★阿修羅♪ > 戦争b13 > 211.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
中国軍機異常接近 中国側、最初に自衛隊機が接近と反論(FNN)
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/211.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 12 日 21:42:25: igsppGRN/E9PQ
 

中国軍機異常接近 中国側、最初に自衛隊機が接近と反論
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00270467.html


中国軍機が11日、東シナ海の上空で、自衛隊機に異常接近した問題で、外務省の斎木事務次官は、中国の程永華駐日大使を外務省に呼び、厳重に抗議した。これに対し、程大使は、最初に自衛隊機が、中国機に接近してきたと反論した。
程永華中国駐日大使は「事実関係が全く違う。日本側のいわゆる抗議は、受け入れられない」、「事実関係は、まず日本側の飛行機が、中国のTu-154型機に近づいた」、「中国側として、日本側に対して、むしろ抗議すると」と述べた。
斎木次官は程大使に対し、東シナ海で、5月24日に続き、11日、中国軍の戦闘機が自衛隊機に異常接近したことに対して厳重に抗議し、再発防止を求めた。
一方、程大使は、最初に自衛隊機が中国軍機に接近し、これが危険であったために、中国の戦闘機を派遣し、監視活動を行ったと反論した。
斎木事務次官は「わたしの方からは『そのような中国の主張は、全く事実関係に合致していない』と。『中国側がそのような独自の主張を展開しているという、これは全く受け入れられない』ということを、あらためて言いました」と述べた。
日中双方は、不測の事態を回避するため、連絡体制の整備が必要だとの認識で一致したが、関係改善の見通しは立っていない。
一方、中国国防省は12日午後、ビデオ映像などを公開した。
映像は、中国国防省が12日午後、ウェブサイト上に公開したもので、日本時間の11日午前11時すぎに、東シナ海上空で、中国軍機が自衛隊機の追跡に遭い、一番近づいた際の距離は、30メートル程度だったと主張している。
そのうえで、国防省のスポークスマンは、「中国側はさらなる措置をとる権利を留保する」と、日本をけん制している。


             ◇


中国が反論ビデオ公開「自衛隊機が接近した」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2223844.html


 東シナ海でまた、中国軍の戦闘機が自衛隊機に異常接近しましたが、中国側が反論の映像を公開しました。


 「これは(自衛隊の)815だ、別の飛行機だ。もうひとつは866だ」(中国空軍の乗組員)


 これは自衛隊の情報収集機への異常接近があったのと同じ11日午前のものとされる映像で、中国国防省がインターネットで公開しました。


 中国国防省は、東シナ海上空で先に自衛隊のF15戦闘機2機が中国軍機に異常接近し、追尾したとしていて「日本は国際社会を欺いた」と反発しています。(12日17:55)


             ◇


日本のF−15が接近? 中国側が“反論”映像公開(06/12 18:09)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000028710.html


 先月に続き、また中国軍機が自衛隊機に異常接近した問題で、政府は中国側に厳しく抗議しました 。一方、中国は映像を公開、「挑発したのは日本側だ」と反論しました。


 中国機の乗組員:「番号は866番、番号は866」
 中国国防省発表の映像には、「866」と「815」の番号を付けた2機の自衛隊機が中国機に接近してきたとする様子が撮影されています。国防省は「挑発したのは明らかに日本側だ」としています。
 中国外務省・華春瑩副報道局長:「日本は、事実を無視して逆に言い掛かりをつけ、でたらめを言いふらして中国を誹謗(ひぼう)し、脅威論をあおり立てている。中国は断固反対し、強烈な抗議を申し出る」


             ◇


中国軍の戦闘機、東シナ海の公海上空で自衛隊機に異常接近
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00270387.html


防衛省は11日午後、中国軍の戦闘機が、東シナ海の公海上空で自衛隊機に異常接近したと発表した。
防衛省によると、午前11時ごろから正午ごろにかけて、航空自衛隊の「YS-11EB」電子測定機までおよそ30メートル、海上自衛隊の「OP-3C」画像情報収集機に対し、およそ45メートルの距離まで、中国軍の戦闘機「Su-27」2機が接近した。
自衛隊機などへの被害はないということだが、政府は、外交ルートを通じて、中国側に抗議した。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年6月12日 22:16:51 : eSZehBr4hY
中国が反論「150m以上の距離保ち識別行動」
2014年06月12日 20時04分

