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(回答先: Re: TEST 投稿者 ピノキ 日時 2015 年 11 月 15 日 12:01:00)
![Crusader vs Muslim battle_thumb[1]](http://livedoor.blogimg.jp/nappi11/imgs/7/3/73d9e08d-s.jpg)
イスラム国の戦闘員たちが米国の主導する空爆を受けるなか、米シンクタンク、ブルッキングス研究所(Brookings Institution)のシャディ・ハミド(Shadi Hamid)氏は、「(イスラム国の)戦闘員の圧倒的多数がこういった話を信じていると推測してもよいだろう」と述べた。ソーシャルメディア上のイスラム国支持者の間でダービクは西欧との戦いの代名詞となり、イスラム聖戦士を爆撃する米国とその同盟国は現代の「十字軍(Crusaders)」背教徒として描かれ、イスラム
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「イスラムのライオンはダビクにカリフ(預言者ムハンマドの後継者)の旗を掲げた」とチュニジアのあるイスラム国支持者はマイクロブログのツイッターで最近、つぶやいた。「今、彼らは十字軍の到来を待っている」と、予言の戦いは今、目の前に迫りつつあると、本気で信じているようだ。
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語り継がれた預言の一部のバージョンでは、イスラムの軍勢は戦いの後、東ローマ帝国の首都だったコンスタンティノープル(Constantinople、現在のトルコのイスタンブール、Istanbul)に進軍し、同市を陥落させるとされている。そのため、トルコが2014年10月上旬、対イスラム国の戦闘に参加することを決めた際には、一部のイスラム国支持者らから預言が現実になる前兆であるとして歓迎の声が上がった。
預言はイスラム国が、2006年に米軍の空爆で死亡したアブムサブ・ザルカウィ(Abu Musab al-Zarqawi)容疑者が「イラク聖戦アルカイダ組織」を名乗っていたころより、そのイデオロギーとしての役割を果たし、ザルカウィ容疑者は生前、「イラクに火がついた。その炎はダービクで十字軍を焼き尽くすまで広がり続けるだろう」と述べていた。
イスラム国は2014年、イラクの広い地域を支配下に置き、アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)最高指導者;右 が自らを「カリフ教主Caliph、Karif」と宣言して以降、支持者らを結集させるために再び預言に言及するようになった。
ムハンマドの預言のひとつは「預言の道のりの中でカリフ国」が立ち上がるというもので、バグダディ最高指導者によるカリフ宣言の少し前、イスラム国の広報担当者は「神の約束」は目前だと語っていた。
「(ダービクの戦いは)今すぐ起きるかもしれないし、将来起きるかもしれない」と、イスラム国への支持を表明している英国のイスラム教説教師、アンジェム・チャウダリー(Anjem Choudary)師は「だが(ダービクの戦いを)何がなんでも実現しようとしているイスラム教徒はいないのではないか」と語った。、、。 とはいえ、一部のイスラム国支持者は、預言された戦いが近いと信じている。 「ダービクの戦いは必ず起きる。米国と同盟国は、空爆が失敗したと分かったとたんにシリアに進軍するだろう。それは神とその使徒により約束されている」と、ある支持者はツイッターで述べた。参照記事より抜粋、編集、加筆 英文記事(Islamic State Offensive Driven by Apocalyptic Prophesy:黙示録的予言に導かれたイスラムの戦い)
人類が最後の審判、終末をいずれ迎えるというのはどの宗教でも語っていることで、キリスト教の一部やイスラム教では根強い。それは人類の滅亡ではなく、神から人類へ罰が下るとの解釈もある。非科学的だろうか?戦いは現実に毎日多くの血を流し、その最終決戦の日がイスラムは目前だといい、政治は、如何にその日を先送りしようかと、懸命になっているかの様に見える。予言の最終決戦の舞台は、ダービクに近いアレッポ、あるいは、コバーネやモースルを指しているのだろうか?アラーの予言は今を言い当てているのか、それとも彼らは、予言に沿って生きてるのか?どちらにせよ、世界はまんじりと、予言の日を、ダービクの戦いを待っているわけにはいかない。
世界はもう十分にイスラムの排他的な一神教の教えに振り回された。国連の世界食糧計画World Food Programは2014年10月13日、財源不足から、420万人のシリア人への食糧支援は40%カットせざるを得ないと発言している。写真はトルコのシリア難民 参照記事 過去ブログ:2014年9月イスラム国とサウジアラビアの関係とワッハービズム 「イスラム国:IS」の誕生とその表記、指導者の変遷 6月イスラム教とバグダッド シーア派 スンニ派 そして日本への影響
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