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2015-01-13 08:28
今度の日曜には民主党の代表選があるし。アレコレ書きたいことがたくさんあるのに、生活の方が、またチョット通常とは違う状況に。 (ノ_-。)
もし時間的余裕があったら&スマホが通じたら、何か書くかも知れないけど。数日か1週間ぐらいは通常通りに更新できないかもです。m(__)m
で、今日も予定より早く出なければならなくなって、ゆっくりブログを書いている余裕がなくなったので、キープしてあった記事・「【阿比留瑠比の極言御免】祖父・岸氏を超えられるか」をアップするです。
安倍首相は先日、祖父・岸信介首相の別荘や墓を訪ねて、何か誓って来たらしいのだけど。
安倍氏が岸氏の果たせなかった「戦後破壊の憲法改正」「9条改正による新安保体制」「日本を再び戦争できる&戦争に勝てる国にする」ことを目指していることは間違いない。(・・)
『安倍総理は11日、静岡県にある祖父の岸信介元総理と、父・安倍晋太郎元外務大臣の墓前に参り、去年末に行われた「総選挙で勝利をおさめ、第三次安倍政権を発足させたことを報告」しました。
「戦後70年にふさわしい年にしていきたいと墓前に誓ってきた」(安倍首相)
総理はこの3連休を、別荘がある山梨県で、側近の議員とともにゴルフをするなどして過ごしています。(TBS15年1月11日)』
* * * * *
この記事は、突っ込みどころが満載なのだけど・・・。
まず、この部分に注目して欲しい。mewは、よく「安倍首相は戦前の富国強兵を目指している。安保軍事強化のために経済政策に取り組んでいる」と書いているのだけど、それがよくあらわれていると思う。
『政策として最も重視するものは何かと問われた岸氏は、こう明快に答えている。
「第一はね、いうまでもなく安全保障ですよ。(中略)それがなけりゃあ、経済の発展も、あるいは文教の振興もない」(中公)
これと同趣旨のセリフを、小泉内閣の官房副長官だったころの安倍首相から聞いたことがある。だからこそ首相は、左派系メディアの激しい批判を覚悟して集団的自衛権行使の限定容認に踏み切ったのだろう。』
あとこの部分を読むと、安倍首相らが、いかに今の日本の憲法、立憲主義を軽視しているかということがよくわかる。
『「くだらない問題でしたが、『極東』の範囲なんていうのは、(議会対策で)苦労した格好になっているけれども、あれは愚にもつかなかったね」(中公)
岸氏は国会での安保条約論議についてはこう語っている。一方、集団的自衛権の政府解釈見直しをめぐって安倍首相は、野党などから「立憲主義の否定だ」と責め立てられて慎重に答弁していたが、周囲にはこんな本音を漏らしていた。
「ほとんど意味のない議論だ…」』
* * * * *
また岸元首相は、護憲派の主張を切り捨てるように批判。そして、まさに上から目線で、「国民に憲法改正をせざるを得ないという気持ちを起こさせるような宣伝、教育をしていかなければならない」と言っていたようなのだが。
mewは、安倍首相も同じような考えでいると確信している。
『「護憲の連中は憲法を改正するとまた戦争になり、徴兵制が敷かれ、子供や夫をまた戦場に送ることになるんだというような、訳の分からぬ宣伝をしている」(中公)
憲法改正に関しては岸氏はこう指摘し、さらに次のように論じている。
「国民に、憲法改正が必要であり、憲法改正をすべきである、あるいは改正せざるをえないのだという気持ちを起こさしめるような宣伝、教育をしていかなければならない」(同)』
* * * * *
阿比留氏は、『違うのは岸氏は安保条約改定に際して衆院を解散して国民に信を問うべきだったと後悔したが、安倍首相は今回、衆院選を断行して勝った点だ』と書いているのだが。
安倍首相は、今回、集団的自衛権の行使の法制化や安保改定をメインの争点にしておらず。(会見の時には、アベノミクスについて問う選挙だと自ら言ってたぐらいで。)