 【北京=竹内誠一郎】東シナ海上空で11日、中国軍戦闘機が自衛隊機2機に最短で約30メートルの距離まで異常接近したことについて、中国国防省の耿雁生報道官は12日、中国が東シナ海上空に設定した「防空識別圏」内で自衛隊機2機を相次いで発見したため、中国軍戦闘機が150メートル以上の距離を保って識別行動を実施したと反論する談話を発表した。

 耿氏はまた、今回の異常接近とは別に、11日午前に「防空識別圏」でパトロール中だった情報収集機「TU154」機に対し、自衛隊のF15戦闘機2機が接近、追跡してきたと主張。「接近」を情報収集機が撮影したとするビデオ映像2本も公開した。日本側が発表していない両軍機の「ニアミス」を公表することで、日本側への反論を強める狙いがある模様だ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140612-OYT1T50127.html?from=ytop_top


02. 2014年6月12日 22:18:51 : eSZehBr4hY
「自衛隊機が接近」と反発=中国国防省、異例の映像公開−日本を批判、真っ向対立

 【北京時事】中国国防省の耿雁生報道官は12日、東シナ海の公海上空で中国軍の戦闘機が自衛隊機に異常接近したことについて談話を発表。日本側の発表した事案とは別に、日本の戦闘機2機が中国機の30メートルまで接近・追跡していたと主張し、「中国側の飛行の安全に重大な影響を与えた」と反発した。その上で「国際社会を欺き、わが軍のイメージをおとしめ、地域の緊張をつくり出した」として日本側の対応を批判した。

 国防省はウェブサイト上で談話とともに、52秒のビデオ映像と写真も公開。中国機から撮影したとみられる映像では自衛隊のF15戦闘機が接近してきたように見える。自衛隊機の番号を指摘する声も録音され、F15戦闘機2機が接近したことを示唆している。

 中国国防省がパトロール中の戦闘機の映像を公開するのは異例。空軍報道官は「中国軍機が他国軍機に異常接近した状況は存在しない」と否定しており、日中が真っ向から対立する展開となった。

 国防省によると、中国空軍が、東シナ海に設定した防空識別圏で定期パトロール中の6月11日午前10時17分(日本時間同11時17分)から11分間にわたり、Tu154情報収集機がF15戦闘機2機の接近に遭ったとしている。

 一方、日本の防衛省によれば、中国軍のSU27戦闘機2機が11日午前11時〜正午ごろ、航空自衛隊のYS11EB電子測定機と海上自衛隊のOP3C観測機に後方から近づき、このうち1機が約30〜45メートルまで接近した。

 国防省はこれについて「自衛隊機2機が中国の防空識別圏内で偵察活動を行ったため、関連規定に基づき中国軍の(主力戦闘機)殲11を出動させ、自衛隊機への識別・認証を行った」と指摘。「日本側との距離も150メートル以上を保持した」として日本側の発表と食い違っている。その上で「日本側パイロットは危険で明らかに挑発的だった」と主張した。 (2014/06/12-20:49)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014061200668


03. 2014年6月12日 22:34:40 : hOYXowgsPE
まあ、少なくとも中国は飛行機の異常接近は
どちらの国がやったにしろ危うい行為である事は認めたワケだ

自衛隊機側が偵察活動で中国機にある程度先に近づいたのは事実だろう
それを中国側が挑発と判断するのは
今のところ両国間にその事について取り決めが無い以上
中国の勝手な判断であってもこちらは文句は言えない

軍事をないがしろにしろとは言わん
しかし最低限対話の外交チャンネルは作っておくべきだろう


04. 2014年6月12日 22:53:11 : cQ79uxHmns
挑発したのは日本側でしょうねぇ。。
世界を破壊する戦争屋アメリカネオコンの手先として、アメリカ様の命令に従って「戦争できる国」にするための「集団的自衛権」。
不正選挙で首相になった今の朝鮮人安倍政権は、息を吐くように嘘をつき、日本破壊を押しすすめる。日本国民の私も全く信用できませんし、吐き気がします。

