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<シリア>化学兵器からサリン検出 アサド政権側使用強まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140705-00000052-mai-m_est
毎日新聞 7月5日(土)15時1分配信
【ブリュッセル斎藤義彦】化学兵器禁止機関(OPCW)にシリア政府が自国の所有と認めた使用済みの化学兵器から、サリンが検出されたことが5日分かった。シリアはOPCWに「反体制派に盗まれた」と主張しているが、昨年8月にシリアで起きたサリン攻撃は、アサド政権が実行した疑いがさらに強まった。また、シリア政府がOPCWに報告した化学兵器の所有情報と実際の廃棄量に食い違いがあり、シリアが化学兵器を隠し持っている可能性があるとみて、OPCWが調べている。
OPCW外交筋によると、一連の問題は8日からのOPCWの決定機関・執行理事会で協議される。OPCWが国連安全保障理事会に宛てた6月25日付の報告書などによると、シリアは昨年10月の報告書で、使用済み化学兵器弾の弾頭部分が二つあると申告した。OPCWの調査で弾頭部分からサリンを検出。サリン入りの化学兵器2発がシリア国内で使用されたことが確定した。シリア政府は、政府所有の化学兵器弾だと認めたが「反体制派が使用した」と主張している。
昨年8月に200人以上が死亡したダマスカス近郊のサリン攻撃について、国連調査団がサリン使用は断定したものの、使用者は特定していなかった。
一方、OPCW外交筋によると、シリアが昨年10月に化学兵器禁止条約に加入した際、化学兵器の保有や廃棄の情報をOPCWに申告したが、実際の生産量と申告内容が一致していない。今後、シリア政府の申告に基づき約1300トンを米軍輸送船などで廃棄するが、それ以外にも「化学兵器が存在する疑いがある」(外交筋)という。
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