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2015年01月08日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆未年(ひつじどし)になって1週間を過ぎた。人によっては、「未年は、辛抱の年」と予想している者があり、不吉な感じがする。確かに、鹿児島県の桜島が、「大噴火」の兆候を示しているのをはじめ、日本列島の各火山が、一斉に火を噴き出しそうな気配だ。これは、火山に限らず、天変地異が起きる予兆かも知れない。
西日本新聞が1月6日午前 10時53分、「桜島の山体膨張 2013年8月規模以上の噴火が発生する可能性」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「福岡管区気象台と鹿児島地方気象台は6日午前10時30分、桜島の状況に関する解説情報第002号を出した。それによると、大隅河川国道事務所の有村観測坑道、および、京都大学防災研究所のハルタ山観測総合坑道に設置している傾斜計と伸縮計に、1日ごろから山体の膨張と考えられる変化がみられる。昨日以後も同じ変化が続いている。このことから、2気象台は、同様の変化がみられた、2012年7月24日および2013年8月18日に発生した、多量の噴煙を噴出する噴火と同規模、もしくはそれ以上の噴火が発生する可能性があるとして、厳重な注意を呼びかけている。現在、桜島の火口周辺警報は『噴火警戒レベル3』で、入山規制が継続している。昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2キロの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降る可能性がある。また、爆発的噴火に伴う大きな空振によって、窓ガラスが割れるなどのおそれもある。降雨時には、土石流発生の可能性もあり、注意が必要」
御嶽山の噴火(2014年9月27日午前11時52分)には不意を突かれたので、登山家は、慎重になっているけれど、それでも強行登山したければ、「自己責任」を覚悟しなければならない。
◆自然現象ではなく、政治・経済・社会現象で何が起きるかについて、多くの人が、関心を高めている。超能力が抜群であるならば、別だが、そうでなければ、未来を予測するのに、どうしても過去に起きたことを引き合いに出して見たくなるものである。そこで、年表を引っ張り出して、12年前の「2003年」、その12年前の「1991年」、そのまた12年前の「1979年」、さらにその12年前の「1967年」に何が起きていたかを振り返ってみよう。
「2003年」1月23日、小泉純一郎首相、公約違反を追及され、「この程度の約束を守れなかったのは、大したことじゃない」と発言。3月19日、米英軍、イラク攻撃。4月1日、日本郵政公社が発足。4月13日、統一地方選前半戦、10都道府県知事選で現職は全員当選、4月27日、統一地方選後半戦、衆参4選挙区補選では与党が3議席獲得。6月6日、「有事法制関連3法」成立。6月10日、りそなグループに対する公的資金資金投入を正式決定。7月26日、イラク復興支援特別措置法成立。11月9日、総選挙投開票、自民・公明・保守新党の与党が安定多数確保。11月29日、イラクで日本大使館員2人殺害。(「冬のソナタ」ぺ・ヨンジュン主演、ヨン様ブーム起こる)
「1991年」1月17日、湾岸戦争。1月24日、政府・自民党、湾岸戦争支援策として90億ドル(約1兆2000億円)の追加支出などを決定。4月24日、政府臨時閣議、ペルシャ湾に海上自衛隊の掃海艇派遣決定。6月3日、長崎県の雲仙普賢岳で大火砕流発生。7月1日、ワルシャワ条約機構解体。11月27日、自民、公明両党、衆院でPKO協力法案を強行採決、12月10日、政府、今国会での成立断念。12月30日、ソ連邦解体。
「1979年」1月17日、第2次石油ショック。1月16日、イラン革命。3月28日、米国スリーマイル島の原発、大量の放射能漏れ、空前の事故。10月7日、総選挙で自民党が事実上、「安定多数」確保に失敗。12月27日、ソ連軍、アフガニスタンに突如侵攻。(「3年B組金八先生」)
「1967年」1月29日、総選挙で自民党得票率、初めて50%割って、48.805%、公明党衆院初進出。2月11日、初の「建国記念日」。4月15日、統一地方選挙、東京都知事に社共推薦の美濃部亮吉当選。自民党は府県議選でも都市部で後退。6月5日、第3次中東戦争始まる。7月1日、EC成立。9月1日、四日市ぜんそく訴訟。
◆この1967年から2015年まで48年間の「12年サイクル」の事象を分析すると、「自民党・公明党VS共産党」「雲仙普賢岳大火砕流」「石油ショック」「原発大事故」「中東戦争」「PKO協力法」「ソ連崩壊」などのキーワードが、鮮明に浮かび上がってくる。
2015年冒頭に立って、これからの1年を見通すと、一体どうことが見通せるか? キーワードでくくっていくと、「自・共対決」「火山大爆発」「石油価格戦争」「原発推進VS原発ゼロ」「中東イスラム国攻撃」「米国崩壊・EU解体」がトレンドとして浮かんでくる。こうした事象を背景にしている安倍晋三首相は、決して「順風満帆」に政権運営できるとは言えない。途中、暗礁に乗り上げたり、沈没したり、数々の危機に直面する。
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