12. 2014年7月18日 21:55:46
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マレーシア機「相手が撃墜」 ウクライナ・親ロ派応酬 動画http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2253110.html ウクライナ東部で墜落したマレーシア航空機。乗客乗員合わせて298人全員が死亡し、「撃墜された」との見方が強まっています。
「これじゃ、誰も助からない」 日本時間の17日夜、マレーシア航空の旅客機ボーイング777型機がウクライナ東部に突然墜落しました。墜落直後の現場の映像からは、機体の一部が黒こげになって散乱し、消火活動にあたる救助隊の姿のほか、十数通のパスポートも確認できます。 「2回、爆発音を聞きました」 墜落したのは、オランダのアムステルダムからマレーシアのクアラルンプールに向かっていたマレーシア航空の旅客機ボーイング777型機。JNNは、今回墜落した旅客機を1年前に偶然撮影していました。今回の墜落で、乗客283人と乗員15人の合わせて298人は全員が死亡しました。これまでのところ、242人の乗客の国籍が確認されており、日本の外務省は、その中に日本人の名前はないとしています。 「旅客機墜落の知らせに大変ショックを受けている」(マレーシア ナジブ首相) 乗客乗員298人を乗せた旅客機の突然の墜落。この大惨事について、「旅客機は撃墜された」との見方がウクライナ政府から示されました。 「注意してほしいのは、今回の件は事故や災害ではなく、テロによる攻撃とみているという事実だ」(ウクライナ ポロシェンコ大統領) 墜落現場は、ウクライナ政府軍と親ロシア派が激しく戦闘を続けるウクライナ東部のドネツク州の領内。ロシアとの国境からはおよそ50キロ離れていて、ウクライナのポロシェンコ大統領は、ウクライナ東部の親ロシア派が旅客機を墜落させたという見方を示しました。 親ロシア派による攻撃との見方を示したウクライナ政府は、親ロシア派が「民間機を撃墜した」とする会話の傍受記録を公開しました。 「たった今、飛行機が撃ち落とされた。ヨナキエフの向こうに落ちた」 「パイロットたちはどこだ?」 「撃たれた飛行機を捜しに行った。煙が上がっている」(親ロシア派武装勢力とされる会話) これに対し、親ロシア派側は・・・ 「ウクライナのマスコミが、飛行機を撃ち落としたのは私たちの軍だと非難するのではと懸念していますが、それは技術的に不可能です」(「ドネツク人民共和国首相」を自称するボロダイ氏) 親ロシア派は「1万メートルの上空を飛んでいた旅客機を撃ち落とす武器は持っていない」と否定。ウクライナ空軍機が旅客機を撃墜したと主張しています。また、現場の捜索作業のために短期間の停戦に応じることを表明。そして、墜落原因の鍵を握るフライトレコーダーの1つを親ロシア側が押収したことを明らかにしています。 こうした中、ロシアのプーチン大統領は「旅客機墜落の責任はウクライナ側にある」と述べています。 「何がなぜ起きたのかを究明するため、アメリカ政府はあらゆる支援をする」(アメリカ オバマ大統領) これに対し、アメリカ政府は、マレーシア航空機が消息を絶つ数分前にミサイル発射のためのレーダー照射が現場周辺で確認されたことなどを根拠に、墜落原因は地対空ミサイルの攻撃による撃墜と事実上断定。「誰がミサイルを発射したか」については、発射地点の特定やミサイルの性能分析など、独自の軍事情報を駆使して、できるだけ客観的な情報を集めるとしています。 国連は日本時間の18日夜、安保理の緊急会合を開きます。それに先立ち、潘基文(パン・ギムン)事務総長は、国際的な徹底した調査を呼びかけました。また、日本政府は原因の究明に協力していく方針で、安倍総理は「日本としてできることがあれば、国際社会とともに行っていく」と述べました。 旅客機が到着する予定だったクアラルンプールの空港では、遺族が集まり、悲痛な表情を浮かべて、いったい何が起きたのか、情報の提供を求めていました。今回の墜落を受け、世界各国の航空会社は相次いでウクライナ上空の飛行を避けるルートに変更しています。(18日16:31)
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