それをあとから「安保法制や憲法改正についても公約に書いてあったし、TV討論でも話した。信を問いました」なんていうのは、詐欺商法にも近いものがあるわけで。
国民は、そんな主張を決して許してはならないだろう。(・・)
それにしても、岸信介氏と安倍晋三氏は、戦後の時代にそぐわない政治家なんだな〜と、つくづく感じてしまったmewなのだった。(@@)
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『【阿比留瑠比の極言御免】祖父・岸氏を超えられるか
(産経新聞15年1月8日)
安倍晋三首相の母方の祖父、岸信介元首相が実に面白い。昨年10月と11月に相次いで刊行された「岸信介の回想」(文芸春秋)、「岸信介証言録」(中公文庫)をひもとくと、率直な語り口から時代を超えた政治の普遍的な実相がありありと伝わってくる。
■安保など共通項
第1次安倍政権のころ、多くの政治家を間近で見てきた当時の政府高官に、こう言われたことがある。
「安倍さんと岸さんが似ているという人が多いが、岸さんは『両岸』と呼ばれるほど融通無碍(むげ)だった。安倍さんの真っすぐさはむしろ、『昭和の吉田松陰』といわれた父方の祖父、安倍寛(元衆院議員)の資質を受け継いでいる」
その時はそういうものかと思ったが、両書を読んでやはり安倍首相と岸氏の考え方や目指す方向性、世界認識には共通項がかなりあると改めて実感した。
例えば、首相が政策として最も重視するものは何かと問われた岸氏は、こう明快に答えている。
「第一はね、いうまでもなく安全保障ですよ。(中略)それがなけりゃあ、経済の発展も、あるいは文教の振興もない」(中公)
これと同趣旨のセリフを、小泉内閣の官房副長官だったころの安倍首相から聞いたことがある。だからこそ首相は、左派系メディアの激しい批判を覚悟して集団的自衛権行使の限定容認に踏み切ったのだろう。
岸氏は昭和35年の日米安全保障条約改定時のことを、「日本がアメリカの核戦争に巻き込まれて、戦争になるというようなわけのわからん議論が盛んだった」(文春)と振り返る。集団的自衛権論議でも似たようなデマが流布されたことを連想してしまう。
「くだらない問題でしたが、『極東』の範囲なんていうのは、(議会対策で)苦労した格好になっているけれども、あれは愚にもつかなかったね」(中公)
岸氏は国会での安保条約論議についてはこう語っている。一方、集団的自衛権の政府解釈見直しをめぐって安倍首相は、野党などから「立憲主義の否定だ」と責め立てられて慎重に答弁していたが、周囲にはこんな本音を漏らしていた。
「ほとんど意味のない議論だ…」
■半世紀前と同じ
半世紀以上がたとうと、問題の本質や重要性・緊急性よりも枝葉末節の形式論に拘泥しがちな国会審議のあり方は、何も変わっていないということか。
「護憲の連中は憲法を改正するとまた戦争になり、徴兵制が敷かれ、子供や夫をまた戦場に送ることになるんだというような、訳の分からぬ宣伝をしている」(中公)
憲法改正に関しては岸氏はこう指摘し、さらに次のように論じている。
「国民に、憲法改正が必要であり、憲法改正をすべきである、あるいは改正せざるをえないのだという気持ちを起こさしめるような宣伝、教育をしていかなければならない」(同)
これに対し、安倍首相は昨年12月24日の記者会見でこう強調した。
「国民的な支持を得なければいけない。どういう条文から国民投票を行うのかどうか、またその必要性などについて、国民的な理解をまずは深める努力をしていきたい」
そっくりだと感じた。違うのは岸氏は安保条約改定に際して衆院を解散して国民に信を問うべきだったと後悔したが、安倍首相は今回、衆院選を断行して勝った点だ。祖父を超えられるか−。(政治部編集委員)』
THANKS
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