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東シナ海で露中が合同軍事演習を実施、偵察飛行した自衛隊の2機に中国は戦闘機を緊急発進で緊迫(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/111.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 26 日 06:18:44: igsppGRN/E9PQ
 

東シナ海で露中が合同軍事演習を実施、偵察飛行した自衛隊の2機に中国は戦闘機を緊急発進で緊迫
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201405250001/
2014.05.26 03:02:58 櫻井ジャーナル


 5月24日、日本と中国の軍用機が数十メートルの距離まで接近したという。海上自衛隊のOP-3C(画像情報収集機)と航空自衛隊のYS-11EB(電子情報収集機)に対して中国はSU-27(戦闘機)を緊急発進させ、OP-3Cには50メートル、YS-11EBには30メートルまで近づいたという。
http://www.reuters.com/article/2014/05/25/us-japan-china-idUSBREA4O01920140525

 日本側は「公海上」、中国側は軍事演習にともなって飛行禁止を通告した空域の内側と主張している。そもそも、この空域は両国の航空識別圏が重なっているわけで、日本側としてもそうした事情を承知で中国の主張する防空識別圏の中へ入ったはず。スクランブルをかけることは予想していただろう。

 自衛隊がそうした空域へ情報収集機(偵察機)を飛ばしたのは、言うまでもなく、中国とロシアが5月20日から始めた合同軍事演習「海上協力−2014」に関する情報を収集するためである。

 この演習にロシアから参加しているのは、太平洋艦隊の旗艦であるミサイル巡洋艦のほか、大型対潜哨戒艦、駆逐艦、大型揚陸艦など。中国側からは駆逐艦3隻、護衛艦2隻、補給艦などが参加、両国の艦船が混合編成されている。ひとつのグループとして情報伝達手段の互換性から言葉の壁までをクリアする必要があるわけだ。演習内容は複雑化し、長距離の目標物に対する攻撃も行われるという。

 アメリカ/ネオコンは中東の制圧にもたつき、ウクライナへ戦線を拡大したが、ここでも思惑通りに進んでいない。アル・カイダ(イスラム教スンニ派の武装集団)やネオ・ナチを手先として使っていることを知られてしまっただけだ。

 こうした流れからすると、アジア東部を新たな戦線にする可能性はあり、4月22日から29日にかけて行われたバラク・オバマ米大統領の日本、韓国、マレーシア、フィリピン歴訪は中国やロシアの封じ込めを前提にしたものであり、中国とロシアはその準備をしているようにも見える。

 アメリカの世界制覇戦略はNATOの拡大と結びついている。旧ソ連圏への拡大だけでなく、地中海沿岸(アルジェリア、イスラエル、モーリタニア、チュニジア、エジプト、ヨルダン、モロッコ)、ペルシャ湾岸の産油国(サウジアラビア、バーレン、カタール、クウェート、UAE)、太平洋(日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド)などだ。これらを連携させ、中国、ロシア、イランなどを締め上げようとしている。

 それに対し、ロシアと中国はSCO(上海合作組織/アルメニア、ベラルーシ、中国、カザフスタン、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタン)やBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)で結束しようとしている。

 SCOにはオブザーバー国としてインド、イラン、モンゴル、パキスタンも参加し、ベラルーシやスリ・ランカとも交流がある。さらに、ラテン・アメリカのボリバリアン・ブロック(アンティグア・バーブーダ、ボリビア、キューバ、ドミニカ、エクアドル、ニカラグア、セントビンセント・グレナディン、ベネズエラ)、あるいはアフガニスタン、イラク、レバノン、パレスチナ、シリアとも友好的だ。インドとパキスタンが接近する動きがあるが、その背景にはこうした動きがある。