▼米国のウクライナでの挑発作戦が失敗、ロシアと中国が急接近し、日本は集団的自衛権で戦争準備
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201406110000/
▼集団的自衛権で日本を「拡大版NATO」に組み込むつもりの米英支配層は庶民の貧困化で兵員補充へ
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201406120000/


05. 2014年6月13日 00:33:46 : E3XkPcBixw
【中国軍機また異常接近】中国側が自衛隊機接近の「動画」公開 日本は反論
2014.6.12 23:54

 中国軍のSu27戦闘機が11日に自衛隊機2機に異常接近した問題で、中国側は12日、中国軍機と自衛隊機が接近する様子を写した「動画」を公開し「自衛隊機が接近した」と主張した。日本側は「動画」について「11日のものではない」(政府高官)と反論した。

 【北京=川越一】中国国防省が公式ウェブサイト上で公開した「動画」は、中国空軍機と自衛隊F15戦闘機2機が接近する39秒と52秒の2本。F15の機体前方には、それぞれ「866」「815」の番号が確認できる。中国軍パイロットは「武器を搭載している」「たぶんサブ燃料タンクだ」などと通信している。

 同省は11日午前10時17分(日本時間同11時17分)から約12分間、Tu154情報収集機がF15戦闘機2機に30メートルまで接近されたと主張。さらに同日午前、自衛隊のYS11EB電子情報収集機とOP3C画像情報収集機が防空識別圏内で偵察活動を行っていたため、殲11戦闘機2機を出動させ、自衛隊機の識別・認証を行ったとしている。

               ◇

 小野寺五典(いつのり)防衛相は12日、防衛省で記者団に対し、中国側の「画像」公開について「(自衛隊機が)接近した事実はない。接近に後ろめたいことがあって自分たちで公開したのではないか」と述べた。

 自衛隊トップの岩崎茂統合幕僚長は記者会見で、YS11EBとOP3Cについて「比較的スピードは遅い。相手方の戦闘機に近づくことは物理的になかなかできにくい」と語った。

 防衛省の中島明彦運用企画局長は参院外交防衛委員会で、自衛隊機が現場で撮影した写真で中国軍機の機体番号を確認した結果、同一機が異常接近を繰り返したことを明らかにした。

 外務省の斎木昭隆事務次官は、中国の程永華駐日大使を同省に呼び厳重に抗議した。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140612/plc14061223540029-n1.htm

中国は墓穴を掘ったようだ。


06. 2014年6月13日 00:41:30 : TGgfYEbPRU
双方共に恥さらしてるだけ・・・。
その間偵察機飛ばした側の戦闘機は何してた訳・・・??
偵察機が戦闘機に 30m まで近づかれて、その間偵察機飛ばした側の戦闘機は何してた訳・・・??
打ち落とされたら被害金額幾らになるんだか・・・。
打ち落とされることで生じる安全保障上の穴を晒してるようなもの・・・。

「軍事衝突を誘発する」とか「国際的ルール」なんて言葉が出て来る当たりは、危機意識の無さの証明でしかない・・・。

日中が衝突してる間にアメリカが手のひら返して双方攻撃したら一体どうなるんだろね・・・?


07. 2014年6月13日 01:08:42 : OkXdmEWEqY
> 小野寺五典(いつのり)防衛相は12日、防衛省で記者団に対し、
>中国側の「画像」公開について「(自衛隊機が)接近した事実はない。
>接近に後ろめたいことがあって自分たちで公開したのではないか」と述べた。

事実はさておき、この人マジでなに言っているかわからないわ
「映像を公開するのはうしろめたいことがあるから」って・・・


08. 2014年6月13日 02:29:28 : jV3gbWUDmU
<戦闘機異常接近>日中関係、一層悪化も
毎日新聞 6月13日(金)0時13分配信

 東シナ海公海上を監視飛行中の自衛隊機2機に中国軍機が異常接近した問題を巡り、外務省の斎木昭隆事務次官は12日、中国の程永華駐日大使を同省に呼び、「偶発的事故の発生につながりかねない非常に危険な行為だ」と抗議した。それに対して中国国防省が「自衛隊の方が先に異常接近した」と反論する談話を発表し、ホームページ(HP)上で動画を公開すると、小野寺五典防衛相は「そのような事実はない」と再反論。日中関係の一層の悪化を懸念する声が出ている。【飼手勇介、鈴木美穂、北京・石原聖】

