関数で求めることができる。視野角θ=20°から 正弦(sin) 20°=0.342。高度差b=3,000m、から距離c=3,000 * (1/0.342)=8770m。この距離は、ミサイルの視野角ぎりぎりの範囲内でSu-25がマレーシア機に最も接近できる距離である。それでもこの距離はR-60Mの射程8Kmを超えている。これより近づいて機体を上向きにすれば射程内に収めることは可能かもしれないが、最大速度かつ最高高度を飛行中に仰角を上げて飛行し、かつ自機から遠ざかって行く速い相手に短距離のミサイルを命中させることはかなりアクロバティックである。

成層圏を亜音速で飛行しているマレーシア機を、鈍足で低速しか出せないSu-25攻撃機で撃墜する、などということが如何に漫画チックなことであるかはロシア国防省自身が一番よく知っている。
 

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コメント
 
01. 2014年7月22日 21:23:11 : H2XGhEYiOQ
ロシア空軍の中将がSu25の性能を知らずに会見する分けがないだろう。私も頻繁に777に搭乗しているが、巡航速度は900km/h以下です。そろそろあきらめろ工作員。

02. 2014年7月22日 22:15:14 : hTNacJYJhs
ていうかロシアの国防省はスホーイ25からミサイルを発射したとは言ってないんだがなw
なに必死になっちゃってんのダイナーモくんw

03. 2014年7月22日 22:54:55 : TGZjS8iB2r
>ロシア空軍のマクシェフ中将は記者会見で「Su25(戦闘機)とみられるウクライナ空軍機がマレーシア航空機の方向に向かっていくのを、ロシアの航空管制システムが検知した。Su25とマレーシア機の距離は3キロから5キロだった」と語った。


ロシアも対空レーダーで監視していたのなら弾影だって映るんだから、SU-25から発射されて旅客機に着弾するまでのデータを示して反論すればいいのだが、何故しない?


04. 2014年7月22日 23:07:25 : hTNacJYJhs
非業を遂げたマレー機、新たな対露制裁を正当化する手段か?

ロシアの声より

ウクライナ南東部で墜落したマレーシア航空機の大惨事はロシアへの圧力を強化する格好の手段となった。だがこの悲劇にロシアが関与した証拠として使われているのは、疑惑の多い資料ばかりだ。

10日ばかり前、ロシア語のインターネット界にウクライナの事態に関連して2冊の長編のSF小説が話題に挙げられていた。最初の1冊はグレブ・ボブロフ作『死産児らのエポック』。これはウクライナの内戦をテーマにしたものだ。本が出版された2008年当時、これは純然たるSFの世界のお話だと受け止められていた。ところが2014年、恐ろしいおとぎ話は現実のものとなった。このため多くの人の口から、2冊目の小説、2013年発刊のセルゲイ・アニシモフ作、『あさっての1日前』の悪夢のような予測も現実のものとなるのだろうか?という問いが挙げられている。そこに書かれているのはNATOがロシアに対して宣戦した初期の頃の話で、そのきっかけとなったのは米国中央情報局(CIA)が仕組んだドイツの副大統領の殺害事件とロシアがバルト諸国に攻撃したという嘘の情報だった。

今、ロシアに問われている罪。それは、オランダを離陸し、ウクライナ南東部上空を通過してマレーシアへ向かっていたマレーシア航空機の乗員乗客298名の殺害に関与していたというものだ。

この事件が起きたのは正真正銘の内戦が、世界には合法的な「反テロ作戦」と見せかけられながら展開されている地域の上空である。厳密に言えば、マレー機がどう非業の死を遂げたのか、その最終的な帰結を出すのは時期尚早である。なぜなら国際的な専門家らは機体の破片や残骸を調べてはおらず、「ブラックボックス」の解析も始まっていない。またパイロットがウクライナ上空を監視している航空管制官らと交わした録音会話も聞かれていない。

だが世界のマスコミは大声で、悪いのは「親ロシア派の分離主義者らだ」と叫んでいる。あたかも、高度1万メートルの射程距離をもつ地対空ミサイル・システム「ブーク」を親ロシア派がロシアから手に入れていたかのような物言いだ。

キャメロン英首相は新たな対露制裁の導入を要求した。理由は「ますます重みを増し続ける証拠資料によって」英国と自由世界全体は「MN17機は反体制派が掌握するゾーンから発射された『地対空』ミサイルによって撃墜されたという明確な帰結に達した」からだという。どうやらキャメロン氏はウクライナ側が提出した資料を「証拠」だと考えているようだ。それはまず、ウクライナ安全保障庁がインターネットに掲載したドンバスの反体制派の電話会話録音で、やりとりでふたりは、どこかのコサックが飛行機を撃墜した。飛行機は民間機だったと語っている。この会話録音を世界のマスコミはすでに「分離派」とそれを支持するクレムリン、つまりロシアの犯罪を示す証拠として広範に流布した。ところがロシア人専門家らが音声分析を行ったところ、これが捏造されたものであることが暴露された。録音は互いに無関連な2つの録音から、部分を組み合わせて作られたもので、一つの部分はどうやらウクライナ空軍の軍事輸送機AN26の撃墜のことをそしてもうひとつの部分はマレー機の墜落のことを語っているらしい。だが、この会話には誰がこれを行ったかという言葉は一切出てこない。捏造音声がでっち上げられたのは7月16日。マレー機の事件の1日前だ。つまりキエフは、7月17日、マレーシア航空機に何が起こるかを知っていたということになるのか?