 日本では尖閣列島(釣魚台群島)の問題で、中国と日本が軍事衝突した際、アメリカ軍は中国と戦うかどうかと議論されているが、それは状況次第。安保条約の条文に拘束されるわけではない。戦闘に参加した方が利益になると考えれば参加し、利益にならないと考えれば参加しないだろう。今回の合同軍事演習は、アメリカ軍が出てくれば、ロシア軍も出るというメッセージだとも言える。

 ロシアと中国は軍事的なつながりの前に、経済的な関係を緊密化している。その象徴的な取り引きが5月21日に結ばれた天然ガスの供給契約。今後30年間にロシアは中国へ毎年380億立方メートルを供給するという内容で、総額は約4000億ドルになる。

 すでにアメリカの製造業は崩壊、金融と称する博奕ビジネスに社会の富が吸い取られる状況になっている。ロシアがドル離れしていることは明らかで、財務省証券をアメリカの連邦銀行が買い支えているようだ。中国がロシアに追随すれば、SCOやBRICSなども連動する可能性が高く、金へシフトする動きもある。その結果、アメリカへ預けていた金が行方不明になっていることも判明した。

 アメリカの終焉は近いかもしれないが、そうなったとき、支配者の地位から落ちることを恐れ、核戦争を始めようとする手合いが出てくるかもしれない。

 例えば、ウクライナの元首相で投機家のジョージ・ソロスの配下、ユリア・ティモシェンコは、国家安全保障国防会議のネストル・シュフリチ元副議長との電話で核兵器の使用に言及している。シュフリチからウクライナにいる800万人のロシア人をどうすべきかと尋ねられ、核兵器で殺すべきだと答えているのだ。彼女はロシア人を核兵器で殺したいということで頭が一杯で、自分がウクライナを核攻撃すると言っていることを理解できていないのだろう。http://www.youtube.com/watch?v=oEFCmJ-VGhA

 1980年代に東ヨーロッパで体制転覆運動を繰り広げていた「民主化勢力」もソ連を核攻撃で破壊するべきだと主張、「西側」の反核運動を批判していた。ロバート・ゲーツ元国防長官の回顧録『任務』によると、リチャード・チェイニーはジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領を務めていたとき、ソ連やロシア帝国が消滅するだけでは不十分で、ロシアという存在自体を抹殺するべきだと話していたというが、この発想にも通じる。ネオコンもティモシェンコと同じようなものだろう。(Robert M. Gates, “Duty,” Alfred A. Knopf, 2014)

 日本が集団的自衛権を認めると言うことは、こうした核戦争カルトの仲間入りをするということでもある。


 

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コメント
 
01. 2014年5月26日 07:39:13 : D2EQCxS3sg
対中国の情報収集も強化=無人機、電子戦機配備で―米軍三沢基地
時事通信 5月26日(月)5時2分配信

 在日米軍三沢基地(青森県三沢市)に一時配備された米軍の無人偵察機グローバルホークの運用期間中、支援要員約40人の米軍チームが同基地に駐留することが26日、日米政府関係者の話で分かった。同基地に展開中の米海軍の最新鋭電子戦機と合わせ、在日米軍の対北朝鮮、中国の情報収集能力が強化される。

 グローバルホークの離陸は三沢基地から、一定以上の高度の飛行は米本土から遠隔で操縦される。30時間以上の連続飛行が可能で、航続距離は1万6000キロ以上。2001年に米西海岸から太平洋を横断し、オーストラリアまでノンストップで飛行した記録を持つ。高度約1万8000メートルで飛行でき、合成開口レーダーで雲や砂嵐などの影響を受けずに目標の探知が可能。

 北朝鮮のミサイル発射準備や、東シナ海など日本周辺海域で海洋進出を図る中国海軍の動向監視を行うとみられる。

 三沢基地には今年、通信傍受や敵の電波を妨害する最新鋭電子戦機EA18Gグラウラーが、日本に拠点を置く米第7艦隊を支援するため米本土から暫定配備された。朝鮮半島や東シナ海上空などで情報収集しているとみられる。4月には、合同訓練のため在韓米軍基地に一時派遣された。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140526-00000013-jij-pol


