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イスラエル軍が作戦強化を宣言、ガザ市民10万人に退避勧告
http://news.tbs.co.jp/20140716/newseye/tbs_newseye2251012.html
パレスチナ暫定自治区ガザとの戦闘再開で、初めてイスラエル側に死者が出ました。一方、ガザの死者は200人を超えています。イスラエル軍は作戦強化を宣言、新たにガザ市民10万人に退避勧告を出しました。
一旦は受け入れた停戦案が撤回されました。イスラエルは、ガザを支配する強硬派ハマスへの空爆を再開。ハマス側も攻撃を続けています。
ガザとイスラエルの間にある検問所付近では、ガザ側からの砲弾でイスラエル人男性が死亡。この紛争で初めてイスラエル側に死者が出ました。
一方、ガザ側の死者は200人を超え、子どもを含む多くの一般市民も犠牲になっています。イスラエルからの空爆は多い日で一日300回以上続きました。ガザの住宅地もターゲットになり、空爆までの手順の一端も明らかにされています。
まず、小規模な空爆が行われます。そして、およそ1分後・・・。住民は、この15分前に攻撃予告を受け、かろうじて命は助かりました。しかし、生活の場も含め、すべてを失いました。こうした2段階による攻撃は「Knock on the Roof(屋根をノックする)式」とも呼ばれます。イスラエル軍は別の空爆直前に行った通話記録も公開しました。
「全て順調ですか?あなたの建物は次の空爆ターゲットに隣接しています」(イスラエル軍のオペレーター)
軍のオペレーターは付近に市民がいないことを確認したいと続け、こう締めくくります。
「全員に避難を伝えてください。5分後に空爆します」(イスラエル軍のオペレーター)
「ハマスによる攻撃は許されない。我々は反撃します。空爆地のガザ市民には避難を告げ、危険にさらされないようにしている」(イスラエル軍の報道官)
イスラエルは国際社会に空爆の正当性を強調。無差別に一般市民を狙うハマス側を非難します。ガザでボランティアを行う日本人はどう見ているのでしょうか。
「(居住者)全員を連れて外に出て逃げるには(時間が)絶対足りない。(2発目の)ミサイルの威力はかなりあるので、仮に外に出られたとしても飛び散った破片でのけがは容易に想像できる」(日本国際ボランティアセンター ガザ担当 金子由佳さん)
ガザの障害者施設がターゲットになったこともあり、障害のある女性2人も死亡しています。
「市民がそこにいると分かって 空爆していることに、まず問題があって、完璧な国際人道法違反ですし、国際人権法違反。(事前に)電話すればいいという話でもそもそもない」(日本国際ボランティアセンター ガザ担当 金子由佳さん)
攻撃再開で作戦を強化するとしたイスラエル軍。今までハマスの拠点、北部を狙っていましたが、新たに東部に住む10万人に退避を呼びかけました。(16日23:21)
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