http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/695.html
Tweet |
<来年度予算案>安保理常任理事国入り狙い対策費871億円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150110-00000009-mai-pol
毎日新聞 1月10日(土)6時30分配信
外務省は9日、2015年度当初予算案に、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに向け、安保理改革関連費と今年10月の非常任理事国選挙の対策費として、871億8000万円を計上する方針を固めた。また、15年度が戦後70年に当たるとして外交実施体制を拡充するため、8カ所の在外公館新設など在外公館関連費に62億9000万円を盛り込む方向で財務省との最終調整に入った。
予算総額は14年度当初予算比2・9%増の6854億円となる見通し。安倍晋三首相は15年度も積極的な海外訪問を続ける方針で、首脳外交関連経費は同7億4000万円増の95億4000万円となる。重点項目に「積極的平和主義に基づくグローバルな課題への貢献」を掲げ、「安保理改革の早期実現」を挙げた。
政府は今年、ドイツ、インド、ブラジルとの「G4」で常任理事国などの枠を拡大する改革案を国連へ提出したい考え。非常任理事国選挙では、改選数1のアジア太平洋枠で有力対抗馬が不在であることから日本の選出が確実視されているが、安保理改革を最終目的としていることから、非常任理事国選挙を巡る活動を「アピールの場」として重視。各国へ職員を派遣し、常任理事国入りと安保理改革の正当性を説明する「ロビー活動」の展開や、国内外でのシンポジウム開催費などに充てる方針だ。政府関係者は「今後は常任理事国入りに向けた活動に力点を置くことになるだろう」と話している。
新設される在外公館は、6大使館(モルドバ、タジキスタン、トルクメニスタン、モルディブ、ソロモン、バルバドス)と2総領事館(ハンブルク、レオン)の計8カ所となる見込み。同省は概算要求で15公館の新設を求めており、最終調整で半数近くに絞り込まれることになるが、3公館新設にとどまった14年度に比べれば大幅増となる。このほか、外交体制強化に59億円を計上し同省定員も82人増やす見込み。政府開発援助(ODA)も現在は対象外の「卒業国」への支援も新たに盛り込む方針で最終調整を進めており、総額は14年度当初比8億円増の4238億円となる方向だ。
また、国際原子力機関(IAEA)との協力強化や北朝鮮・イランの核問題対応など軍縮・不拡散分野に89億2000万円▽世界主要都市への広報拠点「ジャパン・ハウス」創設や戦略的対外発信費500億円(今年度補正予算案分305億円含む)−−なども計上する。【鈴木美穂】
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK177掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。