★阿修羅♪ > 戦争b13 > 242.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
集団的自衛権で日本の相方になる米国はウクライナでネオナチを使ってロシアを挑発、開戦目論む(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/242.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 18 日 07:07:35: igsppGRN/E9PQ
 

集団的自衛権で日本の相方になる米国はウクライナでネオナチを使ってロシアを挑発、開戦目論む
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201406170000/
2014.06.18 03:10:26 櫻井ジャーナル


 アメリカ/NATOを後ろ盾とするキエフ政権がロシアに対する挑発を強めている。クーデター体制を拒否して自立への道を歩こうとしている東部地域の住民に対する虐殺を続ける一方、キエフのロシア大使館を襲撃し、オデッサの領事館に爆発物を仕掛けようとしたと思われる人物が逮捕され、17日までにロシアからEUへ天然ガスを運んでいるパイプラインが爆破され、炎が200メートルほど吹き上げているようだ。

 ウクライナ東部の戦闘を「ウクライナ軍」と「武装勢力」の衝突だと表現するのは正確でない。キエフ軍は非武装の住民を空爆で殺害している。クーデター派は反クーデター軍に責任を押しつけているようだが、もしそうなら反クーデター軍は信頼を失い、すぐに崩壊してしまうだろう。(映像1、2、3、4、5、6)
https://www.youtube.com/watch?v=F4hyNB7ItbY

https://www.youtube.com/watch?v=kHigIy0MEUE

 クーデター政権にしろ、現在のペトロ・ポロシェンコ政権にしろ、アメリカ/NATOの意向に反することはできないはず。ウクライナで治安や軍を統括していると見られ、クーデターの際にはネオ・ナチを指揮、狙撃も指揮していたと言われているアンドレイ・パルビーにしても、アメリカの特殊部隊と連絡を取り合っているとされている。

 このパルビーは1991年にオレフ・チャフニボクと「ウクライナ社会ナショナル党」なるネオ・ナチ系の政党を創設した。党名を「スボボダ(自由)」へ名称を変えた2004年には、ネオ・ナチのメンバーがバルト諸国にあるNATO系の軍事施設で訓練を受け始めている。

 2013年9月になると、ポーランド外務省がウクライナのネオ・ナチ86人を大学の交換留学生として招待、ワルシャワ郊外にある警察の訓練センターで4週間にわたって暴動の訓練をしたとポーランドで報道されている。
http://nie.com.pl/13-2014/tajemnica-stanu-tajemnica-majdanu
ポーランドの現内務大臣が創設した軍事会社ASBSオタゴの戦闘員も東部の制圧作戦に参加しているという。

 この制圧作戦が本格化するのは4月12日にジョン・ブレナンCIA長官がキエフを極秘訪問してから。14日にアレクサンドル・トゥルチノフ大統領代行が制圧作戦を承認、22日にはジョー・バイデン米副大統領がキエフを訪問、その直後から軍事力の行使へ急速に傾斜していった。5月25日にはアメリカの秘密工作を統括しているフランク・アーチボルドをはじめとするCIAのグループがウクライナを訪問してポロシェンコ大統領と秘密裏に会談、国防次官補がキエフを訪れた日にルガンスクへの爆撃が始まっている。ウクライナの軍事作戦はアメリカ政府の指示で行われているように見える。

 ウクライナで東部や南部の制圧作戦に参加している傭兵はアメリカからも来ている。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2576490/Are-Blackwater-active-Ukraine-Videos-spark-talk-U-S-mercenary-outfit-deployed-Donetsk.html
ドイツでの報道では、アメリカの傭兵会社「アカデミ(旧社名はブラックウォーター)」の傭兵約400名がウクライナ東部の制圧作戦に参加しているという。
http://www.spiegel.de/politik/ausland/ukraine-krise-400-us-soeldner-von-academi-kaempfen-gegen-separatisten-a-968745.html
この報道がある前から制圧作戦に英語を話す戦闘員が参加しているとロシアのメディアは伝えていたので、その情報の正しさが確認された形だ。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、約150名の傭兵がウクライナのソコル(特殊機動警察)の制服を着て活動していると主張している。
http://en.itar-tass.com/russia/726890

 最近、制圧作戦で注目されているのがポーランド人のイエルジ・ドボルスキ。1995年から2005年までポーランド大統領を務めたアレクサンデル・クファシニェフスキの治安担当顧問だった人物で、スラビヤンスクでアレクサンドル・トゥルチノフ大統領代行と並んで座っているところを写真に撮られている。

