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「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎(左)、山本太郎の両氏
【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】
2015.1.11 06:00更新
http://www.sankei.com/life/news/150111/lif1501110007-n1.html
各誌“正月ボケ”とでも言うべき低調ぶりだ。
『週刊文春』(1月15日号)、『週刊新潮』(1月15日迎春増大号)、ともに「左柱」が紅白歌合戦の「楽屋ウラ」(『文春』)と「舞台裏」(『新潮』)。
紅白もオリンピックと同じでやる前の情報は気にかかるが、競技や舞台を実際に見たらそれで終わり。あっという間に興味は失(う)せてしまう。しかも、もう昨年のことだし。
そんな中でひとり気を吐いているのが『週刊ポスト』(1・16/23)。
「新年特別提言」と銘打った曽野綾子さんの「『戦争の悲惨』より『戦時の英智』を伝えよ」は曽野さんにしか書けない卓説。
戦後70年、新聞やテレビでは「戦争を語り継ぐ」という論調が喧(かまびす)しいが、と曽野さん。
〈昨今の「戦争は悲惨なもの」という一面的な論調は、大人の考え方ではない(中略)戦後の日本人はとりわけ戦争というものをヒューマニズムで語ろうとしすぎています〉
〈歴史上、世界から戦争がなくなったことはありません。ならば観念論ではなく、「より」戦争にならないようにする、あるいは「より」戦争の被害を少なくする、つまり「ベター」に近づく技術や知恵を提示すべき〉
〈戦争や大震災という《最高の悲劇経験》から学び、語り継ぐべきは、そこで人々が示し、見つけ出した「英智」だけです〉
恒例のワイド特集、『文春』が「初荷スクープワイド20連発!」、『新潮』が「めでたくもあり、めでたくもなし」18本。それなりにおもしろいが1本挙げるなら『新潮』の「4億円が欲しくて生き恥の党名を呑んだ『小沢一郎』ここまで堕したか?」。
〈4億円にのぼる“濡(ぬ)れ手で粟(あわ)”のカネ〉目当てで党名が「生活の党と山本太郎となかまたち」、まさに〈カネ欲しさの野合〉だ。
フランスの週刊紙『シャルリー・エブド』のテロ事件、他人事(ひとごと)ではない。
(『WiLL』編集長)
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