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イスラエル・ガザ攻撃の本当の狙いは、アラブ人殺戮
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-06da.html
2014年7月15日 マスコミに載らない海外記事
30年以上昔の、第一次レバノン戦争以来、アラブ人殺害は、イスラエルの主要な戦略手段となった。現在のガザでの非道な戦争も何ら変わりはない。
Gideon Levy
2014年7月13日
"Haaretz"
「プロテクティブ・エッジ作戦」の目的は平安を取り戻すことだ。民間人殺害だ。マフィアのスローガンが、イスラエル公式政策になってしまった。イスラエルは、もしガザの何百人ものパレスチナ人を殺してしまえば、静かになるだろうと本気で信じている。既に再武装する能力があることを証明済みのハマース武器庫を破壊しても、無意味だ。ハマース政権の打倒は、イスラエルも望んでいない、非現実的な(しかも違法な)目標だ。諸々の代案はもっと酷いことになることが分かっている。そこで、軍事作戦の目的は一つしかなくなる。大衆の歓呼を伴う、アラブ人に死を、だ。
イスラエル国防軍では、既に“苦痛の地図”という悪魔的発明が、同様に悪魔的な“標的の岸辺”に取ってかわっており、その地図は不快なほどの勢いで拡張している。(アラビア語版の姉妹局とは違って)一方に偏らない本格的テレビ局アル・ジャジーラ英語版をご覧頂き、その成功ぶりもご確認願いたい。いつも通り、イスラエル人犠牲者にとってのみ開かれている、イスラエルの“開かれた”放送局では目にすることはできないが、アル・ジャジーラでなら、真実を丸ごと見ることが可能で、皆様は衝撃さえ受けるだろう。
ガザでは遺体が山積みとなり、イスラエルが自慢しているすさまじい大量殺戮の、絶えず更新される集計は、土曜昼の時点で、既に24人の子供を含む何十人もの一般市民にのぼっている。恐怖と破壊に加え、何百人もの人々が負傷した。既に学校一校と、病院が一つ爆撃された。狙いは住宅攻撃であり、いくら正当化しても無用だ。たとえイスラエル国防軍が、そうした対象を“指揮統制センター”やら“会議室”だと呼ぼうと、これは戦争犯罪だ。イスラエルのものよりずっと残虐な攻撃もあるが、お互い、対一般市民攻撃しているにすぎないこの戦争は、象対ハエで、ここには避難民すらいないのだ。シリアやイラクとは対照的に、ガザでは、住民は、命が助かるよう、逃げ出すという贅沢は許されていない。檻の中には逃げ場はない。
30年以上昔の、第一次レバノン戦争以来、アラブ人殺害は、イスラエルの主要な戦略手段となった。イスラエル国防軍は軍に対して戦争をしかけるのではなく、主な標的が一般市民なのだ。アラブ人は誰でも知っている通り、殺し、殺されるためだけに生まれるのだ。彼等の人生には他に目的がなく、イスラエルが彼等を殺害するのだ。
もちろん、人々はハマースの手口に激怒している。イスラエルの人口稠密な部分を狙うロケット攻撃のみならず、ガザ西岸の過密状態を考えれば、代替案はないかも知れないが、自ら人口稠密な中心地に身を置いており、ガザの一般市民は、サイレンに気を配ることも、避難所や守られた場所も無しに、イスラエルの残虐な攻撃にあいやすくしている。これは犯罪的だ。イスラエル空軍による集中砲火も、結果、意図、いずれの点においても同様に犯罪的だ。ガザには、何十人もの女性や子供達が暮らしていない家屋など、一軒たりとも存在しない。それゆえ、イスラエル国防軍は、無辜の一般市民を傷つける意図はないと主張するのは不可能だ。最近行われた、ヨルダン川西岸テロリスト住宅の破壊への反対はわずかだったにせよ、今や何十軒もの家屋が、住民共々破壊されているのだ。
退役将校や現役の解説者達は、最も極悪非道な提案を競い合っている。“我々が連中の家族を殺害すれば、連中も脅えるだろう”とオレン・シャホール少将(予備役) は、眉一つ動かさず、そう説明した。“連中が巣穴から出てきた時には、ガザだと連中が思えない程の状況を、我々は作り出さなければならない”と述べた将校もいる。疑いようもない破廉恥さ。次回のゴールドストーン調査までは。
目標のない戦争は、戦争の中でも、最も悪魔的だ。意図的に、一般市民を標的にするのは、極悪非道の極みだ。イスラエルでも、今やテロが支配しているが、さなきだに惨めな生活が、今や完璧に物凄いものと化した、ガザ住民180万人が一体どういう状態かを想像できるイスラエル人は一人もいない可能性が高い。ガザは“スズメバチの巣”ではなく、人間絶望の地域だ。ハマースは軍隊ではなく、あらゆる恐怖戦術を駆使してはいても、軍隊からはほど遠い。ハマースが、言われているような、高度なトンネル・ネットワークを本当に構築したのであれば、テルアビブのライト・レール網をとうの昔に建設していないのはなぜだろう?
1,000回の出撃と、爆弾1,000トン投下は、ほぼ実現しており、イスラエルは既に実現された“戦勝写真”を待っている。アラブ人に死を。
記事原文のurl:http://www.informationclearinghouse.info/article39082.htm
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理不尽な戦争を辞めろと、心ある方々が、この国の大使館周辺で抗議デモをしようとしている写真を見た。もう大変な警備。
属国の庶民は、政権が売国行動で、派兵を推進するのに反対してデモにゆくとがっちり固められた警備にあい、それを押しつけている大元の宗主国への抗議デモなど全く不可能な状態の警備だという。準宗主国の大使館ゆえ当然なのだろう。
属国民はつらいよ。
国会論戦?で、宗主国への攻撃はとりわけ重い?というような表現があったような気がする。中近東の機雷除去作戦は対象になると言っていた、と思う。こういうところ、大いに曖昧になってしまう。
大本営広報部・電気洗脳機で、そういう場面になると、即座に音声を消し、局を切り換えるよう反射神経を鍛えすぎ、最近真面目に見られない為だ。
『文藝夏冬』の「隣国はなぜ平気で嘘をつくのか」と違い、迫力ある記事。
原典がイスラエルのジャーナリズムであることに感心してしまう。
地下鉄吊り公告「宗主国政府はなぜ平気で嘘をつくのか」であれば購入したのに。
本当の原文Haarez記事は下記だが、有料読者以外読めない。
http://www.haaretz.com/opinion/.premium-1.604653
今回のインチキ翻訳記事を参考に、良い記事を載せる英語新聞有料読者が増えますように。大本営広報部・電気洗機視聴を辞め、代金を当てれば、簡単に思える。
宗主国傀儡・属国支配者にとってのみ開かれている、属国の“開かれた”公共放送局では目にすることはできない記事。
あそこでは、多少でも不都合な放送すれば、クレームが付き、即座に番組組み換えになる。罰を受け、首にもなりかねない。
とはいえ昨晩、偶然見た銀行の武器取引を追求する映画「ザ・バンク 堕ちた巨像」面白かった。おかげで翻訳が遅くなった。
もちろん、悪徳銀行、宗主国銀行でなく、銀行の犯罪を追求する正義のインターポール調査官は、宗主国のハンサム男性。
そうでなければ映画は作れない。
放送局の良心ある方は、各自国名を入れ換えてください、というお考えで放送されたのだろうと勝手に推測し、頭の中で入れ換えて見ていた。
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