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5年ぶり解放の米兵は裏切り者か(ニューズウィーク)
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/171.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 05 日 00:51:35: igsppGRN/E9PQ
 

 6月1日、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンによって5年近く拘束されていた米軍兵士が解放され、ドイツにある米軍の病院施設に移送された。写真は解放されたボウ・バーグドール陸軍軍曹。米軍提供写真。撮影日不明(2014年 ロイター)


5年ぶり解放の米兵は裏切り者か
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140604-00010001-newsweek-int
ニューズウィーク日本版 6月4日(水)17時35分配信


■タリバンに拘束されていた米兵が解放されたのにアメリカが怒っている訳

 アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンによって拘束されていた米陸軍軍曹のボウ・バーグダルが先週、5年ぶりに解放された。だが、この知らせに誰もが手放しで喜んでいるわけではない。

 米政府はバーグダルの代わりにキューバのグアンタナモ米軍基地に拘束していたタリバンのテロリスト5人を解放した。共和党をはじめとする一部の米議員は、こうした「人質交換」はタリバンの戦力強化につながると批判。その上、バーグダルは英雄どころか脱走兵だったという疑惑が持ち上がっている。

 バーグダルの小隊の一員だった元軍曹のマット・ビールカントは、バーグダルは脱走容疑で軍事裁判にかけられるべきだと、CNNに語った。

 バーグダルは09年6月30日にアフガニスタンの駐屯地から姿を消し、5年にわたりタリバンに拘束されていた。現在はドイツにある米軍の病院施設に移送され、治療を受けている。

「彼が姿を消した当時はムカついたが、その後の成り行きにはもっとムカついている」と、ビールカントは言った。「バーグダルは戦争のさなかに脱走し、仲間の米兵は彼の捜索で命を落とした」。CNNによれば、アフガニスタン東部パクティカで行われたバーグダルの捜索で少なくとも6人の米兵が亡くなったという。

■アメリカの戦争に幻滅?

 27歳の元上等兵ホセ・バゲットはCNNに語った。「彼は警戒任務の最中にいなくなった。逃亡したのか裏切り者になったのか誘拐されたのか、誰も知らない。分かっているのは、米軍を守るべきだった彼がアメリカに背を向け、自分勝手に行動したということだ。なぜそんな決断をしたのか分からないが、私たちは彼の捜索のためにさまざまなものを犠牲にした。数人の米兵の命も犠牲になった」

 バーグダルへの怒りをぶつけようと、ソーシャルメディア上に「ボウ・バーグダルは英雄なんかじゃない」と題したウェブページを開いた米兵もいる。敵意に満ちたコメントが寄せられたが、こんな声もあった。

「彼を裏切り者だと決めつける人には、武装勢力に5年間拘束されてみろと言いたい。それでもまだ彼を非難できるだろうか。彼が逃亡するなり拘束されるなりした時にどういうつもりだったにせよ、彼はもう十分過ぎる代償を払った」

 ローリングストーン誌は12年、バーグダルがアメリカの戦争に幻滅していたと報じた。彼は両親にこう話していたという。「嘘にまみれて時間を浪費するのはもったいない。人生は短いから、他人のゴタゴタに付き合ったり、ばかな奴らの間違った考えに協力したりする暇はない。彼らの考えをずっと目にしてきて、僕はアメリカ人であることすら恥ずかしく思う。アメリカ人がどっぷり浸かっている独善的で傲慢な態度は恐ろしい。すべてがぞっとする」

マーシー・クレイター


          ◇

アフガンで拘束の米兵が5年ぶり解放、タリバン5人と引き換え
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0ED0JG20140602
2014年 06月 2日 16:58 JST

[ワシントン 1日 ロイター] - アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンによって5年近く拘束されていた米軍兵士が解放され、1日にドイツにある米軍の病院施設に移送された。兵士の解放は、グアンタナモ米海軍基地に収容していたタリバン幹部5人と引き換えに行われた。

5月31日に解放されたのはボウ・バーグドール陸軍軍曹(28)で、アフガニスタンに駐留してから約2カ月後の2009年6月30日に行方不明になった。アフガニスタンでの戦争で行方不明になった唯一の米軍兵士だった。