 ベトナム戦争やラテン・アメリカでの戦争にはアメリカ軍の特殊部隊(正規軍よりCIAに近い)が参加していたが、その実態が暴かれるようになると、「民間企業」を装うようになる。「傭兵会社」や「民間CIA」だ。そうした流れの中、1997年に海軍の特殊部隊SEAL出身のエリック・プリンスが創設した「ブラックウォーター」だ。プリンスを含めてこの会社の幹部はキリスト教系カルトの信者が多く、何人かは「マルタ騎士団」のメンバーだと吹聴している。事実上、ウクライナの戦闘にアメリカが軍事介入しているということだ。

 つまり、アメリカの少なくとも好戦派/ネオコンはロシアを挑発し、ロシアとの戦争を目論んでいる。「西側」の有力メディアも片棒を担いでいる。ウクライナのケースだけではなく、本ブログでは何度も書いてきたが、アメリカは軍事侵略を繰り返し、核攻撃も何度か計画している。

 このアメリカと軍事的に一心同体になろうという集団的自衛権とは、日本を先制核攻撃に荷担させることになりかねない仕組み。「相手から攻撃された場合」を前提にした議論は問題の本質から目をそらさせるものだ。

 イラクを先制攻撃する際にアメリカは公然と嘘をつき、日本のマスコミはその嘘に騙された振りをしていたが、そうした小細工をせず、明白にアメリカが先制攻撃して反撃された場合にも「集団的自衛権」は発動する。

 この程度のことは日本のマスコミも理解しているはず。「リベラル派」や「革新勢力」も知っていなければおかしい。こうした事実に触れず、アメリカを「善玉」あるいは「平和を望む国」と描くのは、よほど愚かでないかぎり、保身のために「知らない振り」をしているだけだ。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年6月18日 10:43:18 : nJF6kGWndY

>米国はウクライナでネオナチを使ってロシアを挑発、開戦目論む

米国が、今後、どう選択していくかは、じきにわかる

http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0ET04B20140618
コラム:イラクをめぐるオバマ大統領の「あり得ない選択」
2014年 06月 18日 10:24 JST
Bill Schneider

[16日 ロイター] - イラクは米国による国造りの大胆な実験だったが、結果的に大失敗となった。米国が9年にわたるイラク戦争で成し遂げたものが消滅する様子を目の当たりにし、われわれはそのことを理解しつつある。

この戦争で米国は4500人近い死者、約3万2000人の負傷者を出し、8000億ドルの税金を費やした。

ジョージ・W・ブッシュ前大統領が2000年に初めて大統領選に出馬した際、「『軍隊』と『国造り』という言葉を同じ文で使う相手と選挙を戦っている事実を懸念している」と語り、国家建設を軽視する考えを示した。

では、その4年後に米軍がイラクで行ったことが国造りでなかったとしたら、一体何だったのだろう。

米軍は多くのことを極めて首尾よく遂行できる。戦争を行ったり、侵略を撃退したり、安全を提供したりという軍事行為だ。しかし、イラクとアフガニスタンで託された国造りという課題は、軍事ではなく政治に関するものだ。そして、政治は軍が首尾よく行えるものではなく、誰もそれを期待していない。

米国はイラク軍の訓練や装備に多額の資金を投じた。しかし、イラク兵らは同国北部を制圧したイスラム過激派を相手に、ただ武器を捨てて降伏するだけだった。

外交問題評議会のレスリー・ゲルブ名誉会長は政治情報サイトのポリティコに対し、イラク軍には武器や装備が十分にあったとした上で、「問題は彼らが戦わないことだ。政府を信用していないため、彼らには戦う理由がないのだ」と語る。

米政府は、イラクのマリキ首相が各勢力の合意に基づく政府を作るよう求めていた。しかし、イスラム教シーア派政党の指導者である同首相にはその考えがなかった。首相は少数派のスンニ派やクルド人勢力に不信感や疑念を持ち、権力を分け合う措置をほとんど取らなかった。結果として、少数派は政府に忠誠を持たず、政府存続のために戦おうとしていない。

イラクは今、崩壊しつつある。シリアの内戦はイラク国内のシーア派とスンニ派の対立を引き起こし、クルド人勢力もこの機に乗じて自治国家建設を目論んでいる。シーア派がイランの支援を受け、スンニ派が国際武装組織アルカイダの援護を受けるという勢力図。米国にとって、それはあり得ない選択だ。

ブッシュ前政権は、中東に民主主義を輸出できると信じて疑わなかった。2005年の2期目の就任演説では「ブッシュ・ドクトリン」を表明し、「わが国における自由の存続は、以前にも増して他国での自由の実現にかかっている」と主張。「ゆえに、この世界から専制政治をなくすという究極の目標を掲げ、あらゆる国や文化で民主主義運動や団体の発展を望み、支援するのが米国の政策だ」と訴えた。

