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(回答先: Re: テスト 投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 4 月 08 日 14:53:07)
<font size="5"><b>参院選 野党結集仰天構想 アントニオ猪木議員「国民会派入り」で急浮上 「剛腕」が仕掛ける!=ジャーナリスト・鈴木哲夫</b></font><br>https://mainichi.jp/sunday/articles/20190306/org/00m/010/023000d<br>2019年3月9日 サンデー毎日 文字起こし<br><br><font face="メイリオ" size="4"><b>▼GW(ゴールデンウィーク)までに「第二、第三の猪木」<br><br>▼どう動く?「小沢」「玉木」のシナリオ</b></font><br><br> 今夏の参院選に向けた野党結集の動きが停滞する中、国民民主党会派入りして政界を驚かせたのが無所属のアントニオ猪木参院議員(76)。そのウラには、驚くべき仕掛けが施されているという。「一寸先は闇」の永田町で密かに進む「仰天シナリオ」をすべて明かす。<br><br>「今回で任期(満了)。もう一回出るのか出ないのか迷っているかもしれないが、もう一回やってほしい。あなたの得意分野を生かせばいいんじゃないか」<br><br> そして、最後のひと押しにこう付け加えた。<br><br>「僕も一緒に北朝鮮に行っていい」<br><br> この一言が、アントニオ猪木参院議員(比例)を口説き落とした自由党の小沢一郎共同代表の「殺し文句」だったという。ライフワークの北朝鮮問題を全面支援するという小沢氏の思いが猪木氏に届いたか。<br><br> 猪木氏の国民民主党会派入りは電撃的だった。2013年の参院選では日本維新の会から出馬したため、イデオロギーや政策的には「自民党寄り」を印象付けたが、その後、無所属に転じていた。今夏参院選では不出馬説が取りざたされていた。<br><br> そうした中での会派入り―。今国会では、国民民主党と小沢氏の自由党は統一会派を組み、党としての合流へ向けても協議を進めている。2月21日の記者会見では、小沢氏と国民民主の玉木雄一郎代表も同席。猪木氏はその場で「野党大連合という部分でみんなが力を合わせる手伝いをしたい」とまで語った。<br><br> そこで疑問が湧く。なぜ、今なのか。<br><br> 多くのメディアは再編や選挙協力が進まない野党同士の「野党第1会派争い」と報じた。国民民主では藤田幸久参院議員が立憲民主党会派入りの意向を表明、参院での勢力がさらに減る見通しだ。そこで猪木氏を加えて当面は野党第1会派を維持し、「予算審議など与党との交渉で主導権を握りたい」(立憲幹部)という見方だ。<br><br> ところが、実はまったく違う。背景にあるのは野党内の争いどころか、むしろ「野党が結集するための猪木合流」なのだ。もちろん仕掛け人は小沢氏。年明けに国民民主と自由が合流へ舵(かじ)を切ったその時、玉木氏はこう言った。<br><br>「(野党結集へ向けて)選挙をやってほしい」<br><br> 小沢氏は早々に動き出し、その第1弾が猪木氏の説得だったというのだ。小沢氏側近が明かす。<br><br>「二人は年明けから、猪木氏を知る人物を介して会ってきた。猪木氏は絶大な人気があり、北朝鮮訪問など独自の政治もやってきた。これほどの大物が身近にいるのに、誰も接触していない。小沢氏は『猪木氏が野党再編に加わってくれれば顔になる』と考えていた」<br><br> 別の側近は、参院選において猪木氏の存在は極めて重要な意味を持つとした「小沢シナリオ」をこう話す。<br><br>「猪木氏支持票は35万票で選挙に強い。一方、国民民主は参院選で立憲民主などに野党結集を呼びかけてきたが進んでいない。これを打開するには、ただ立憲に頭を下げるだけではなく、国民民主側に強力な候補がいなければならない。そこに向けた戦略を練るのが“小沢流”なのです」<br><br> 側近がさらに続ける。<br><br>「たとえば猪木氏を抱えた上で、立憲に『こちらにはこんな凄(すご)い候補がいる。一緒に戦えば相互の票の開拓にも底上げになる』と呼びかければいい。比例については、最終的には野党による統一名簿にして、猪木氏も立憲の候補も、国民・立憲にまたがる連合の候補まで並べれば相当なインパクトになる。猪木氏が記者会見で出馬の可否や猪木氏を公認する政党名を答えなかったのは、そんなシナリオが先にあるからなのです」<br><br> 本誌2月24日号で報じた通り、国民・自由の“合流”について、反小沢筋からネガティブ報道が流れた。小沢氏の狙いが「国民民主が旧民主党時代からため込んだ政治資金約166億円を、合流して幹事長になり自由に使うこと」という内容だが、小沢氏はこれを一笑に付し、周辺にこう言い切った。<br><br>「幹事長なんかになる気もない。そもそも資金は選挙以外の何に使うというのか。参院選ではいい候補を口説こうにも『野党だから』と簡単に受けてくれない。ならばすべて面倒みる。だから資金は必要だし、何より口説く時にその候補の信頼を得られる政治家が野党にいるかどうかだ」 <br><br><font size="5"><b>「猪木・小沢訪朝団」の可能性 </b></font><br><br> 猪木氏に対し、小沢氏はこれを実践したのだ。前出の側近は「当然、“第二、第三の猪木”を小沢氏は考えて動いている」。そこで私は小沢氏に直接、これをぶつけると、「なかなかうまくはいってないんだよなあ」とニヤリ。「うまくいっていない」とは、裏返せば「やっている」ということだ。<br><br> その猪木氏がライフワークとしてこだわってきたのが先述した北朝鮮だ。驚くべきことに、国民民主内部などでも参院選対策として「北朝鮮訪問」が密(ひそ)かに検討されているという。<br><br>「猪木氏の北朝鮮のルートは確実。これを活用し、小沢氏や玉木氏、立憲の枝野幸男代表ら野党そろい踏みで訪朝し、拉致問題など対話の窓口を作ろうという構想です。ただ、その際には自民にも参加を呼びかけつつ、野党主導の議員訪朝団という形にする。単に安倍政権を批判するだけの野党ではなく、日本の対北朝鮮外交をリードして国政を動かす“王道を歩む野党”をアピールできる。安倍政権ができなかったことを野党が、しかも政局とは一線を画して取り組むとしたら、国民からは必ず大きな支持を得られる。ウルトラC戦術です」(前出・小沢氏側近)<br><br> 小沢氏は「5月の大型連休明けぐらいには、参院選に向けて野党を一体化させたい。『一つの政党』が難しくても、野党が大同団結する『オリーブの木』を作ってでも、自民に代わる受け皿を作る」と語り、玉木氏は時間的な目標も含めて「どんどん前へ進む」と私に語った。強力な候補をさらに獲得して立憲にアプローチし、猪木氏という存在も一層生かすなど、「剛腕」が描く野党結集シナリオは今、大きな局面を迎えつつある。<br><br>(ジャーナリスト・鈴木哲夫) <br><br><font face="メイリオ" size="4"><b>すずき・てつお </b></font><br> 1958年生まれ。ジャーナリスト。テレビ西日本、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経てフリー。豊富な政治家人脈で永田町の舞台裏を描く。テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活躍。近著『戦争を知っている最後の政治家 中曽根康弘の言葉』『石破茂の「頭の中」』 <br><br><br>
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