09. 母系社会 2014年6月18日 17:07:49
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●米国では、わずか4年前の2010年に、ユタ州で銃殺刑が行われたし、 まだ、アイダホ州とオクラホマ州では銃殺刑は可能な状態。また、欧州の企業が薬殺刑用の薬を、死刑制度のある米国に輸出しなく なったため、弁護士が猛反対したのに、純度の低い薬で死刑を行い、失敗。 その結果、死刑囚が長時間、苦しむ事態が発生し、銃殺刑の復活が議論され ているという。 (薬殺刑でも、様々な理由で50人に1人ぐらい失敗し、大変な苦痛を 与えることになるという) また、周知のように、米国では、現在も政府がイスラム原理主義者を拷問 しているし、その拷問を支持する世論も多い。(日本の米軍基地にも、 イスラム原理主義者を拷問・監禁する施設があるかもしれない) 日本も、わずか70年前まで、天皇は<生き神>とか、<一億玉砕> などと言っていたし、また、フランスでは1939年まで、ギロチンによる 公開処刑が行なわれていた。 この世界は不均等発展しているのであり、また、江戸時代に普通選挙制度= 民主主義を導入することは不可能であるように・・・ ★人間には・・・歴史を超えることは不可能。 イラクのフセインは核兵器を開発している独裁者とか、アフガンの タリバンは民主主義を否定し、女性差別をしている野蛮人とかの理由で 彼らの政権を打倒したら、更に、悪い破綻国家となってしまったのである。 だから、左右の進歩主義者=啓蒙主義者のように、一概に、われわれの世界の 基準=常識で、簡単に「良い」とか「悪い」とか判断すべきではない。 ●この「イラク・シリアのイスラム国」は、元イラク軍の将校や兵士らも 吸収し、スンニ派の部族にも支持する部族があるらしい。つまり、スンニ派 を代表する勢力へと成長した可能性があり、イラクのスンニ派地域を統治 できるのは、さしあたり、この勢力しか無い可能性がある。 そうであれば、「イラク・シリアのイスラム国」には様々な欠陥があるにせよ、 当面、イラクのスンニ派地域の統治は、「イラク・シリアのイスラム国」に まかせて、イラクはクルド、スンニ、シーア派の3地域に分割して戦争状態を 終わらせ、長年、戦争で苦しんできたイラクの民衆を、とにかく戦争の惨禍 から解放するべきなのかもしれない。 イスラム社会は、我々の社会よりも良い面もある。一般の民衆には、それほど 悪い社会でもない。 やたらと銃殺するから野蛮であり、叩き潰さなければならないという我々の <正義>は、時には、より悲惨な結果を招く。 米国 死刑執行の薬物注射に失敗 http://news.livedoor.com/article/detail/8789263/
銃殺刑 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%83%E6%AE%BA%E5%88%91#.E3.82.A2.E3.83.A1.E3.83.AA.E3.82.AB.E5.90.88.E8.A1.86.E5.9B.BD |