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「東京の大手メディアが「表現の自由」の圧殺を怒ってみせるのはおかしい。:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16347.html
2015/1/13 晴耕雨読
https://twitter.com/hyodo_masatoshi
仏全土で、「シャルリー・エブド」襲撃事件に対するデモが開催。
参加者は370万人で、歴史上最大とも。
この動きは、単純には喜べない。
いずれ移民排斥、反イスラムに結びつく。
実際、デモではイスラム教の預言者ムハンマドを冒涜する風刺画が掲げられ、モロッコ外相は抗議してデモに参加しなかった。
挑発的な出版社を、批判し続けた良識的な声は、政府を初め、以前から仏に存在していた。
それが完全に隠蔽されている。
今は「テロは悪」「表現の自由は善」の二項対立に置き換えられている。
これは移民排斥、反イスラムに結びつき、次の事件を生む危険な予兆である。
「表現の自由は善」はフックだ。
「テロは悪」から「イスラムは悪」に結びつき、「中東参戦は善」が到達点になる。
そういう意味で、仏だけの問題ではない。
自衛隊の中東派遣を見据えて、慎重な考察をしなければならない。
東京の大手メディアが「表現の自由」の圧殺を怒ってみせるのはおかしい。
なぜなら、かれらは「表現の自由」を放棄し、首相と会食し、政府の広告・広報機関に退廃しているからだ。
何という呆れた偽善だろうか。
怒るのには政府を監視している資格がいるのだ。
「反テロ」というイデオロギーは偽物だ。
「反戦」の思想こそが本物だ。
「反テロ」のイデオロギーは、「反戦」に深化しなければならない。
「人を殺すな」。
この原則こそが、安倍の「人殺しのできる国」に対抗できるのだ。
「反テロ」は、「イスラムは殺してよい」に繋がる偽物だ。
11日、パリで各国首脳らとドイツのメルケル首相もデモ行進した。
彼女は最後まで悩んだ筈だ。
デモは、ドイツ国内の移民排斥、ネオナチを勢いづけると。
ほんとうは世界中で、慰霊の黙祷を捧げるのがよかった。
デモのパフォーマンスは世界中に影響を与える。
「テロはいけないに決まっている。実際に人が殺された。何がいけないんだ」。
こういうお花畑がいけない。
「シャルリー・エブド」襲撃事件はプロセスにすぎない。
欧州には、以前から移民排斥とネオナチ、右翼の勃興という状況があった。
それに追い込まれた事件だと認識しなければ、第2の事件が起きる。
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