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米とイラン・シリア、対イラクで利害一致 過激派掃討狙う(日経新聞)
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/285.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 27 日 01:37:45: igsppGRN/E9PQ
 

米とイラン・シリア、対イラクで利害一致 過激派掃討狙う
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2603O_W4A620C1FF1000/
2014/6/26 23:25 日経新聞


 【ドバイ=久門武史】イラク情勢をめぐる各国の利害関係の「ねじれ」が顕在化してきた。イラクのマリキ政権をめぐっては、米国が軍事顧問団を派遣する一方、米国と核開発問題をめぐって対立するイラン、さらには自国での内戦を機に米国との敵対関係が深まったシリアも事実上共闘。イラクをめぐって米国とイラン、シリアが奇妙な「呉越同舟」の状態になってきた。

 イラクのマリキ首相は26日、イスラム教スンニ派の過激派武装組織「イラク・シリアのイスラム国」に対し、シリアのアサド政権軍がこのほど同国内で攻撃をしたことを明らかにしたうえで、これを「歓迎する」と表明した。英BBC放送が伝えた。

 「イスラム国」はシリア内戦でアサド政権と戦って勢力を拡大。イラク北部にも侵攻し、両国にまたがるイスラム国家の樹立を目指している。アサド政権は「イスラム国」の矛先がイラクに向かったのを好機とみて掃討に動いているようだ。

 一方、米国はマリキ政権を支援しており、反「イスラム国」という点ではアサド政権と利害が一致する。ただシリア内戦ではアサド政権打倒を目指す反体制派を支援している。

 米国はイラクに軍事顧問団を最大300人派遣すると表明し、第1陣の約90人が24日、バグダッドに入った。だが、空爆など直接の軍事介入には慎重だ。

 その間にも隣国イランは革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」の要員をイラクに送って共闘態勢を築いているほか、毎日2便の輸送機で軍需物資を供給。バグダッドの基地を拠点に、イラク上空で無人偵察機も飛ばしている。米紙ニューヨーク・タイムズなどが伝えた。

 イランとシリアは長年協力関係にある。

 イラク大統領府は26日、新政権発足に向けた議会を7月1日に招集すると発表。マリキ首相は憲法に従い新政権を発足させる方針を示していた。

 一方、中東の衛星テレビ局アルジャズィーラによるとイラクのシーア派の有力指導者サドル師は「新しい人物とあらゆる勢力による国民政府が必要だ」と演説。事実上マリキ首相に退陣を求めた。スンニ派やクルド人に加え、マリキ首相の支持基盤のシーア派からも退陣圧力は強まっている。

 武装組織の侵攻に伴う犠牲者は拡大している。国連は24日、5〜22日に少なくとも1075人が死亡したと発表した。集団処刑された民間人、警官、兵士を含むという。

 

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コメント
 
01. 2014年6月27日 02:41:04 : TGgfYEbPRU
オバマがネオコンやイスラエル・サウジアラビアと対峙する気になったってことなんだろか・・・?
うーん、ウクライナで進行してる事態と比較するとやっぱり違う気がする・・・。
クルドに権益握らせて裏口で石油売りさばいて暴利を得るってところじゃないかな・・・。

02. 2014年6月27日 09:50:43 : nJF6kGWndY

もう昔の単純な図式など、とっくに通用しなくなっているというだけの話

03. 2014年6月27日 11:12:10 : YylixLkL5Y
イラン 過激派掃討など狙っていない。イランに対する経済制裁の解除とイラク南部への影響力増大狙う。

シリア 現政権はすでに国を統治する能力は失っている。回復はまず無理。

アメリカ イラクの石油利権を手に入れイラクをアメリカの経済政策で運営することを狙っている。これはまず無理。

一般的には同床異夢という。


04. 2014年6月27日 12:51:43 : FGnOQRqLW9
イランはイラン・イラク戦争ではイスラエルとだって手を組んだのだし
この程度の「呉越同舟」は別に驚くようなことでもなんでもない。

05. 2014年6月27日 13:00:16 : RTWWw8j8P6

アメリカが世界中でまた裂きになっているのは確かだな。

06. 2014年6月28日 20:36:07 : Zb4a8FvMiE
アングル:イラクから東南アジアへ、SNSが拡散する「過激思想」
2014年 06月 28日 08:34 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0F22LQ20140627&channelName=topNews#a=1
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「クアラルンプール/バンコク 26日 ロイター」 - シリアやイラクで台頭するスンニ派過激派組織は、ソーシャルメディア(SNS)を活用して、外国人の勧誘活動を進めている。東南アジアやオーストラリアの治安当局者は、中東での戦闘に触発され、新たな世代の過激派が育つのではないかと警戒を強めている。

ここに、過激派が作成した1本の映像がある。そこには、スキーマスクやスカーフで顔を覆い、銃を構えた4人の男たちが、リラックスした様子で壁にもたれる姿が映し出されている。撮影している人物によれば、彼らは戦闘に参加するためシリアにやってきたインドネシア人たちだという。

続いてカメラは1人ずつを映し出し、それぞれ母国でどんな職業についていたか紹介する。1人目は元軍人、次はビジネスマン、その次は大学生、そして最後に映ったのは自動小銃AK47によりかかった10代前半の少年だった。