米国防当局者によると、バーグドール氏はドイツの施設で治療を受けた後、米テキサス州サンアントニオの施設に移送される予定。ただ、帰国日程は明らかになっていない。

タリバン幹部5人との交換については米共和党議員らから疑問視する声が上がっており、 ジョン・マケイン議員はCBSの番組に対し、5人が非常に危険な人物だと指摘。アフガン当局も、5人が再び反政府活動に参加する可能性があると懸念を表明した。

今回の解放はカタール政府が仲介役を務めた。中東地域の関係筋によると、5人は1日にカタールの首都ドーハに到着。活動は監視され、向こう1年間は出国を許可されないという。


 

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コメント
 
01. 2014年6月05日 06:18:26 : DL2Z73dtGg
脱走兵とわかってたのにタリバン兵5人と交換したのか?

英雄にしたかったんだが
戦争反対兵士だと分かったとたんに手のひら返しかw


02. 2014年6月05日 06:32:02 : kss3bvwNxF
退役軍人病院の不祥事とか、これとか、中間選挙に向けて共和党がかなり仕掛けてきてる印象

最初から知ってたろ?


03. 2014年6月05日 07:56:59 : Q05HBy8x76
>>01

確かにその一面はあると思う。
彼を英雄に仕立て上げて選挙戦や支持率回復を狙った疑いは否定できないだろうね。
そうじゃないと拘束されているタリバン兵5人も釈放するわけがない。

でも蓋を開けてみればおっしゃるように戦争反対論者で失敗w


04. 2014年6月05日 12:44:21 : nJF6kGWndY

そういう裏切り兵士の人権すら無視せず、敵幹部5人との交換を行ったというのが米国らしさだな

テロリストとは違う所を見せたかったのかもねw


05. 2014年6月05日 18:39:01 : oRw4pY3Tzs
裏切ったという証拠はあるのか。あるなら軍法会議にかけられるだろう。
証拠がないから軍法会議にかけられないのだ。個人が自分の反戦信念を口にするのは言論の自由だ。逆に5年も放置していたアメリカ政府にこそ問題があるのではないのか。


06. あっしら 2014年6月06日 00:21:26 : Mo7ApAlflbQ6s : BjXYeKwuSI

 アフガニスタン人タリバン5名をアフガニスタンではなく、カタールに引き渡したこの“捕虜交換”は国際法的にも違法だが、米国支配層の目的は、タリバンとの交渉の継続と深化であろう。
 今回の“捕虜交換”は、タリバンに米国はきちんとした交渉ができる相手だと認識してもらう重要な端緒となったはずである。

 撤退により米国を中心としたNATO軍(ISAP)の戦闘力がゼロに近づくにつれ、アフガニスタンは泥沼の内戦に陥るどころか、アフガニスタンがタリバンの支配に戻る“現実”が想定内に入ってきた。
 可能性は低いが、米国は、アフガニスタン親米政権(グループ)とタリバンが権力を分け合う状況をつくり出したいのだろう。


07. 2014年6月06日 08:40:05 : GXS8rORULY
タリバン幹部と交換 解放の米軍曹 「脱走兵」疑惑
2014年6月6日 東京新聞

タリバンが4日公開した映像の一場面。バーグドール米陸軍軍曹(右)とされる男性が解放を待っている(ロイター=共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/images/PK2014060602100045_size0.jpg

 【ワシントン=竹内洋一】アフガニスタンの反政府勢力タリバンに五月末に解放されたバーグドール米陸軍軍曹(28)が、五年前にアフガンの駐屯地から脱走して拘束された疑惑が浮上した。解放の引き換えにオバマ政権が米海軍グアンタナモ基地(キューバ)に収容していたタリバン幹部五人をカタールに移送したことに反発していた野党共和党は追及を強める構え。軍曹の解放はオバマ政権にとって一転、火種になった。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、匿名の元兵士の話として、軍曹が二〇〇九年六月、米軍の戦いに幻滅して新しい生活を始めるとメモを残し、アフガンとパキスタンの国境近くの米軍基地から脱走したと伝えた。CNNテレビは、米陸軍は軍曹が持ち場を意図的に離れたと失踪直後の調査で結論づけていたと報じた。
 報道を受け、米陸軍はドイツで療養中の軍曹の回復を待って拘束の経緯を聴取する方針を明らかにした。デンプシー統合参謀本部議長は「違法行為があったなら見逃さない」と声明で表明。軍曹の不正行為が証明されるまでは無実として扱うとも述べた。

