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あえて後ろ向きに振り返ろう 1・25大反省会
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2015-01-14 反戦な家づくり
日本人は打たれ強いのか、はたまた負けなれているのか、安倍晋三に足蹴にされ、踏みつけられ、唾を吐かれても泰然自若で毎日を送っている。
お釈迦様やキリストさんも真っ青の聖人君子ぶりである。
これは、どんなときでも「前向きに頑張る」ことを美徳とする、独特の日本的な感性に基づいているのだろうか。あるいは、70年間なんとかなったから、あと10年かそこらは大丈夫だと思っているのだろうか。
「自民党は、国民を踏みつけながらでも食べさせてくれる」「我慢すればそこそこの暮らしはできる」と今でも信じているのだろうか。
私が心配なのは、知らぬが仏でノンビリしている人たちではない。
分かりすぎるほど分かっているのに、根拠なく「なんとかなるだろう」と思っている人たちのことだ。
それは決して少なくない。自公以外に投票した人、あえて投票しなかった人を含めて数千万人の規模で、程度の差はあれど「安倍はヤバい」と感じている人はいる。知事選で自民単独では勝てないというのも、その証左である。
そのなかでも、明確に批判的なひとも100万人は下らないはずだ。
政権にとって、賛否が二分し、かつ、明確な批判勢力が100万人いるという状況は、ものすごく危うい状況のはずだ。
やらせの官製デモはともかく、自主的な100万のデモは明らかに政権を震え上がらせる。日本以外では。
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ところが、 日本だけは事情が違う。
世論はほぼ二分。テーマごとなら、安倍路線に反対が多い。
様々な課題に取り組む活動をしている人も、それなりにいる。共産党系の人から、直接政治の課題ではなく、食品安全とか子育てとか、結果的に政治に直結することにかかわって動いている人も含めて、10万人を下回ることはあるまい。10万人といえば、1選挙区に約300人だから、絶対にもっとたくさんいる。
にもかかわらず、 国政選挙になれば負け続ける。
いや、地方選挙でも、やれば勝てるはずなのに自民に相乗りするケースが圧倒的だ。
選挙とは、権力の争奪戦だ。合法的な実行力を誰が手にするか、それを争う場だ。
その選挙で負けるということは、やりたい放題やられるということだ。勝ったり負けたりならば抑止力が働くが、やれば必ず負けるのでは、本当にやりたい放題。安倍独裁政権と変わらない。
選挙で負けても、まだ方法はあるとうそぶく人もいるけれど、権力をナメているとしか思えない。
合法的な権力を与えてしまうということは、そんな生ヤサシイことではない。それは、この2年間で骨身にしみたはずだ。
骨身にしみたはずなのに、しみていない人がいる、ということを、私は心配している。分かるはずの人が、なぜか理解しない。しようとしない。「がんばろー」と言い続ければいつかどうにかなる、と信じている。
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原発が爆発しても負けて、参院選でも負けて、また衆院選で負けて、3連敗して何の反省もなく、能天気に「またがんばろー」では、猿に笑われる。
いい加減ここで、「なんで負けるのか」をはっきりさせなくてはならない。
小沢さんはじめ多くの人が言うように「野党がバラバラ」だからなのか。
これもよく聞くように「共産党が全選挙区に立てるから」なのか。
私はそれだけではないと思う。そんな単純な話ではないと思っているが、ここではその詳細は書かない。
一言だけ書いておけば、敵は様々な思惑で、自民、公明、民主の主力、維新(関東)まで配下に抑えている。要するに彼らは野党ではないということだ。
共産党に文句を言うのは、情けなさすぎる。たしかに彼らの組織第一主義は弊害は多い。が、あの程度の組織力の足元にも及ばない私たち自身の現状を恥じたほうがいい。
これを読んでいる方々も、人それぞれに思いはあるはずだ。
「なぜ勝てないのか」
これをはっきりさせずに、同じことを何回も何回も続ける余裕は、もう私たちに残されていない。
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考えたからすぐ勝てるわけではない。
しかし、同じ失敗を無反省に何度も繰り返すのではなく、2年先、5年先を見通した一歩を踏み出したい。
生活の党と山本太郎さんが合流したことは大きなプラス材料だ。
社民党は重鎮が合流を許さなかったという噂も聞いたが、このさい思い切った判断が望まれる。
民主党も、いっそのこと細野が勝ってゴリゴリの新自由主義になり、耐えられなくなった福祉系や労組系が分裂してくれたほうがいい。
もろもろの事情をはらみながら、1月20日過ぎに、小沢さんと太郎さんの会見がある。たぶん24日ではないかと踏んでいる。分かる限りの情報もあつめつつ、しっかりと会見を聞き判断したい。
そしてこのタイミングに合わせて、関西では 「大反省会(とこれから)」を開催する。
生活フォーラム関西の主催なので、生活の党に近い人が多いけれども、もちろん安倍政権に反対するあらゆる人を歓迎したい。
1月25日(日)10時〜16時半 大阪市中央区民センター
詳しくは生活フォーラム関西のホームページを見ていただきたい。
長丁場だけれども、やってみればたぶんあっという間だと思う。
生活フォーラム関西
申し込みも、こちらのホームページから行えます。
危機感で身がちぎれそうなのに、何をしていいかわからない人。
とにかく動いているけれども、確信が持てない人。
ぜひ集まっていただきたい。
感情的に大声を出すこと、他人の発言を遮ること、延延と独演会をすること、以上みっつだけはお断り。
それ以外は、遠慮なし、タブーなしで掘り下げたい。
いま、あえて後ろ向きに。
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