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(回答先: Re: 投稿できるかな?その2 投稿者 お天道様はお見通し 日時 2015 年 2 月 20 日 08:04:18)
NWOを道徳的かつ知的に破壊しているウラジミール・プーチン
Vladimir Putin Is Morally and Intellectually Destroying the New World Order
12月23日【Veterans Today】http://www.veteranstoday.com/2015/10/23/vladimir-putin-is-morally-and-intellectually-destroying-the-new-world-order/ より翻訳
エドマンド・パーク(イギリスの政治思想家)は、「抑制を欠いた思考の人間は自由になることができないということは物事の不変の性質として定められている」と述べ、さらに「人間はその情熱で自らの足枷を鍛造する」としていますが、それが正しいとすれば、プーチンは政治の世界に道徳的かつ実践理性を持ち込むという偉大な仕事を行っていると言えるでしょう。
プーチン大統領:「たしかに。私はNWOのエージェントを、一番低いレベルにまで引き下ろすプロセスの最中にあります。私は既に彼らの本質について明らかにしています。つまり嘘つき、殺し屋、ギャング、そして搾取者だということです。
あの人たちは私の発言に反論することはまったくできないので、私の悪口を言っているのです。彼らが道徳律や道徳的規則を侵害し続けるのであれば、もし私が彼らの真ん中に唐辛子を放り込んだとしても彼らはさほど気分を害することもないでしょう」(アイダホ・ニュースより)
プーチンはNWO(ニュー・ワールド・オーダー)のエージェントは嘘つきだと発言することでNWOに政治的爆弾を落とし続けています。そしてNWOのエージェントらが呆然とし続けているのは、プーチンが彼らを実質的に無力で救いようがなく、望みもない状態にしているというのが主な理由です。
政治的な地殻移動はすでに始まっています。最近の新聞報道、中でもNYタイムズ(New York Times)だけを見ても、次のように記されているところからわかります。
「ロシアのウラジミール・プーチン大統領には驚かせられ続けています。シリアにおけるロシアの軍事干渉、それに続いてシリアのバッシャール・アサド大統領とは今週、モスクワで対面で会合を行い世界中を驚かせています」[1]
NWOエージェントはアサドを政権の座から追放しようとしていますが、それをプーチンが認めないために、NYタイムズは気分を害しているようです。同紙によればアサド大統領は、プーチン大統領のせいで「有頂天」になっているとしています。[2]
またプーチン大統領は、イスラエルをアパルトヘイト国家と呼びつけたジミー・カーター元大統領からも多大な評価を受けているため、NWOもまたご機嫌を損ねているようです。
ここからさらにおもしろくなってきます。2014年のワシントン・ポスト紙に、ユダヤ人のダニエル・W・ドレズナー教授による記事で、「なぜウラジミール・プーチンという戦略的天才が私を異常に怖がらせるのか」というタイトルのものがありました。[3]
その記事の中のドレズナーはJ.R.R.トールキンの「指輪物語」に登場する両面感情を持ったゴラムという生き物に似ているようです。ゴラムは指輪の力を愛する一方で同時に憎んでいましたが、それは彼が「自分自身を愛し、憎んでいた」のと同じでした。
ド レズナーの記事は「ウラジミール・プーチンという戦略的天才」というタイトルでしたが、記事全体を通してプーチンの戦略的天才は実際には大災害であると主 張していました。つまりドレズナーは、理性的で理路整然としたことをどうしても言うことができていなかったということです。
ドレズナー は、その核心が極悪非道である不合理なシステムの中で生活しているため、彼のような人からはそのような論理的思考が出てくるのは予想の範囲内です。その記 事の中でドレズナーは、プーチンが床全体に血を注ぎ込んでいる漫画を挿入していますが、この漫画がクリミアを象徴しているのは明らかです。
(画像 https://twitter.com/CostaBlancaSoul/status/494217653742215168)
しかし、ドレズナーが鏡に映し出される彼自身の手や顔中に血がこびりついている様子を真剣に直視することができない、というのがここでは確実な事実です。この漫画は実際には、ドレズナーの同胞が中近東全体で行ったことを象徴していると考えるべきでしょう。
イラク国内での戦争を続行させる結果となったのは、ドレズナーの同胞、ユダヤ系知識人およびネオ・ボルシェビキが原因でした。たしかにドレズナーはイラク戦争を批判していますが、アメリカ市民に6兆ドルの請求書を実際に送りつけた本物の罪人の名前を出すことは決してできませんでした。
2007年、「ザ・ニュー・ワールド・オーダー(The New World Order)」という記事の中で、ドレズナーは次のように述べています。
「さらに野心的なことに、成長している(他の)勢力に順応するための国際的組織を再形成しようとブッシュ政権は試みています。その変化はほとんど当然のことのように起きている場合もあります」[4]
しかしブッシュを押していたのは一体誰なんでしょうね、ドレズナーさん?なぜあなたは、ブッシュ政権の背後にいる人物リストを含むJewish Virtual Libraryのような単純な情報源を読者に提示しないのでしょうか?あるいはベン・バーナンキやラリー・サマーズというアメリカ国内の経済的混乱に対して大きな責任を負う最も腐敗した二人の人間について言及しないのでしょう?
