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韓国空軍の戦闘機(AP)
【新・悪韓論】韓国空軍の戦闘機は“飛ぶ凶器” 整備不良でミサイル誤射の深刻
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140626/frn1406261140001-n1.htm
2014.06.26 夕刊フジ
4月29日、韓国関連ニュースといえば旅客船「セウォル号」沈没事故ばかりの時だったから、日本ではほとんど注目されなかった軍事ニュースがある。これを記録しておきたい。
この日の午前、北朝鮮は韓国海軍第2艦隊司令部に射撃訓練の実施を通知してきた。北朝鮮の国防委員会は前日、「核実験以上の措置を取ることもできる」という声明を発表していた。
実際には黄海の限界線(NLL)の北側海域に50発余の海岸砲が撃ち込まれただけで、限界線を越える着弾はなかった。
この時のことだ。韓国忠清北道の空軍基地から、複数のF4ファントム戦闘機が警戒のため緊急発進した。うち1機が離陸中にAIM9空対空ミサイル(サイドワンダー)を誤射したのだ。
韓国空軍の最初の発表では「ミサイルは単純に滑走路へ落下した」「ミサイルがやや損傷したが、すぐに回収し、特に被害はなかった」だった。だが、5月6日になってから「戦闘機から落ちたミサイルが滑走路に衝突した後、いくつかの破片となり、2・3キロ地点まで飛んだ」とする一部メディアの報道を追認した。
そして中央日報は同8日、こう報じた。
「7日に追加で確認された事実はそれ以上だった。ミサイルが落ちただけで済んだのではなかった。誤作動で発射されたミサイルはその後、滑走路で500メートルほど動いた後、やや浮いて1・7キロ近く飛び、また地面にぶつかって弾頭と本体が分離した。この時に落ちた破片が半径2・3キロの周辺に散った」
同紙によると、空軍当局は「機体が古く、ショートしたため、ミサイルに誤った信号を送り、ミサイルが飛行機を離脱した」と強調したという。
「機体が古いせいで、パイロットにミスはない」と言いたいのかもしれないが、整備不良であることは明らかではないか。そんな戦闘機が日ごろ、韓国上空を飛んでいるのだ。
5月22日、やはり北朝鮮が予告の上で実施した同海域での海岸砲射撃訓練を行った際は、砲弾の発射地点を捉える対砲レーダー(ARTHUR)が“機械的特性のため休眠中”だった。
韓国海軍は6月20日、北方海域に向けてならまだ分かるが、日本の領海を含む海域で射撃訓練を実施した。その成果を誇る暇もなく、翌21日には、東部の南北軍事境界線付近で、精神衛生の面で「要観察」とされていた兵士が銃を乱射し、手榴(しゅりゅう)弾を投げ、友軍5人が死亡、7人が重軽傷を負う事件が発生した。北に向かって撃っていたら、どんな事態が起きていただろうか。
「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故がある」というハインリッヒの法則は労災に関する経験則だが、軍にも当てはまるかもしれない。
■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「日韓がタブーにする半島の歴史」(新潮新書)、「悪韓論」(同)などがある。
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