「インドネシアの兄弟たちよ、恐れてはいけない。恐怖とは悪魔の誘惑なのだ」。ユーチューブに掲載されたこのビデオの撮影者は、こう訴えた。

1990年代、インドネシアやマレーシア、フィリピンからは数百人のイスラム教徒がアフガニスタンに渡り、アルカイダの軍事訓練を受けた。その後彼らは、そこで得た軍事技術と思想を自国へ持ち帰った。2002年に202人の犠牲者を出したバリ島のナイトクラブ爆破事件も、そうした人物らによる犯行とみられている。

内戦状態が続くシリアには、マレーシアから30人以上、インドネシアからは56人が戦闘のために渡った。安全保障問題の専門家は、実際の数はこれよりも多いとみている。

豪政府は、およそ150人のオーストラリア人がイラクやシリアでの戦闘に加わるため中東に渡ったとみており、そのうち一部は組織の主導的役割を担っているという。

冒頭のビデオに登場した人物らも含め、こうした外国人の多くは、イラク北部から西部に進攻しているスンニ派の過激組織「イラクとレバントのイスラム国(ISIL、ISISと呼ばれる場合もある)」に参加したと考えられている。ISILはイラク第2の都市モスルや、ヨルダンとの国境の町などの重要拠点を相次いで掌握した。

マレーシアの副内務相はロイターの取材に対し、同国でも懸念が高まっていると述べた。今年4月以降、同国の警察は、ISILと関係があるとみられる過激派の構成員少なくとも16人を逮捕した。その一部は、同国北部のジャングルで軍事訓練を受けていたという。

オーストラリアのビショップ外相は23日、安全上の理由から過去数カ月間に「相当数の」旅券を失効させたこと明らかにするとともに、さらなる対策を進める考えを示した。同外相は「過激な思想に染まった人物がテロリストとして訓練を受けて帰国し、国の安全に脅威を及ぼす恐れがある」と議会で証言した。

米安全保障戦略コンサルティング会社のソウファングループによると、シリアで活動する外国人戦闘員の出身国として最も多いのがサウジアラビア、チュニジア、モロッコ、ロシアで、その数は推定1万1000人に上る。

一方、オーストラリア、マレーシア、インドネシアの3カ国から渡ったと公式に確認されているのは、現在のところ236人にとどまっている。

<最後の戦い>

世界最大のイスラム教国であるインドネシアは、長年、東アジアにおけるイスラム過激派の中心地だった。バリ島爆破事件を起こしたジェマ・イスラミア(JI)など、さまざまなグループが生まれてきた。

インドネシアのシンクタンクは、今年1月に発表した報告書の中で、シリアの問題が同国の過激派をかつてないほど活発化させていると指摘。その背景として、シリアとその周辺地域において「最後の戦い」が始まるという教えが広がっているためだとしている。

インドネシア過激派のウェブサイト「アル・ムスタクバル」の編集長は、ISILが快進撃を続けていることは明らかで、イラクの都市を次々と陥落させており、「やがてバグダッドも陥落する。これは神の意志だ」と述べた。

JIの精神的指導者であるアブ・バカル・バシル容疑者や、影響力のある宗教学者であるアマン・アブドゥラーマン氏は、最近になって自らの支持者に対し、ISILを支援するよう呼びかけている。実際、ISILを支持する大規模な集会が数回行われている。

インドネシアでは当局の取り締まりにより、ここ数年は過激派が弱体化していた。しかし、シリアやイラクでの戦闘が国内の過激派に新たな息吹を吹き込むのではないかと、治安当局者は警戒を強めている。

アルカイダが活発だった1990年代と大きく異なる点は、SNSが大きな役割を果たしている点だ。過激派のメンバーはフェイスブックやユーチューブ、ツイッターなどを使ってメッセージを送ったり、「殉教者」を称えるのに利用している。

「アル・ムスタクバル」の編集長によると、ISILの人気上昇にSNSが果たした役割は大きいという。

シリアで戦闘に参加しているというマレーシア人のMohd Lotfi Ariffinは、自身や他の過激派メンバーの映像などをフェイスブックに投稿しており、そのフォロワーは1万9000人を数える。

フォロワーだと名乗る21歳のマレーシア人は実際、Lotfiに触発されてシリアでの戦闘に参加することを決心した。この男性は、自らのフェイスブックに投稿した映像の中で「最初はLotfi先生と(SNSを通して)交流を続けていた」と話す。

「先生は、私にとってこの旅がどれほど必要なものであるかを教えてくれた」。そう語る男性の横には、Lotfi本人と他のマレーシア人構成員の姿があった。

(Stuart Grudgings記者、Aubrey Belford記者 翻訳:新倉由久 編集:宮井伸明)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0F22LQ20140627?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true


07. 2014年6月29日 01:15:54 : VFDCztFkqE
あほなアメリカ、・・・はよつぶれろという感じだ。

馬鹿でとんまで 私あほです の911事件をおこしたアホ国家。



08. 2014年6月30日 19:07:08 : 8yqErxRscU
イランとアメリカの利害が一致、笑わせる。
いままであれだけイランを朝に夜に大宣伝で攻撃してきたのは何だったのか。
イランの人が入れ替わったわけではあるまい。

アメリカの戦争屋の正体がわかる。わからない君は阿呆。


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