2つめの「証拠」もそれよりいいとは言えない。これは「ブーク1」を映した動画だが、ミサイルのほうは既に使用されて欠如している。これが、キエフ当局が断言するところによれば、マレー機を撃墜した後、クラスノダール市を通過し、ロシアとの国境に向かって移動しているらしい。映像から判断すると「ブーク」はキエフに忠実な軍が掌握するクラスノアルメイスク市を通っている。つまりこの「ブーク」はウクライナ軍に属しているものである。
http://japanese.ruvr.ru/2014_07_22/274954943/



05. 2014年7月22日 23:09:26 : hTNacJYJhs
続き

さらにもうひとつ、マレー機撃墜は「分離派」か、またはそれを助けるロシア人専門家らの発射した「ブーク1」のミサイルによるものという説に疑問を呈する、あるディテールがある。「ブーク1」がミサイルを発射した場合、これはS200と同様、ミサイルの破片または小型の球が敵の航空機の機体を貫通する。その貫通による穴はすぐに分かる。

たとえば2001年、対空国防演習を行っていたウクライナ軍により黒海上空で撃墜されたロシアのTu154の機体の破片。その破片にもこの穴はあった。(イスラエルとロシアの民間人が死亡したこの事件について、ウクライナは結局その罪を認めようとせず、犠牲者への賠償金の支払いを拒否した。今、この事件についてはウクライナも西側も思い出さないように努めている。)

だがマレー機の破片にはこのような穴はない。そのかわり、30ミ砲の高速射撃から発射した爆発弾であればこんな穴を残しただろうと思われるものはある。こうした大砲はソ連製の戦闘機に装備されているもので、ウクライナ軍の軍備にはそれがある。実は目撃者らの証言では、墜落していくマレー機の傍らに2機の戦闘機が見られていた。

こうしたことから、国際的な委員会が帰結を出す前に真犯人の名を挙げないほうがいいのではないだろうか?
http://japanese.ruvr.ru/2014_07_22/274954943/


06. 2014年7月22日 23:26:50 : 979YpdGDuc
>>03
小型ミサイルが遠方から写るかよアホ。

07. 2014年7月22日 23:45:04 : TGZjS8iB2r
>>06. 2014年7月22日 23:26:50 : 979YpdGDuc

また臆病者が単発IDで荒らしか
それならずいぶんロシアの軍事技術は遅れているということだな


08. 2014年7月23日 02:03:06 : ExSKy2yCIY
>>06
一般的に対空レーダーに使われる波長は1〜10センチのセンチメートル波。
ミサイルのサイズを考えれば十分に引っかかります。
ミサイルが引っかからないメートル波の対空レーダーをロシア軍が使っている
というなら、未だに第二次大戦初期のレベルだって事になりますがw

09. 2014年7月23日 02:25:48 : CQ9n15woH2
Su25が何をしていたのかはわかっていない。わかっているのはSu25が3km〜5km離れて飛んでおり、MH17は急激に速度を落とし墜落したことだけだ。誰が犯人かは、まず残骸を調べてみないことにはね。

今回、ロシアは軍事情報を含めて開示した。次はアメリカが彼等の持つという「明確な証拠」を示す番だな。示さなければMH17を撃墜した犯人はアメリカだ。


10. 2014年7月23日 02:30:42 : 5AkSJxT64o
>>06
そもそも陸上で使われるものより遙かに制限の大きい軍艦用のレーダーだって
100キロ以上離れたミサイルを発見して迎撃出来るシステムは何十年も前から
実用化されているんだが。
最初のイージス艦が建造されてからでも既に30年経っていて、最新型だと450キロ
先のミサイルだって補足できるとされている。
どうして現在のロシアの陸上レーダーがミサイルを補足できなかったりするんだね?
ロシア軍を馬鹿にするにもほどがあるだろう。

11. 2014年7月23日 03:31:39 : Qk0z0gVGLY
ド素人の推定だけど、
ボーイング777は遠隔操作により墜落した気がするな。
Su-25は墜落確認のために接近していた。だから、ミサイルは撃っていない。

ただし、ボーイング777の遠隔操作機能については、ウィキなどには説明がない。
おれが見るかぎり。マレーシアの元首相が言ってたり、過去に民放で放送された
ことがあったらしい。

あとは、アメリカのデータを待つばかり。公表遅いな。なにしてんだろね。


12. 2014年7月23日 05:47:12 : CQ9n15woH2
阿呆な大衆と違い、データも知識も持つロシアが相手だから嘘をつくとそれが命取りになる。自分では何も言わずウクライナに言わせてそれを支持するという卑怯な手口に終始するんじゃないか。日本にまで「何とか言え」と要求してきた。自分で言え。日本には無関係もいいところだ。

13. 2014年7月23日 06:10:40 : LnKCoRDmxQ
ウヨがちっともロシアを叩かない怪w

14. 2014年7月23日 09:35:48 : YxpFguEt7k
ボロビヨワ大使
「証拠があるなら見せてほしい。アメリカはイラク戦争の前にもフセイン大統領が大量破壊兵器を保有している証拠を提供すると約束したが、いまだに提供されていない」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140722/k10013200871000.html

証拠あるある詐欺は通用しないようです。世界に証拠を見せましょう。見せればロシアだって親ロ派の仕業だと認めざるをえないのでは?


15. 2014年7月24日 05:31:13 : E4bT3Bpr2w

EXCLUSIVE: Ukraine rebel commander confirms to Reuters fighters had BUK missile system: reut.rs/1sSjkzk pic.twitter.com/AkwzTU0BO0
( https://twitter.com/Reuters/status/492000510283882496 )

 ↓

Ukraine rebel commander acknowledges fighters had BUK missile
( http://www.reuters.com/article/2014/07/23/us-ukraine-crisis-commander-exclusive-idUSKBN0FS1V920140723 )


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