 ◇抗議・反論の応酬に

 中国国防省の耿雁生(こう・がんせい)報道官は12日に談話を発表し、「150メートル以上の距離を保っていた」と述べ、日本側の発表を虚偽と主張。先月24日の異常接近も含め「いわれのない中傷で国際社会をだまし、地域が緊張する雰囲気を作り出した。黒を白と言いくるめる悪質なやり方だ」と非難した。報道官によれば、11日午前10時17分ごろ、「中国近海の関係空域」で中国機ツポレフ154に対し、自衛隊のF15戦闘機2機が約30メートルに接近し、約11分間にわたり追跡。日本側が抗議した異常接近が発生したのは同じ日の午前だという。報道官は「中国の防空識別圏で偵察活動をしていたので規定により、殲11(スホイ27)2機を出動させたが、150メートル以上の距離を保っていた」と説明、領空侵犯の可能性がなくても緊急発進(スクランブル)する規定があると明らかにした。

 また、ツポレフが撮影したとするF15の写真と動画をHPで公開した。中国は西沙(英語名・パラセル)諸島での中国とベトナムの艦船衝突の映像をベトナム側が公開し、国際社会から批判されたことに神経をとがらせており、「日本が事実をねじ曲げている」と強調する狙いがありそうだ。

 日本政府は12日夕、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)閣僚会合を開催し、中国軍機の異常接近の状況などを巡って協議。小野寺氏は協議後、記者団に、中国側の反論について「そのような事実はないし、(HP上の動画の映像でも)一定の距離をとって自衛隊機は安定した飛行をしている」と強調した。

 複数の政府関係者によると、異常接近が発生した11日も自衛隊のF15が中国機に対し、緊急発進を行った。外務省幹部は12日、「全く関係ない映像を意図的に利用している」と強調。防衛省幹部は、中国側の「自衛隊機が30メートルまで接近した」との主張に対し「距離は100メートル以上はある」と反論した。

 中国軍機は5月24日にも東シナ海公海上で自衛隊機に異常接近した。防衛省幹部によると、5月と今回のパイロットは別人であることが判明。政府内では「組織的に異常接近を繰り返し、中国が設定した防空識別圏を既成事実化しようとしているのでは」(政府筋)との警戒感が広がる。一方で、斎木氏は12日、記者団に「さまざまな分野の関係者が日中の関係改善に向けていろいろと努力している過程で、このような事案が生じたことは非常に遺憾だ」と述べ、両国関係の一層の悪化につながりかねないとの懸念を示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140613-00000000-mai-pol


09. 2014年6月13日 12:02:26 : OQaAfqzxYs
中国・国防省動画:官房長官「事実ない。撤回求め、抗議」
毎日新聞 2014年06月13日 11時23分

 ◇「自衛隊機が異常接近した」とホームページで動画公開に

 菅義偉官房長官は13日午前の記者会見で、中国国防省が「自衛隊機が異常接近した」としてホームページで動画を公開したことに対し「そのような事実はなく、中国側の主張はまったくあたらない。事実に基づかない(動画の)掲載の撤回を求め、抗議した」と述べた。12日深夜、外務省から東京の中国大使館に対し抗議した。

 中国軍の戦闘機は11日に東シナ海上空で、自衛隊機に対し異常接近。日本政府が公表したところ、中国側が12日に「先に異常接近したのは自衛隊機」と主張し、中国軍機から撮影した自衛隊のF15戦闘機の動画を公表した。【木下訓明】

http://mainichi.jp/select/news/20140613k0000e010173000c.html


10. 2014年6月13日 15:01:47 : uDfidIcFQk
中国側が自衛隊機接近の「動画」公開 日本は反論
2014.6.12 23:54 産経新聞

 中国軍のSu27戦闘機が11日に自衛隊機2機に異常接近した問題で、中国側は12日、中国軍機と自衛隊機が接近する様子を写した「動画」を公開し「自衛隊機が接近した」と主張した。日本側は「動画」について「11日のものではない」(政府高官)と反論した。