「『ヘリコプター・ベン』ことバーナンキは、魔法のスティックを振って数兆ドル紙幣を空中から作り出し、その資金を使って住宅ローンや財務省短期証券を買い取りました」[5]
ところがあなたは車を買ってから数日後の今になってから、車のディーラーに騙されたこと に気がついたようです。その車は使い物にならないので、廃車置場に持っていく必要がある事に気がつきました。そこであなたは説明を求めないのですか?怒っ たりはしないのですか?そして同じディーラーのところに戻って、次の車を買う助けを求めたりするのですか?それは馬鹿げてませんか?
考えてみてください。ベン・バーナンキは2日前のニュースに出て、経済について質問を受けていたんですよ!そこで彼は次のように話しています。
「少なくとも国内経済は前向きに進んでおり、・・・連邦準備銀行(FRB)の2%という目標を下回る、非常に低いインフレ率になっています。そのためそれは前進し、先手を打つことを支持する意見となるでしょう」
本当に?この男性はこんなナンセンスを信じるのでしょうか?なぜ彼は本当の問題について言及しないのでしょう?なぜ彼は、FRBが何もないところからお金を作り出していると聴衆に説明しないのでしょうか?なぜ彼は、高利が経済を破壊しているという事実について触れないですか?なぜ彼は、彼のような人間は常に、マモン(不正な財産)を崇拝する結果になっていると聴衆に正直に話さないのでしょうか?
なぜ彼は、カール・マルクスのお金は・・・の神だという名言を引用しないのでしょうか?(訳注:「金はイスラエルの神の中でも熱狂的なものの一人だ。その横にはどの神も並ぶことはない」という名言と思われる)
プーチンはNWOエージェントに対し、退廃的な巣窟から彼らを引きずり出してやると何度も繰り返して警告していますが、ドレズナーの様な人間はその事実を見落としています。
プーチンはこのような問題の一部について、純粋に道徳的・知的レベルで議論しようとNWOのエージェントらを招待しましたが、彼らは拒否しています。
他の選択肢を失ったプーチンは、自分の言っていることを明白に理解しているロシアの知識人や思想家にこれらの問題を引き渡しました。最近の演説の中で、プーチンは次のように話しています。
「ここで私たちはオープンな議論を行っています」
「これは、ここロシアの私たちにとって非常に重要な問題に関する考え方や評価、予想などを交換するために開かれた理知的なプラットフォームなのです」
プー チンが演説の中で再びレフ・トルストイの「戦争と平和」を勧めていたという事実から、彼は道理と最高度のロゴスに大きく基づいた西側の知的伝統に正しく 従っていることが推測できます。
そして道徳的規範や主義を訴えなければ、平和を実現することはできないとプーチンは強く主張しています。
「この競争が不動の政治的、法的かつ道徳的な基準や規則の範囲内で展開されることを確実にすることが中心的な課題です。
そうでなければ、競争や利害関係の対立が深刻な危機や激しい爆発的状況に導かれかねません」
「過去のこの状況が何度も起きたのを、私たちは目撃しています。そして現在、不運なことにも私たちは似通った状況に再び直面しています。
私が何度かの機会で申し上げているとおり、一方的な支配のモデルを促進させようという試みにより、国際法および世界的規制のシステム内のバランスの欠如がも たらされているということで、つまり脅威が存在し、そして政治的、経済的あるいは軍事的競争がコントロールしきれない状況になるかもしれないということを 意味しています」
エージェントが道徳律や政治的規律を侵害しようとする場合、違法行為をした者やギャング、凶悪犯を本物の警察官が罰するのと同様に、そのエージェントは自らの行動から生じる帰結を甘受するべきだとプーチン氏は主張しています。
アメリカとイスラエルのNWOエージェントは道徳的・政治的規律に違反していますが、それがプーチンがこの問題に対し間接的に対決している理由の一つです。
「イランからの核ミサイル攻撃という脅迫を言い訳として使用する行為は、私たちも知っている通り、弾道弾迎撃ミサイル制限条約という近代的な国際安全保障の基本的原理を破壊しています。
アメリカは同条約から一方的に離脱したのです。
ところで現在では私たちはイランの問題について解決しています。イランからの脅威は存在していませんし、私たちが言っていた通り、これまでもイランの脅威などは存在したことはありませんでした」
「最近、アメリカはヨーロッパ圏内で初めて、対ミサイル防御システムの試験を実施しています。これにはどういう意味があるのでしょう?これは私たちの同盟国アメリカについて、私たち(ロシア)が強く主張していた内容が正しかったということを意味します。
