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投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 6 月 14 日 03:33:09: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

(回答先: 小沢一郎代表 自由党は国民民主党と合流することになりました。必要なことは、全野党の「結集」。そのための第一歩です。 投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 4 月 26 日 22:03:48)

山本太郎参院議員を直撃 「れいわ新選組」に勝算は?
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190612/k00/00m/010/127000c
毎日新聞 2019年6月12日 13時05分(最終更新 6月12日 13時46分)


インタビューに答える山本太郎参院議員=東京都千代田区の参院議員会館で2019年6月7日、藤井太郎撮影

 どうにも気になる。参院議員、山本太郎さん(44)。6年前、芸能界からひとり国政に飛び込んで脚光を浴び、参院選の今年、またもひとりで政治団体「れいわ新選組」を設立した。妙な存在感。衆参同日選論もいまだにくすぶり、風雲急を告げる幕末ならぬ令和の永田町で、台風の目になれるか?【吉井理記/統合デジタル取材センター】


山本太郎著「母ちゃんごめん普通に生きられなくて」=東京都千代田区で2019年6月10日

 1998年に出した太郎さん初の著書「母ちゃんごめん普通に生きられなくて」。今となっては意味深なタイトルも気になるが、その中にこんなエピソードがある。小学生のころ。将来の夢を問われ、大まじめに「総理大臣になる」と答えたら、校長先生に冷笑された、と憤慨していた。表紙では太郎さん、バレリーナにふんしている。なかなかのインパクトである。

 さらにアイドル雑誌「明星」の91年7月号。当時は高校2年、いや留年して、つまりダブって1年生。「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の一コーナー「ダンス甲子園」で人気を博していたころだ。グラビアに登場し、こんなことをほえていた。「ダブりの学級委員は政治家を目指すんじゃ!」

 「いやあ、そんなことがありましたか。懐かしいな。まあガキのころの話ですが。でも実際、僕は大人になって政治家で、今の目標は総理大臣ですし……」

 永田町の議員会館を訪ねると太郎さん、頭をかきかき、昔の著書をしばし眺めた。

 芸能界で20年以上を過ごし、国会議員に。当選後は小沢一郎氏と組んで自由党共同代表を務めたのに一転、国民民主党との合流を決めた党を飛び出し、「れいわ新選組」の設立である。永田町の常識としても、やっぱり普通に生きていないかも。

「もう悠長なことは言っていられない」

 で、なぜ「新選組」を?

 「政治家として、何十年先までのキャリアを考えたら、国民民主党に合流し、政策から組織の動かし方まで、勉強しつつ足場を固めて、というのが順当でしょう。でもこの6年間、僕は政治がこの国を、加速度的に壊していく姿を目の当たりにしてきた。格差、経済、原発、公文書、沖縄……。もうキャリアだとか、悠長なことは言っていられない。政治に関心がない人をも動かし、国の崩壊を食い止めるには、もっと分かりやすい旗の立て方、振り方をしなければ、と。で、超有名グループの名前を借りて……」

 例えば消費税である。太郎さんは消費税そのものの「廃止」が持論だが、「もし野党がまずは『5%への減税』を参院選の共通政策にするのなら、『れいわ新選組』という自分の『旗』は下ろします」との主張である。

 消費の拡大やデフレ対策だけではない。もし、安倍政権が秋の消費増税の「延期」を表明したら、野党の立てられる旗は、一体何が残るのか。ならば、与党より先に、延期を飛び越え、野党がまとまって「減税」を主張しなければ、安倍政権との違いは際立たないし、これまでの選挙同様、与党の牙城を崩すのはおぼつかない。ならば、まず「新選組」が一石を投じよう、ということである。

野党の戦いは「蹴鞠」

 「野党のみなさん、すごく品がいいんです。厳しい言い方をすれば、お公家さんが蹴鞠(けまり)をしているみたい。昨年、森友・加計学園問題で、与党の強引な国会運営に対抗して、野党が審議拒否をしたら、一部から『野党の連休』と批判された。あれ以来、批判に敏感になっているようで……」

 今国会も、与党は野党の求める予算委の開催を拒否し続けている。

 「そんな与党には、野党が体を張ってでも『予算委を開かないなら他の審議には一切応じない』と抵抗しなければならないのに、あっさり本会議開催に応じてしまった。有権者の声に敏感になるのはいい。でも、敏感になる方向が違っている、と思う」

「『けんか上等』の議員がいていい」

 つまり安倍政権との対決より、有権者にどう見られているかを気にしすぎていないか、ということだ。そう言えば、史実の新選組は反薩長。長州出身の安倍首相を倒す、という決意表明と受け取った。

 それにしても、だ。

 どこもかしこも「野党共闘」の声であふれているのに、足並みを乱し、安倍政権を利することにならないか? ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上ではそんな批判も太郎さんに向けられている。

 「僕が旗を掲げたから、といって状況は変わりませんよ。野党の魅力は多様性。足並みをそろえるだけでは魅力は失われます。僕みたいに『けんか上等』の議員や党があっていい」

