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テレビのドラマを視ているような名推理です。
森友・家計スキャンダルは、官僚・政治家の合法税金横領システムを暴く端緒なのかもしれません。
以下、全文引用
反戦な家づくり 【森友疑獄事件】国税庁長官・迫田英典こそが巨悪の元締め
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1610.html
森友疑獄事件は、あまりに話がややこしくて、マニアックに追いかけている私のような者はべつとして、一般の人にはかなり分かりにくい話になっている。
教育勅語と日本会議、私学審議会と大阪維新と松井知事、8億円値引きの国交省と財務省 安倍夫婦の寄付と印籠 ぜんぶつながっているとはいえ、しかもどれもこれも相当オオゴトであるにもかかわらず、バシッとしたインパクトになりきれていない感がある。
それは、「悪者」が明確ではないからだ。
悪者を作り上げてバッシングする橋下流とでも言うべきやり方が良いかどうかはともかく、やはり一般の人の目には「悪者」がはっきりしていないと、受け止め方がボヤッとしてしまうのは否定できない。
悪者でないのに悪者に仕立て上げるとか、小悪人をスケープゴートでぶったたくのはよろしくないが、本当の悪党がいるのならば、吊して叩くのに遠慮は要らないはずだ。
もちろんこれは、証拠を積み上げて詰めていくほうの話ではなく、全国の関心を集め、現政権の支持率を下げるための作戦の話である。
この事件の当初は、籠池総裁という異形の悪党がいたので、だれの目にも印象は鮮明だった。しかし、籠池総裁が尻尾切りされ、それに刃向かう姿勢を見せていることから、単純に悪党としては見にくくなってしまった。
安倍昭恵の関与は明白ではある。自らすすんで印籠になって便宜供与する「最強の私人」は、まったくもって卑劣な女性であると思うけれども、しかし主役級ではない。
菅野氏やマスコミの論調も、松井知事の責任を問う方向になっている。大阪府の私学審議会での「認可適当」は、どうみても超強引であり、しかもそれを 俺は知らんと言い張る松井の傲岸不遜は、たしかに悪党にふさわしい。
実際にカネに関わる部分は、どうも維新系が仕切っていたのではないか という疑惑もいろいろ出てきている。
今日の21日で、藤原工業の振り出した手形が落ちなかったようなので、これから恨み骨髄の下請け業者から、どばどば情報リークが出てくるだろう。
その意味でも 維新と松井を叩いておくのは正解だ。
ただ、大阪ではその意味が実感できるのだが、全国的に「維新を叩くべし」「松井を叩くべし」というモチベーションが共有できるのかというと、そこはちょっと疑問なのである。
橋下・松井というキャラクターに対するイメージも、維新に対する心証も、大阪と全国ではかなり違う。大阪人の維新に対する支持も恨みも、どっちも他地方の人にはなかなか伝わらない。
だから、やはりメインキャストは ちょっと違うのかなという気はする。
そこで登場するのが、この男である。
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国税庁長官・迫田英典
日本中から血のにじむ税金を巻き上げている張本人。
このドラキュラ迫田、副島隆彦氏に言わせると「タックステロリスト」迫田が理財局長だった時、色々と工夫をこらして森友疑獄のシナリオライターをつとめ、その功績で国税庁長官に就任した可能性が高いのである。
福島のぶゆき議員 「(総理に)1年で5回も会った理財局長は迫田だけで、他は1回か2回。しかも予算関連だから理財局長と主計局長とコンビで入るのが通例なのに、迫田は官房長と事務次官と入っている」
辻元清美議員「当時の迫田理財局長は役人なのに答弁に出てこない。籠池泰典だけではなく、(安倍と同じ)山口県出身の迫田を参考人招致すべき」
■
つまりこういうことだ。
森友疑獄はほんの氷山の一角で、こいつらは次から次へと、国有財産を「合法的に」横流しして、その上がりを巧妙に環流させているのではないのか。
そして、そのプレーヤーは日本会議のなかからプロジェクトごとに選抜され、関連する現場の役人は「それ系の案件」だなと忖度したり斟酌したりして、全力で通すようにしなければならない という暗黙の共通認識があるのではないのか。
また、学校建設が都合が良いのは、補助金という形で税金を注ぎ込めるし、寄付金というかたちでマネーロンダリングもできる。
何十億円も優遇された学校法人から、利得の割合に応じて後から還元させれば、税金もアングラマネーも見事に関係者のポケットに収まることになる。
日本だけでも20兆円はあると言われているアングラマネーの資金洗浄に学校法人などの公益法人が使われることは もやは常識らしい。以下は1年以上前の記事である。
狙われる公益法人 脱税・マネーロンダリングの隠れみのに
2015.12.12 産経
何とかしてドラキュラ迫田を守ろうとする財務省の姿勢をみていると、どうやら迫田こそが「それ系」の手配師であり、実務の元締めなのではないか。
そして、日本会議のネットワークとは、全国津々浦々に張り巡らされた「それ系案件」実行部隊の組織でもあったのではないか。
氷山の全容がおぼろけにでも見えるようにするためには、迫田のこれまでの行動を徹底的に洗うことが必要だろう。
その巨大な国会犯罪を暴くために、迫田英典を、証人喚問すべきだし、私たちも写真付きでどんどん宣伝するべきだ。
そして、その元締めと同郷のよしみを通じ、実行部隊の日本会議の精神的支柱ともいうべき人物こそが、安倍晋三内閣総理大臣である。安倍晋三という印籠があったからこそ、「それ系」は効力をもって進められていった。その見返りは、なぜか一強の絶対権力だ。まさに、「それ系」の印籠であることが、安倍晋三の権力の源泉なのではないか と私は本気で疑っている。
そして、そのような国家犯罪は、かなり有能なプロデューサーがいなければ完遂できない。
それこそが、ドラキュラ迫田だ ということを証明することが、本当に日本を揺るがす疑獄事件の始まりになる。
迫田を吊せ!
この声が、全国の隅々で税金を巻き上げられて泣いている人々の口からうめきのように漏れ出てくる時、日本は変わり始めるだろう。
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