02. 2014年5月26日 12:31:46 : FxexJFPciw
自衛隊機への異常接近 中国軍機、ミサイル搭載していた
産経新聞 5月26日(月)7時55分配信

 小野寺五典(いつのり)防衛相は25日、中国軍のSu27戦闘機2機が東シナ海の公海上空を飛行する自衛隊機に異常接近した問題に関し、中国軍機が空対空ミサイルを搭載していたことを明らかにした。防衛省で記者団の取材に答えた。空域での飛行活動は「国際法上のルールが明確ではない」(防衛省幹部)問題があり、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化以降、活動を活発化している中国との間で事故防止協定は急務といえそうだ。

 小野寺氏は「常軌を逸した近接行動であり、偶発的な事故につながる危険な行為だ」と批判した。安倍晋三首相に24日夜に報告し、「引き続き、しっかりとした態勢をとってほしい」と指示を受けたことも明らかにした。

 24日に自衛隊機に接近した中国軍機は、いずれも自衛隊機の後方から近づき、うち1機ずつがそれぞれ50メートル、30メートルまで接近した。

 中国軍機は、警告射撃がなく、通常ならば緊急発進(スクランブル)の際に行う無線による警告などもしなかったことから、自衛隊機の威嚇行動に出たとみられる。

 小野寺氏は、自衛隊機の活動について「通常行っている警戒監視の任務の一環」であり、「中国海軍とロシア海軍の合同軍事演習に設定された海域、空域とはまったく違う場所」で異常接近されたという。自衛隊機の対応については「通常、特異な警戒監視が必要な場合にはスクランブルをかける。必要な対応は今回も取った」と述べた。

 東シナ海の日本領空に接近した中国機に航空自衛隊戦闘機が緊急発進した回数は、昨年度は過去最多の415回に達し、前年度より約36%増えた。

 ただ、日本政府はロシアと海上事故防止協定を結んでいるが、中国とは枠組みがない。「ロシア機より中国機の方が何をするか分からない」と話す自衛隊幹部もいる。

 一方、元陸上自衛隊幹部学校教官の西村金一氏は「日本の防空識別圏内に中国機を近づけさせないことが大事だ。石垣島をはじめ南西諸島での警戒監視拠点の構築を急ぐべきだ」と指摘する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140526-00000053-san-pol


03. 戦争とはこういう物 2014年5月26日 18:58:11 : N0qgFY7SzZrIQ : ZRl9QBotvk
 「異常接近」「常軌を逸した」などの大げさともとれる言い回しに違和感があったが。
事実上自衛隊機が「演習の偵察任務」であったことは国際放送では明言されず。むしろ挑発していたのはこちらとも取れる。

04. 2014年5月26日 20:06:33 : jIw5pmwE8k
>>03
日中中間線付近にELINT機飛ばす事を「挑発」と呼ぶなら、同じようにELINT機を日本の防空識別圏内、領空外縁沿いに日本列島をグルッと一周させる中国やロシアの行動は「宣戦布告」か?(笑)
それに対して日本は30mの距離を取って突然追い越すなんて挑発じみた事はせず、目視の後に無線による警告を行い、それでも従わない場合は接近して機体を見せ、国際信号で退去を求めるわけだが……

05. 2014年5月26日 20:09:35 : Yni97kgJgQ
ロシアと中国が合同軍事演習というのを
新聞テレビは全然報道しないで
自衛隊機に中国戦闘機が接近ということだけしか
か伝えない異常なマスコミ。

06. 夏も爽席 2014年5月26日 20:39:24 : YlJzBCjjO2yEw : oXm05bCqmg
>ロシアと中国が合同軍事演習というのを

現状のアジアはこういう状態
ジエイタイ機はおよびじゃないよシッシ
で追い払われたてこと
それだけのこと


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