http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/264.html
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混乱イラクへの米軍派遣を拒否するオバマ米大統領は弱腰どころではなく、まさに命懸けだろう:ペッピリ腰は米国某勢力に尻尾を振りまくる安倍総理の方だ
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33825013.html
新ベンチャー革命2014年6月21日 No.914
1.内戦状態のイラクへの米軍派遣を拒否するオバマはほんとうに弱腰なのか
今、シリアから流れてきたアルカイダがイラクで暴れ始め、米国戦争屋ネオコンのイラクにおける傀儡政権であるマリキ政権が米政府に軍事支援を求めていましたが、2014年6月18日の報道によれば、オバマ政権は地上軍を派遣しないばかりか、空爆すらも拒否するようです。そして申し訳程度に軍事顧問団300人を派遣するようです(注1)。戦争中毒で禁断症状が出ている米戦争屋ネオコンはもう怒り狂っているはずです。
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/32874377.html
米戦争屋ネオコンの日本向けプロパガンダ新聞に等しい産経によれば、オバマ外交は弱腰で米国民の間ではオバマ支持率が下がっているそうです(注2)。
今年11月の中間選挙を控えて、オバマが支持率を上げたいのなら、イラク内戦に米軍を派遣すべきというのが産経の論調ですが、オバマはおのれの支持率上昇より、米軍のイラク派遣を何より嫌っています。
2.米国世論は今のオバマ外交をほんとうに評価していないのか
上記、産経の報道からは、今のオバマ外交を米国民が評価していないように受け取れます、ところが、これとは違った出来事が最近起きています、それは、共和党の米戦争屋ネオコン系の有力議員であったカンター氏が予備選でまさかの落選をしているのです(注3)。この現実を考慮すると、米国民は共和党に巣食う米戦争屋ネオコンの正体を見破っており、アルカイダは米戦争屋ネオコンの傭兵に過ぎないことももう知っているのではないかと思われます(注4)。そして、オバマ政権はすでにそのことを正確に認識しているはずです、だから、米マスコミの世論調査も信じていないのでしょう、日本同様に、米マスコミも米戦争屋ネオコンに牛耳られていますから・・・。
以上の事情がわかれば、上記、産経の報道(注2)もあまり信用できません。
米戦争屋ネオコンの巣窟・共和党の次期ホープであったカンター議員落選という事実から推測すると、米国民は、今起きているイラクの内戦は、イラクに米軍を引き戻したい米戦争屋ネオコンの策謀ではないかと疑っていると思われます、日本国民よりネット情報に長けた米国民ならあり得る話です。
米国民の中には、世論調査の誘導質問でオバマ外交を評価しないような回答をさせられている人もいるでしょうが、その人は自分の息子がイラクに派遣されるとなれば、断固反対するはずです。一般の米国民はイラク戦争にこりごりしているのです、70年間近く、戦争に巻き込まれなかった日本国民にはピンと来ないかもしれませんが・・・。
3.米軍をイラクに派遣するのに消極的なオバマは米戦争屋ネオコンから嵌められる危険あり
今回のオバマの置かれた環境は、1998年のビル・クリントン大統領のそれと酷似しています。クリントン政権二期目の1997年頃、米政権から下野していた米戦争屋ネオコンはイラク戦争を始めたくてウズウズしていましたが、ネットバブルで好景気だった当時の米国では、クリントン支持率が高く、クリントンは米戦争屋ネオコンの要求を回避していました。そこで業を煮やした米戦争屋ネオコンはクリントンとモニカ・ルインスキー(イスラエル・ネオコンの諜報機関であるモサドのスパイ疑惑あり)の不倫を98年1月に暴露し、クリントンを窮地に追い込みました。結局、クリントンは98年12月、しぶしぶ、イラクへの空爆(砂漠の狐作戦)をやらされています。それでも、地上軍の派遣は認めませんでした。このように、米戦争屋は米国民を戦争に巻き込むのに手段を選ばないのです。彼ら米戦争屋ネオコンは悪徳ペンタゴン日本人を使って、あらゆる汚い手段で小沢氏を追い落とした手口が思い出されます。
さて、90年代末のクリントン時代の状況を知ると、今のオバマが水面下で米戦争屋ネオコンからどれほど恫喝されているか想像がつきます。
それでも、オバマはしぶとく、米戦争屋ネオコンの要求をかわしているとみなせます。
90年代のクリントン時代と今の違い、それは、9.11事件を境に、米国民が米戦争屋ネオコンの正体を知ってしまったという点です。そして、それがオバマの強気の元になっていると思われます。また、90年代のクリントン時代に比べて、今の米戦争屋ネオコンは、その勢いが弱まっている点です。それでも油断大敵であり、オバマはよほど警戒しないと、何されるか知れません。最悪、不審死の形で暗殺される危険もあります、ケネディ大統領のように・・・。
4.オバマのイラク空爆拒否に戦争中毒の米戦争屋ネオコンは納得するのか
本ブログは米戦争屋のウォッチをメインテーマにしていますが、これまでの彼らの行動パターンから、このまま、簡単に引き下がるとは思えません。
次にどのような手を打ってくるのか、まったく予断を許しません。
一方、オバマの方も、ケネディ大統領やクリントン大統領が米戦争屋ネオコンに何をされたかをよく研究しているはずですから、そう簡単には嵌められないでしょう。
それを知って、オバマとわれら日本の安倍総理を比較すると、安倍総理の不甲斐なさがつくづく嫌になります。また、読売や産経のように、日本のマスコミが米戦争屋ネオコンの機関紙に成り下がっている現実にもほとほとあきれてしまいます。
ところで、読売の購読者が最近、急減しているそうですが、日本国民も少しは覚醒しているのでしょうか。
注1:朝日新聞“オバマ大統領、イラク空爆の当面見送りを決断 米紙報道”2014年6月18日
http://www.asahi.com/articles/ASG6L4W0ZG6LUHBI01D.html?iref=com_alist_6_02
注2:産経新聞“オバマ支持率さらに低下、イラク情勢など影響 ”2014年6月19日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000592-san-n_ame
注3:本ブログNo.908『2014年米国中間選挙を控えて共和党有力議員カンター氏が地元予備選で早くも敗北:安倍政権に集団自衛権行使容認を急がせている背後勢力は真っ青!』2014年6月12日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33787899.html
注4:本ブログNo.911『イラクでアルカイダが活発化:戦争中毒の禁断症状が重症化している勢力に忠実な安倍政権は米兵の代わりに自衛隊員を差し出すかもしれない』2014年6月15日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33800066.html
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
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