アメリカはまたもや私たち、そして全世界を欺こうとしたというだけのことです。
簡単に申し上げますと、彼らは嘘をついていたということです。それは一度も存在したことのなかったイランによる脅威という仮説が目的ではないのです」
「これはアメリカにとって都合のよいように勢力バランスを変えるために戦略上のバランスを破壊しようという試みで、その目的は支配だけでなく、彼 らの意志を、地政学的競争、そして彼らの同盟国も含めていると私は信じていますが、それら全体に影響力を持つ機会を作り出すためでもあったのです。
これは非常に危険なシナリオで、アメリカ合衆国も含めたすべての国にとって有害なものだというのが私の意見です」
NWOエージェントは裸の王様であり、彼らもプーチンの発言を非常に用心深く見守っていることをであることをプーチンが全世界に示しています。
彼らは現在、プーチンの発する言葉は一言も逃さずに聞いています。プーチンの演説やコメントを政治的な顕微鏡で観察するように分析してから、何百もの記事の中で反応を見せていますが、その反応の多くは、純粋に訳のわからない言葉ばかりで構成されているのです。[6]
ジム・W・ディーン氏の最近の発言:「プーチン氏は何か発言をする度にはほぼ毎回、西側のプロパガンダと首脳陣への信頼を徹底的に破壊しています」
まさに真実です。プーチンは修辞学ではなく、エマニュエル・カント風に言えば実践理性といったもので、西側への信頼を破壊し続けています。
NYタイムズは、プーチンは「古臭い国際政治上の学説によって導かれた間違った決断に倍賭けをしている」[7]と表現し、この点を証明しています。
古臭い学説ですって?シリアでISILと戦うことが古臭いのでしょうか?NWOエージェントに彼らは悪魔(サタン)を信仰していると告げることが古臭い?
ニュー・ワールド・オーダーは陰謀の境界線上にあると発言するのに充分すぎる理由をプーチンは充分に揃えているのはご存知の通りです。
プーチン:「実際に陰謀論上のすべてのルールに従っているような、不透明な経済圏を作り出すプロセスの展開もまた、私たちは目撃しています(訳注:TPPのことでしょうか)。
その最終目標は明白です。支配および経済的、貿易、そして技術的規則の基準を広げることによって、より大きな利益を搾り出すことを可能にするような方法で、世界経済を再設定し直すことなのです」
アメリカのNWOエージェントに対し、彼らがシリア難民危機に対して多大な責任を負っているということを告げながら、プーチンは罪悪感もなさそうに次のような発言をしています。
「過去に何度も耳にしているように言論の自由や情報の自由な流布などの値観を常に訴えていたように見える国々の権威者は、今では、彼ら自信の意見に反対する情報や意見のあらゆるものが拡散されることを防ごうとしています。
彼らはそういった情報を敵対的なプロパガンダで、あきらかに非民主的な手段によって闘うと宣言しています」
***
「異なる文化や宗教、民族性の人たちの関係について話される時に、戦争や対立という言葉が以前よりも頻繁に聞かれるようになっているのは残念なことです」
「現在、数十万人単位の移民は専門職や、移民が入ろうとしている国の言語や伝統、文化などに対する一切の知識もないままに異なる社会に融合しようと試みています」
「移民を受け入れる側の住民についての問題については美辞麗句で耳障りをよくしようとせずに率直に話し合うべきだと思いますが、受入国の住民は、よそ者が優勢 になること、犯罪率が上昇すること、そして自国の予算から移民対応の支出が増えることに対して苛立ちを感じています」
「もちろん移民に対して同情する人も多く、移民を助けることを望んでいます。問題なのは、移民が入ろうとしている国の住民の利益を侵害することなく、移民を受け入れることでしょう」
「大規模で規制されていない異なるライフスタイルの間での衝突は、愛国主義(ナショナリズム)や不寛容、そして社会内での恒久的な対立構造の出現へと導かれる可能性がありますし、既に実際に起きています」
NWOがISISを作り出しました。プーチンはISISは「文明に対する敵」であるとし、「道徳やイスラム教を含めた世界の宗教的価値観を蹂躙し、道徳や宗教へ対する信頼を損なわせている」としています。
最後に、プーチンは次の通り断言し、NWOにダメージを与えています。
「自分にとって望ましくないからといって、ある政権を転覆させるための兵器としてテロリストが利用されている場合、一般的にテロリズムと闘うことは不可能です。
こういったテロリストを失くすことは不可能です。かかるテロリストを後に退け、彼らから力を奪ったり、何らかの合意に到達することができると考えるのは単なる幻想に過ぎません。