 共和党は軍曹解放の直後から、タリバン幹部五人との捕虜交換は米兵や外交官の拉致を助長する前例になりかねないとオバマ大統領を批判してきた。カタールに移送された幹部には旧タリバン政権時代の内相や国防次官らが含まれ、「不釣り合いな捕虜交換」との指摘もある。軍曹の脱走疑惑はこうした非難をさらに勢いづかせる可能性がある。

 オバマ氏は三日、訪問先のワルシャワでの記者会見で「状況がどうであれ、米国は拘束された米兵を取り戻す」と強調。移送されたタリバン幹部が米国を狙うとの懸念に対しては「カタール政府と米政府が彼らの活動を監視するという条件での移送だ」と反論した。

 オバマ氏は五月三十一日、タリバンにただ一人拘束されていた米兵のバーグドール軍曹が釈放されたことを、ホワイトハウスに軍曹の両親を招いたうえで自ら発表していた。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014060602000130.html


08. 2014年6月07日 14:59:23 : AkeTZCTF0c
シオニスト達対退役軍人達:アメリカの悲劇(プレスTV)
http://songcatcher.blog.fc2.com/blog-entry-275.html

09. 2014年6月10日 15:34:06 : nJF6kGWndY

裏切り者ではなく、無能な臆病者だった可能性もあるか

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303861104579613352901025662?mod=trending_now_4
解放された米兵、家族との会話を拒否=米当局者
By JULIAN E. BARNES, JENNIFER LEVITZ AND DION NISSENBAUM
2014 年 6 月 9 日 14:46 JST
バーグダール軍曹の両親(5月31日) Agence France-Presse/Getty Images
 【ワシントン】アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンに約5年にわたり拘束されていたボウ・バーグダール米陸軍軍曹(28)が家族との会話を拒否している。事情に詳しい米当局者が明らかにした。軍曹は、自身の拘束と解放をめぐる議論が激しくなる中で普通の生活を取り戻そうとしているが、その道のりは険しそうだ。

 ドイツの米軍病院でバーグダール軍曹の治療にあたっている医師たちは、さまざまな議論がある中でゆっくり事を進めている。この問題はただでさえ難しい日常生活への復帰をさらに困難にしている。当局者によると、軍曹は監禁されていた間、拷問を受け、脱走に失敗した後はおりに放り込まれたと話したという。

 米連邦捜査局(FBI)によれば、アイダホ州にいるバーグダール軍曹の両親が脅迫を受けたため、軍曹の帰国を祝う計画が中止された。両親は軍曹の解放をめぐる議論に関するコメントを拒否している。


ボウ・バーグダール米陸軍軍曹 Associated Press
 軍当局者は、軍曹が2009年にアフガニスタン東部の基地から姿を消した経緯をまだ尋ねていない。当局者によると、バーグダール軍曹に事情聴取すれば、軍曹の行動について法的問題が発生する可能性があり、軍部は法律の専門家を呼んで、軍曹に自身の権利について知らせなければならなくなる。

 バーグダール軍曹解放と引き換えにタリバン幹部を解放したことに批判的な共和党員たちは、脱走罪で軍曹を軍法会議にかけるよう軍部に求めている。ブッシュ政権で司法長官を務めたマイケル・ムケージー氏はフォックス・ニュースに「彼が何をしたか分かっている」と語り、国防総省に速やかに軍曹を処罰するよう要請した。「事件を審理するのに、100%事実を把握するのを待ってはいられない」とした。

 一方、複数の当局者は、バーグダール軍曹が脱走したと結論付けるのは早過ぎると話す。軍曹が拘束されたのは判断ミスか無能さが原因だった可能性がある。

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