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AFP Photo / Alexander Khudoteply
東ウクライナの出来事は‘民族浄化作戦の開始’
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2014年7月 9日 マスコミに載らない海外記事
和ダニエル・マキャダムスは、ロン・ポール平和・繁栄研究所の常任理事。彼はアメリカのロン・ポール下院議員(共和党-テキサス州)の外交問題顧問を、12年間つとめている。
公開日時: 2014年7月5日、16:40
キエフと自称東部共和国諸国との間の、今後のあらゆる交渉は、東部側の降伏に関する交渉になるだろうと、ロン・ポール研究所常任理事のダニエル・マキャダムスは、RTに述べ、ウクライナ当局は民族浄化を遂行していると語った。
RT: 民間人は標的ではなく、軍隊はウクライナの東部を解放しているのだというポロシェンコ大統領には同意されますか?
ダニエル・マキャダムス: プロパガンダ史上で、最も念入りな欺瞞作戦でない限り、私が目にする全てのものが、キエフのジェット戦闘機や軍が村々を全滅させていることを示しています。新大統領が既に“我々は攻撃して、我が国を解放する”と言っているのですから、何も驚くべきことではないと思います。しかし、彼の政権メンバーは、東部の人々を、人間以下の存在、昆虫や、他の代物だと呼んでいます。最初に相手の人間性を失わせておいて、民族浄化作戦を開始するのです。現在、東部で我々が目にしているのは、民族浄化作戦の開始だと私は思います。既に100,000人以上の人々が、ロシアに逃れています。ですから、これは過去に欺瞞とウソを利用した政権であり、今、その繰り返して見ているのだろうと思います。
RT: しかし、これが民族浄化作戦だとおっしゃる場合、目的は何でしょう? つまり、ウクライナ東部で暮らしている人々が、例えロシア志向で、ロシアに共感しているとしても、彼等は依然、ウクライナ国民でしょう。
DM: その通りですが、彼等はキエフから断ち切られてしまってもいるのです。今日、非常に皮肉なことに、アメリカで、我々は選挙で選ばれたわけではない、圧政的な、遠くにある政府から、離脱した238回目のアメリカ独立記念日を祝っています。ところが、まさにその同じアメリカ政府が、今や全く同じこと、圧政的で、自分達の考え方を代表していないと感じる政府から離脱する能力、を要求している東ウクライナの人々を弾圧する為、最善を尽くしているのです。ですから、アメリカに座して、独立記念日を祝うというのは、実際、悲しい皮肉です。
RT: ポロシェンコ大統領は、こうした共和国と、交渉の新たな時間と場所を提案しています。彼はどれほどこうした交渉に本気だとお考えでしょう?
DM: ええ、彼は本気でしょうが、彼の立場に既に明らかです。降伏するか、殺されるかだぞ。ですから、交渉は、私が間違っていな限り、またその可能性は極めて大きいのですが、私が間違っていることを願いますが、交渉はほとんど降伏の条件についてのものでしょう。そこで、こうしたものは言葉の本当の意味における交渉ではありません。これに関して、楽観的になるのは困難です。
RT: すると、結果的にどのようなことになると思われますか?
DM: 私がひどく間違っていない限り、ここから大したものは生まれないと思います。キエフのこのクーデター後の政権を良く見れば、これは実際はオレンジ革命2.0です。任命された連中を良く見てください。連中は全てユシチェンコの焼き直しです。連中は全員がポロシェンコの取り巻き連中、億万長者オリガルヒです。ですから、ここに何も新しいものなどありません。もしこれが、腐敗を克服し、新たに出発する為の革命なら、これは実に驚くべきやり方です。ですから、オレンジ革命1.0より、遥かに暴力的なやり方だという以外、全く何も期待していません。
本コラムの主張、見解や意見は、もっぱら筆者のものであり、必ずしもRTのそれを代表するものではない。
記事原文のurl:http://rt.com/op-edge/170592-cleansing-campaign-eastern-ukraine/
元記事の冒頭には、英語版のRTビデオがある。残念ながら、どうやっても、そのビデオ、このページに貼り込めない。この文章はその書き起こし。
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