 【北京=川越一】中国国防省が公式ウェブサイト上で公開した「動画」は、中国空軍機と自衛隊F15戦闘機2機が接近する39秒と52秒の2本。F15の機体前方には、それぞれ「866」「815」の番号が確認できる。中国軍パイロットは「武器を搭載している」「たぶんサブ燃料タンクだ」などと通信している。

 同省は11日午前10時17分(日本時間同11時17分)から約12分間、Tu154情報収集機がF15戦闘機2機に30メートルまで接近されたと主張。さらに同日午前、自衛隊のYS11EB電子情報収集機とOP3C画像情報収集機が防空識別圏内で偵察活動を行っていたため、殲11戦闘機2機を出動させ、自衛隊機の識別・認証を行ったとしている。

小野寺五典(いつのり)防衛相は12日、防衛省で記者団に対し、中国側の「画像」公開について「(自衛隊機が)接近した事実はない。接近に後ろめたいことがあって自分たちで公開したのではないか」と述べた。

 自衛隊トップの岩崎茂統合幕僚長は記者会見で、YS11EBとOP3Cについて「比較的スピードは遅い。相手方の戦闘機に近づくことは物理的になかなかできにくい」と語った。

 防衛省の中島明彦運用企画局長は参院外交防衛委員会で、自衛隊機が現場で撮影した写真で中国軍機の機体番号を確認した結果、同一機が異常接近を繰り返したことを明らかにした。

 外務省の斎木昭隆事務次官は、中国の程永華駐日大使を同省に呼び厳重に抗議した。


「衝突、不測の事態の危険増大させる」 米が非難
2014.6.12 10:10 [日中関係]  産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米国務省のサキ報道官は11日の記者会見で、東シナ海の公海上空で中国軍のSu27戦闘機2機が自衛隊機に再び異常接近したことについて、「国際空域での飛行の自由を妨害するいかなる試みも地域の緊張を高め、誤算、衝突、不測の事態の危険を増大させる」と非難した。

 サキ氏は、「全ての国に、航空機の飛行の安全を尊重することを求める」と強調。海や空での事故を避けるため、日中など関係国が見解の違いを平和的に調整し、危機管理の手順を定めておく必要があるとの認識を示した。

 異常接近があったのは、東シナ海の日本の防空識別圏と中国が設定した防空識別圏が重なる空域。米政府は中国の防空識別圏を受け入れない立場を明確にしているが、サキ氏は会見では言及しなかった。

中国軍機接近 増す異常度
産経新聞 6月13日(金)7時55分配信
 ■不測事態も…「2、3年内に発生 排除できず」

 中国軍のSu27戦闘機と異常接近された自衛隊情報収集機との差は30〜45メートルだった。空自戦闘機の飛行で「衝突はまずないだろうという間隔は300〜400メートル」(空自筋)。Su27の行動はまさに「異常」だった。低速・非武装機ならば偶発的衝突などの「不測の事態」は回避できる。しかし、中国軍が「異常」度を増し続ければ、「不測の事態」が「2、3年のうちに起きる可能性は排除できない」(元空自パイロットの本村久郎元将補)という深刻な見方も出ている。

 空自戦闘機にも外国情報収集機に近付き、進行方向や装備を確認・報告する任務がある。領空へ近付けば警告しなければならないからだ。その場合、情報収集機の600メートル後方に見えるようにゆっくりと回り込む。後方か斜め後ろについて後、ゆっくりと横に進み、時速470キロ前後の情報収集機と同じ速度で航行し任務を果たす。任務をクリアすれば2キロ近く離れる。逆に、情報収集機の横を高速で追い越したSu27は「不測の事態」を期待しているかのようだ。

 Su27のような比較的新しい戦闘機のパイロットは訓練時間も優先配分され技量も高い。30〜45メートルという異常接近を目視で実施していた点でも証明される。それ故、非武装で低速の情報収集機とエリートパイロット操縦の超音速戦闘機の間に「不測の事態」は起こり難い。公海上で非武装機に攻撃すれば国際非難にもさらされる。