「牛歩」のココロ


安全保障関連法案に関連し、安倍晋三首相(左)の問責決議案の投票が行われる参院本会議で一人で牛歩戦術をした山本太郎議員(右)。投票後、数珠を手に安倍首相に祈るポーズを見せた=国会内で2015年9月18日午後2時37分、小関勉撮影

 安保法案の採決などで、これまでに11回の「牛歩戦術」を繰り出した。最初のうちは一人だった。「パフォーマンス」「目立ちたがり屋」なんて声もある。

 「『牛歩』なんて、いやな時間ですよ。はっきり言って、やりたくない。やらずに済むなら。楽しいはずがないでしょう。もともと僕は芸能界にいました。そんなことまでして、自分を目立たせる必要はないんです。でも牛歩によって、国民が一人でも『どんな法案なのか』『何か問題があるのか』と思ってくれたらいい。そもそも、自民党の中にこそ、『野党のみんなはもっと頑張れ』という人がいるんです」

あの自民党議員に励まされ

 こんな秘話がある。

 国会質問で安倍晋三首相を鋭く追及し、牛歩まで繰り出して、自民党全体と戦っているかのような太郎さん、あの自民党議員に何くれとなく気にかけられていたらしい。


鴻池祥肇・元防災担当相=国会内で2017年3月7日午後0時26分、川田雅浩撮影

 「昨年末に亡くなった鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ)元防災担当相です。参院内閣委でご一緒して。ある時、東日本大震災の住宅問題などをただしたら、鴻池さんに『ええ質問やった。国会議員みんなで考えなアカンことや』と声をかけてもらって。『もしもろくでもない質問しよったら、ずっとヤジ飛ばしたろか、と思ってた』とも。それからですね、食事に誘ってもらったり、お酒を飲んだり……」

 君と2人でいてたらヤバイ、週刊誌に写真撮られたらえらいことになるで、なんてジョークも添えて。

鴻池さんはつぶやいた

 亡くなる1年半ほど前、「共謀罪」法の審議がヤマ場を迎えた17年初夏のころ。参院の分館で、1人ぽつん、と座っている鴻池さんに会った。

 「体調もよくなさそうで、『早く元気になってまた飲みに行きましょう』と声を掛けた。話は『共謀罪』法案に流れてね。鴻池さん、つぶやいていた。『野党、あまりに静か過ぎるやろ』と。鴻池さんなりにあの法案は問題だ、と考えていたのでしょう。なのに審議はスムーズに進んでいく。野党はもっと体を張って頑張らんか、と。その姿が目に焼き付いています」

 女性問題や失言が批判されることも多かった鴻池さん、太郎さんの「新選組」結成の引き金を引いていた、と見るのはちょっと持ち上げ過ぎか。

1本の缶チューハイの「重み」

 さて、参院選である。


記者会見で新党結成などについて話す山本太郎参院議員=国会内で2019年4月10日、川田雅浩撮影

 「れいわ新選組」として臨む初陣、消費税廃止、反緊縮政策、原発の「禁止」、沖縄・名護市辺野古の新基地建設中止といった旗を掲げるが、しょせん永田町は「バッジを外せばただの人」の世界。勝算はあるのか?

 「平日は都内、週末は全国で街宣、つじ立ちです。先日は沖縄・宮古島まで僕がポスターを張りに行った。温かい人が多くてね。『せっかく遠くから来たんだから、張っていいよ』って。東京・高田馬場で街宣した時のこと。僕と同じ、就職氷河期世代のサラリーマンに声を掛けられました。『僕たちの世代はみんなぼろぼろ、生活が立ちゆかない』と。そして、カバンの中の缶チューハイを差し出して『もらってくれ』と言うんです。もしかしたら、この人の、この日唯一の楽しみだったかもしれない、1本の缶チューハイ。その『重み』はハンパなかった……」

間もなく初陣 寄付は目標を超えた

 草の根レベルで確実に人々の心に刺さってきている、ということか。実際、既成政党と違って政党交付金もない「新選組」、寄付金を募ると、4月の旗揚げ時から2カ月で、当面の目標としていた1億円を超え、1億8000万円超になった。反原発活動を通じて交流のあった北朝鮮による拉致被害者の兄・蓮池透さん(64)の擁立を決め、さらに著名人を含む数人の立候補を調整中だ。

 「芸能界にいたほうが、よほど収入はいいんです。仕事もはるかにハードだし、母親からは『早く辞めなさい』と言われ続けていますがね。でも芸能界で20年、何も考えず生きてきて、こんな世の中にしてしまった責任は自分にもある。罪滅ぼしじゃないが、燃えるものがある限り、とことんやり抜きます」


インタビューに答える山本太郎参院議員=東京都千代田区の参院議員会館で2019年6月7日、藤井太郎撮影

 04年のNHK大河ドラマ「新選組!」で、太郎さんはやりを振り回す組随一の暴れん坊、原田左之助を演じた。「安倍1強」が続く令和のニッポン、暴れん坊の討ち入りにどう応えるのだろう。






















 

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