リビアでの状況は、ここで最善の例と言えるでしょう」
プーチンは証拠もなしに主張に対する結論を下し、政治的舞台を離れるだけということはしません。彼はリビアがそのケーススタディだと示唆しています。冷血な方法でNWOエージェントがガダフィを殺害した時、何が起きたでしょう。
大規模な混乱、破壊、そして苦しみでした。なぜ?NWOは現実性を放棄し、完全な狂気を受け入れたからです。
ミシェル・フーコーのような人間は、自らの革命的な(そして悪魔的なのは明白な)イデオロギーを助長させるために狂気を利用した、とE.マイケル・ジョーンズ氏が最近主張していました。[8]
NWOはシリアでまったく同じことを行っています。そしてプーチンは、理性のある人間にはそのような行動にはもうこれ以上、我慢ができなくなっていると言っているのです。
エドマンド・バークの「抑制を欠いた思考の人間は自由になることができない、ということは物事の不変の性質として定められている」、そして「人間はその情熱で自らの足枷を鍛造する」[9]という考えが正しいとした場合、プーチンは政治の世界に道徳性とカントの実践理性を取り込んだことで偉大な仕事をしているといえるでしょう。
また、イスラエル国内でパレスチナの市民を大量虐殺しているNWOのエージェントは、その退廃的な巣窟から除去される必要があるということも意味しています。
【参照】
[1] Michael A. McFaaul, “The Myth of Putin’s Strategic Genius,” NY Times, October 23, 2015.
[2] Patrick Chappate, “Bashar al-Assad, Flying High,” NY Times, October 23, 2015.
[3] Daniel W. Drezner, “Why Vladimir Putin’s strategic genius scares the heck out of me,” Washington Post, July 30, 2014.
[4] Daniel W. Drezner, “The New World Order,” Foreign Affairs, March/April 2007.
[5] Matt Taibbi, “Rick Perry vs. Ben Bernanke: Round One,” Rolling Stone, August 11, 2011.
[6] See for example Noah Rothman, “The Anti-War Left Self-Destructs,” Commentary, October 16, 2015.
[7] Drezner, “Why Vladimir Putin’s strategic genius scares the heck out of me,” Washington Post, July 30, 2014.
[8] E. Michael Jones, “The Great Satan and Me: Reflections on Iran and Postmodernism’s Faustian Pact, Part II,” Culture Wars, October 2015.
[9] Quoted in E. Michael Jones, Libido Dominandi: Sexual Liberation and Political Control (South Bend: St. Augustine’s Press, 2000), 607.
(翻訳終了)
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【コメント】
「Mr.正論」のプーチンの発言がよくまとまっていたベテランズ・トゥディの記事を取り上げました。正論過ぎて反論のしようがないですね。
私はイランの前大統領のアフマディーネジャード氏も大好きなのですが、その彼が在任中のイランが核兵器開発疑惑で狙われたのはどうしてでしょうか?
いろいろな理由があるでしょうが、こんなことを堂々と言っちゃう人は絶対に放っておけないからじゃないでしょうか。
アメリカがいつも通りにイランに難癖をつけて侵攻・破壊・占領しようとしていた時も、当時大統領だったアフマディネジャードとプーチンの黄金コンビで、軍事行動まで展開させずに外交だけでアメリカをのらりくらりと退けたのは見事の一言でした。
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