 ところが、超音速戦闘機対超音速戦闘機となると状況は一変する。

 中国は「戦略的辺疆(へんきょう)」なる概念を創作、空軍力で長期間実効支配すれば、そこが“領空”になると主張する。実効支配には「不測の事態」が不可欠だ。

 例えば、尖閣諸島(沖縄県石垣市)に緊急発進した空自F15戦闘機を、中国領空を侵犯したと判断、まず「音声による警告」をし、「警告弾発射などで手順を踏んだ」として撃墜するケースだ。技量は空自が勝るが、近代化改修前のF15はレーダーやミサイルの性能でSu27に劣る。空自機は正当防衛と緊急避難以外に武器使用できない致命的ハンディも背負う。

 日本側は危機回避に向けたホットライン設置を模索する。だが、空自パイロット出身の永岩俊道元空将は「1分間に15キロも移動する超音速戦闘機への対応には、ホットラインだけでは効果があがらない」と指摘する。(野口裕之)


中国機の異常接近 根拠ない反論に耳を疑う
2014.6.13 03:10 産経新聞 [主張]

 中国軍機による危険な挑発が繰り返された。東シナ海の公海上空で活動中の自衛隊機に対し、再び異常接近した。

 5月24日に同様の行動をとってから1カ月もたっていない。菅義偉官房長官が「極めて遺憾で許し難い」と非難したのは当然である。

 日本は地域の平和と安全を脅かす中国の行動を踏まえ、今こそ集団的自衛権の行使容認に踏み切る決断をすべきだ。

 異常接近が力による威嚇行為であることは明らかだ。中国国防省は「いわれのない非難で、白を黒と言い含めるもの」と反論したが、虚言を弄するばかりでは国際社会から信頼されない。

 斎木昭隆外務事務次官が、抗議するために外務省に呼んだ中国の程永華駐日大使も、抗議を受け入れず、日本側に非があったと反論した。

 「先に自衛隊機が中国機に30メートルまで接近した。中国機は150メートルの距離を保って監視した。むしろ中国が抗議する」と述べたという。事実に反する空軍の主張の受け売りではないか。

 はっきりしているのは、前回も今回も、正当な情報収集活動中の海自、空自機に対し、より速度のある中国戦闘機が接近を仕掛けてきたということである。

昨年11月に中国が一方的に設定した防空識別圏(ADIZ)の既成事実化を図る狙いもあるのだろう。だが、接触、墜落に至る可能性のある危険行為である。

 習近平政権は、事態の深刻さを自覚すべきだ。

 まず、自国の空軍機が自衛隊機に危険な挑発を働いたことを潔く認め、早急に再発防止策をとる必要がある。

 すでに日本側は偶発的衝突を防ぐ防衛当局者間の連絡メカニズムを構築するよう呼びかけている。直ちに応じるべきだ。

 地域安全保障の秩序に挑戦する中国の覇権的な動きは、東シナ海にとどまらない。南シナ海では「九段線」と呼ばれる一方的な境界を根拠に、周辺国の領有権を力で排除する動きを強めている。

 小野寺五典防衛相は、情報収集活動の継続を表明した。中国が嫌がらせを繰り返しても、正当な情報収集活動を中止、縮小してはならない。同時に、米国や東南アジア諸国などとの連携を通じ、中国による危険な行為に対処することが重要だ。


11. 2014年6月13日 16:32:50 : l3AlcBLG3A
自衛隊機 中国軍ともにスクランブルの異常?接近は珍しいことじゃないのが、
今までの実態で
たまたま今回は、なんらかの目的があって、
中国の脅威を煽る何らかの必要があって
「珍しいことではない」という事実を伏せてマスコミに流し
「異常接近だ! 危機的事態だ!」と騒ぎ立てたのが真相・・・・ってことは
ないよな?

12. 2014年6月13日 22:35:50 : GN6KhuXxyg
日本側から挑発したという話があるが、観測機で戦闘機に向かって行った?
命捨てる覚悟じゃないと無理でしょう。
そんなことに命賭ける人はいないと思うが。

13. 2014年6月14日 01:24:02 : UDabEQz296
相手の近所へ行ってちょっと挑発してスクランブルに上がってくるまでの経緯を観測するのはロシアだって中国だってやっていること。いままでスクランブルはやっていたがやったことの無い挑発行動を自衛隊がアベノミクスの勢いでやってみたら本当に戦闘機が上がってきたのでびっくりしてしまったのか?

