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アメリカの様々な戦争の退役軍人: アメリカ人砲弾の餌食はどういう状況にあるか?
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-a801.html
2014年7月12日 マスコミに載らない海外記事
Bill Quigley教授
Dissident Voice
2014年7月7日
7月4日に称賛したとて、何百万人ものアメリカ兵や退役軍人は、深刻な状態にある。
退役軍人管理局によると、毎日22人の退役軍人が自殺している。ロサンゼルス・タイムズの調査では、退役軍人は、他の一般国民自殺率の二倍以上だ。現役兵士の、特に男性兵士の自殺は、全国的な一般人の率を大幅に越える。USAトゥデイは、一般市民男性では、100,000人中、19.9人の自殺率だが、これに比べ、男性兵士の場合の自殺率は、100,000人中、31.8人で、男性州兵では、100,000人に34.2人だと報じた。
アメリカ合州国住宅都市開発省によれば毎晩57,000人以上の退役軍人がホームレスだ。
労働省によれば、911以降の退役軍人の間では、失業率は一般大衆よりずっと高い。
上院報告によれば、140万人以上の退役軍人が極貧生活を送っており、更に140万人も、極貧生活すれすれだ。18歳から34歳の退役軍人中、12.5パーセントが貧困の中で暮らしている。
900,000人以上の退役軍人が食料切符を給付されている世帯で暮らしていると非営利シンクタンクCenter on Budget and Policy Priorities(予算政策優先度研究センター?)が報じている。CNNによれば、現役軍人が食料切符を使用している率は史上最高に見える。更に、現役軍人家族の多くが、低所得軍人家族用として、食料切符代わりを目指した、軍の特別補足給食手当を受けている。
退役軍人管理局は、350万人以上の退役軍人が、障害者給付を受けており、35万人以上の退役軍人遺族が、死亡給付金を受けていると報告している。130万人以上が湾岸戦争の退役軍人で、これまでのどの戦争よりも数が多い。給付金額は、月100ドルから、月3000ドルと様々だ。
何十万人もの退役軍人が、退役軍人管理局の支援を求めて申請している。退役軍人管理局は、555,180件の未決の傷害給付請求や、恩給請求があると報告している。25万人以上、268,348人が、125日以上も待たされている。Nextgovは、2013年に電子的に申請された、300,000件もの傷害給付請求は不完全で、権利が消滅し始めると報じている。更に、25万人以上の退役軍人が、障害給付請求決定に不服申し立てをしている。退役軍人管理局に拒否された件に対する退役軍人不服申し立ては、申し立て処理に、平均923日間かかる。
十分な証拠で裏付けられた問題が最近大いに報道された退役軍人の医療には、年間640万人以上の人々への医療、400万人の退役軍人、遺族や子供達への補償、700,000人への教育給付金や、629,000人への保証付き住宅ローンなども含まれている。2013年の退役軍人管理局プログラムの経費は、3540億ドルだった。
アフガニスタンとイラクから帰還して以来、退役軍人の精神衛生医療に対する要求が急増しており、カリフォルニア州にある医療施設からの、精神衛生治療を求める退役軍人の数が40から60パーセント増加した報告もある。退役軍人管理局は、それ以外のアメリカ国民の場合は、わずか7パーセントであるのと対照的に、医療の11パーセント以上が、精神衛生医療に向けられていると議会に報告している。
米国医学研究所の2014年の報告書によれば、2000年から2011年の間に、約100万人の退役軍人が、少なくとも一件の精神的疾患があると診断され、ほぼ半数に複数の精神的疾患があった。他の米国医学研究所報告では、アフガニスタンとイラクに派兵された、現役と元軍人の推計8パーセントが、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されていると言う。他の議会報告は、精神衛生医療を受けている退役軍人の数が、100万人を大幅に上回ることを示している。退役軍人管理局は、PTSD治療に、年間30億ドル以上費やしているが、効果や治療がうまくいったかどうかについては、ほとんど情報を集めていない。
恥ずべきことだ。
Bill Quigleyは、ニューオリンズ、ロヨラ大、法律学教授で、Center for Constitutional RightsのAssociate Legal Director。彼とは、quigley77@gmail.comで連絡できる。彼の他の記事を読む。
記事原文のurl:http://dissidentvoice.org/2014/07/what-happens-to-cannon-fodder/
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社員の三分の二が移動した大本営広報部があるという驚くべき記事。
例えばどこか食堂で、客が減ったからといって、店員の三分の二が移動したら、客は増えるだろうか?あるいはメーカーで、売上が減ったからといって、社員の三分の二が移動したら、売上は増えるだろうか?常識的に逆だろう。
宗主国の現在は属国の明日。
BS-TBSで、坂本冬美が歌う『岸壁の母』を見た(聞いた?)。
同様の曲、今後も作られることになるのだろうか?
「希望は、戦争」から一部転記させて頂く。上記その「希望の結果」ゆえ。
もちろん、戦時においては前線や銃後を問わず、死と隣り合わせではあるものの、それは国民のほぼすべてが同様である。国民全体に降り注ぐ生と死のギャンブルである戦争状態と、一部の弱者だけが屈辱を味わう平和。そのどちらが弱者にとって望ましいかなど、考えるまでもない。持つ者は戦争によってそれを失うこ とにおびえを抱くが、持たざる者は戦争によって何かを得ることを望む。持つ者と持たざる者がハッキリと分かれ、そこに流動性が存在しない格差社会においては、もはや戦争はタブーではない。それどころか、反戦平和というスローガンこそが、我々を一生貧困の中に押しとどめる「持つ者」の傲慢であると受け止められるのである
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