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1月2日の一般参賀 Photo:Kyodo
終戦70年、天皇新年のお言葉は8月の安倍談話を制する綸言か
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4713
週刊文春 2015年1月15日号
「戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」。
元日、新年のご感想で天皇はこう綴られた。このお言葉について、「『極めて』というのは非常に強い表現」と解説するのは、宮内庁関係者だ。
「終戦70年の年頭に、あえて発せられた陛下の“不戦”のお覚悟を感じるのです。中韓との関係など、日本の現状に対する不安が、陛下にはおありなのではないでしょうか。安倍晋三首相が、今年8月の終戦記念日に発表するという『安倍談話』もご心痛のタネではないかと拝察します」
新談話検討のため、安倍首相は3月にも有識者会議を設置する見込みだが、内容によっては近隣諸国の反発も考えられる。注目は、村山談話を継承するかどうかだ。
「日本の『植民地支配と侵略』を認めた村山談話に、かねてから安倍首相は違和感を表明してきた。あの小泉純一郎首相さえも踏襲した村山談話を、安倍首相はそのままの形では継承しないのではとも見られている。12月の衆院選圧勝直後も、『日本がこれからどういう道を進んでいくかを書き込みたい』と発言している」(政治部記者)
年頭所感では、日本を「世界の中心で輝く国」にしたいと綴った安倍首相だが、その言葉に宮内庁関係者は敏感だ。
「あの悲惨な大戦を今一度、胸に刻むべき節目の年頭所感としては、余りに能天気であり、陛下のご感想とは言葉の重みが異なると言わざるを得ない」(別の宮内庁関係者)
五輪招致に高円宮妃久子さまにご参加頂いた際も、庁内からは「皇室を政治利用している」といった批判が上がったが、今や両者の齟齬は歴然。
「宮内庁の風岡典之長官は女性宮家創設問題について、定例会見で質問されても明言を避けています。この背景には、安倍政権には皇室の制度改正に関わって欲しくないという、陛下の“ご意向”があるというのが定説。文化勲章の授与式の際など、陛下は首相と視線を合わせないようにされているのでは、と噂になったこともあります。新年のご感想は、政権に向けられた異例のメッセージなのではないでしょうか」(宮内庁担当記者)
今年で82歳になられるご高齢の天皇。4月には日本人玉砕の地・パラオを慰霊のために訪問される予定だ。
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