14. 2014年6月14日 01:24:58 : mRMPkArymg
映像のFー15はなに?


「Fー15による異常接近はあったかもしれないが
 今回の出来事とは全然関係なく、あくまで中国による異常接近が問題だ」

と言えば日本で通用するかもしれないが
世界では「クレイジー ジャパニーズ}と認識されていく


15. 2014年6月14日 10:35:42 : iFtymFB3vg
>>14
映像のF-15は、異常接近というほど近付いてはいない。
http://togetter.com/li/679792
むしろ中国は、自衛隊のスクランブル機が中国機に対して400mほどの距離を保ちながら安定して追随する様子をわざわざ公開してくれたということさ。
ここまで面の皮が厚いともはや尊敬できるな。それで「日本から異常接近してきた!」というのだからクレイジーチャイニーズと言ったところか(笑)

16. 2014年6月14日 11:08:53 : fh0nyQu4BI
儒教文化が原因なのかそれとも別の要因があるのか判らないが中韓ともに
「事実がどうであったかは関係なく、嘘でも何でも大声で相手を言い負か
せば勝。」というメンタリティを持っている。

南沙諸島や西沙諸島での行動についての発言を見ても、彼らの発言に全く
根拠がないことは、世界の人々も判ってきているのではないか?

世界で「クレージージャパン」と叫ぶのは、中韓の手先か >>14 の
様な反国家主義者だけ。

まぁどこの国にも自国に反発するおかしい奴はいるものだが、「従軍」慰安婦
問題や靖国問題をはじめ日本の左翼連中は、国を誹謗中傷することに、
中韓以上に血道をあげているのは嘆かわしいことだ。


17. 2014年6月14日 11:22:53 : SKjo7GVtkM
中国領土に近い地域に自衛隊が行っていたのだから、自衛隊から接近したのは確実だろう。
それはただの偵察にすぎないが、それを異常接近として煽る姿勢に日本政府の異常性がある。
分かりやすくいえば集団自衛権のネタにするために話を捏造したと見てよかろう。

18. 夏も爽席 2014年6月15日 06:04:16 : YlJzBCjjO2yEw : rwL2j20igc
やらせだよ
ジエイケンのためにな
日中どちらもわかっているよ
お互いのつまんない役割を
ダメリカのジエイケン要請→
異常接近非難合戦
て脚本

19. 2014年6月15日 19:43:36 : fh0nyQu4BI
17>>

事実誤認もしくは誤った推測

あくまで公海上の話。どこをどのように飛ぼうかは原則自由
(以上に接近するのはダメだけど)

公海上の「防空識別圏」であたかも「領空」のような
義務を課しているのは、「俺様がルールだ」の中共だけ
こんな国がいるから「集団的自衛権」を具体化しなくてはならない。

日本が「集団的自衛権の行使を認める」といって非難する国は中韓だけ。
彼らはこのような日本の動きが彼らの利益にならないとみている。

国内で自衛権の強化に反対するのは、中韓に塩を送るだけでなく
将来に渡って、彼の国からの武力的侵攻を招来している行為に
他ならない。


20. 2014年6月15日 21:42:51 : 2O6LzSKW3A
このような事件があるとどちらも相手が先に違反してきたと主張するものだ。
古今東西いつもそうだ。

もちろん日本の発表を信じたいが原発放射能でこれだけのウソ報道がなされる日本の発表が正しいと信じる根拠もない。
まして今日本は集団的自衛権の議論の最中でそれこそ安倍政権にとってこんなありがたい話はない。もちろん中国が信用できる国でないことも確かだが日本側の状況証拠は真っ黒とみることもできる。


21. 2014年6月16日 19:14:10 : HjyoZrAQsM
あろうことか自ら熱り立って公開した物証により「中国の主張は誤り」ということが世間に晒されたからには、もはや「恥知らずでくだらなく道理ない」という威勢の良い大ブーメランな煽り文句で糊塗することしか出来ないのが今の中国外交部だな。
むしろ正しい中国を国内に向けてアピールするための痛い発言かもしれねぇが。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)  recommend
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 戦争b13掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