【カイロ秋山信一】ケリー米国務長官は２７日、訪問先のサウジアラビア西部ジッダで、シリア反体制派主要組織「シリア国民連合」のジャルバ議長と会談した。ケリー氏は、シリア、イラク両国でのイスラム過激派組織「イラク・レバント・イスラム国（ＩＳＩＬ）」の勢力拡大を抑えるため、反体制派支援が重要だと強調した。

　米国務省によると、ケリー氏は会談に先立ち、「ＩＳＩＬを押し返すために重要な役割を果たせる」とシリア反体制派への期待感を表明した。ジャルバ議長は、ＩＳＩＬがシリア東部デリゾールでも攻撃を強めていると警告し、支援強化を要請した。

　オバマ米大統領は２６日、反体制派に対する５億ドル（約５０８億円）規模の追加支援の承認を議会に求めた。シリアではアサド政権、反体制派、ＩＳＩＬが互いに敵対しているが、反体制派が最も劣勢だ。追加支援は反体制派の軍事力を強化し、アサド政権だけでなく、ＩＳＩＬへの圧力を強める狙いがある。

http://mainichi.jp/select/news/20140628k0000e030158000c.html 　

コメント
01. 2014年6月29日 23:06:17 : Z19jZVhWJA 反体制派を支援するということは、当該国の独立自体を認めないつまりもう何でもありということ。支援理由はアメリカの言いなり政権を作ることが出来る勢力であること。

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