それが議論を呼ぶ主張だということは置いておこう。もし、サウジアラビアのような国が民主主義に変われば、米国は本当により安全になるのだろうか。エジプトやガザでは民主的選挙の結果、イスラム政党が勝利を収めている。米国の政治家たちが他国で民主主義を機能させられるほど、各国の政治を理解しているかどうかは明らかではない。

明らかなのは、米国民が政治戦争を嫌悪していることだ。彼らは、米軍は軍事的勝利を得るために動員されるべきで、他国の政治に介入したり、信頼できない外国政府を権力にとどめたりするためではないと考えている。

ヒラリー・クリントン前国務長官は先週、「彼ら(イラク)の争いで戦いたいとは思わない」とコメント。「なぜなら、機能不全に陥り、各勢力を代表していない権威主義の政府のために戦うことになるからだ。そんなもののために、米国人の命を1人でも犠牲にする理由は私の知る限り全くない」と話した。

今、オバマ大統領は自らの「あり得ない選択」に直面している。米国はほぼ確実に、イラクへの介入を余儀なくされるだろう。大統領は「われわれは、これらのイスラム過激派がイラクやシリアに恒久的な足場を築かないようにする役割を担っている」と強調した。

また、オバマ氏はイラクに地上部隊を派遣しないと明言した。しかし、空爆にどの程度の効果があるかは不透明だ。敵を特定するには、特殊部隊や諜報員を現地に送る必要がある。シリア国内の標的を攻撃する必要も考えられる。

米国では「誰のせいでイラクが崩壊したのか」という議論がすでに始まっている。2011年に米軍をイラクから撤退させたオバマ大統領の決断は圧倒的な支持を受けているが、共和党は撤退が早過ぎたと大統領を非難する。

しかし、イラクを崩壊させたのは、マリキ首相にほかならない。米国がマリキ氏のような宗派意識の強い政治家を民主主義者のモデルに変えることができると考えたのは、救いようがないほど甘かった。

米国は武器や装備などを輸出することには長けている。しかし、民主主義的な政治を輸出するのは、全く不得手なのだ。

*著者ビル・シュナイダーは第一線で活躍する政治アナリストで、ジョージ・メイソン大学で公共政策学の教授を務める。


02. 2014年6月18日 15:42:46 : 0a6smUWcPg
ほんと、アメリカネオコンって
マッチポンプ戦争屋だねえ。

自分で戦火のネタを作って
戦争を煽って、武器を売りさばいて
人が死ねば死ぬほど儲かる商売。

地獄の使者とはアメリカのことなんですね。
そしてそのお友達がファシスト・アベシンゾー。


03. 2014年6月19日 07:22:03 : L78L0NsNcg
集団的自衛権で自衛隊、ウクライナ派遣。

第二次日露戦争になる可能性がでてくるな。


04. 2014年6月19日 08:28:00 : r3pqrbifJo
スノ−デン氏関連の「暴露〉という本を読みましたが、アメリカが変質していることは分かります。「ネオナチやフアシストや過激民族主義者ら」極右セクターが政権を暴力デモでかすめ取つたようなウクライナの現政権をあの手この手で支援しているのは事実だろうと感じます。ナチス、ヒツトラーの〈東方政策」の再現はロシアにとり悪夢にとりでしょう。平和解決の為にウクライナ政権は東南部の各州と連邦制や自治権拡大などを話し合い平和解決に向かうよう期待します。日本は解釈改憲での「戦争容認」が成立しアメリカ軍の一翼を担う方向ですがウクライナの戦争には関与しないと思います。「間に合わないから」。

05. 2014年6月19日 13:29:15 : YylixLkL5Y
アメリカがウクライナで開戦をもくろむ。無理無理。

アメリカはシリアでもイラクでも権益を失いつつありウクライナどころではない。
金もない。今やイランに助けを求めるありさまだ。

北アフリカのエジプトもリビアもチェニジアも政権を倒したがイラク政府と同じく統治能力はなく国民のほとんどはアメリカ憎しで満ち溢れている。

せいぜい傭兵を使ってちょっかいを出すのみだ。それもウクライナでは破綻した。

アメリカの終わりの始まりだ。


06. 夏も爽席 2014年6月19日 14:32:00 : YlJzBCjjO2yEw : RY4KzNRUYE
ダメリカはすでに
ネオコン帝国に
化している
オバマには戦争への
実質権限はまったくない
イラクについては手のうちようもない
こうなってしまったのも
ニクソン以来のツケが回ってきた
ということだろう
だが最後のあがきで
日本への締め付けが
不当に厳しくなった
不気味としか
いいようがない

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)  recommend
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 戦争b13掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