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自由主義国家
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2015/01/07 23:45 高橋敏男のブログ
アメリカらしい!
今日の朝日新聞デジタルニュ―スに上がった、“村山・河野談話への言及、米「圧力の意図ない」との見出し付きで、米国務省のサキ報道官が6日の記者会見で、 「(前日の会見で)村山談話と河野談話に言及したことを、日本政府への圧力と見る人々がいる」という質問に対して、「そのような意図はなかった。歴史問題への前向きなメッセージや平和への貢献を含めた安倍首相の発言を歓迎している。地域の国々と強固で建設的な関係を築くことを促進することが、当事者の国々と米国の利益になると考えている」と話したと書いている。
ここで言う前向きな安倍発言は、過去の歴史認識を見直す、書き直すことだったはずです。そのような安倍発言があって、中国、韓国が反発したにも拘わらす、発言を撤回せず、時間稼ぎをしていたように見えます。
だから今、サキ報道官の発言を聴いて驚いているのは安倍首相だと思う。安倍首相は、このように変化する米国の意図を読み違えていたのではないでしょうか?
どのように密に話し合っても当初の戦略は時間の経過とともに徐々にずれてくるものだと思います。そのズレが生じたことで日本と米国の進むべき方向が明らかにズレてきたのだと思う。でなければ、サキ報道官が強固で建設的な関係の構築が当事者の国々と米国の利益だなどとわざわざ発言しないと思うのだ。
米国は、これまで何々を歓迎するという表現で年次改革要望書を日本政府に提出して、現に、その要望書に沿って、日本政府は各分野で改革を実現してきたのであり、言われるがままに積み上げられた米国の要望通りの政治路線を簡単には変えられないと思います。
これまで日本が真の独立国家として歩んで来なかったことが、このような歪んだ記事を書かせているのではないでしょうか。
「圧力の意図はない」という言葉が、日本政府には圧力になっているに違いないのです。だからこそ、会見で記者が代弁したのではないでしょうか。
弁解記事が続く。これまでの村山談話と河野談話が近隣諸国との関係改善に重要な区切りと米国は捉えているのに対して、安倍首相は村山談話を含め歴代内閣の立場を引き継いでいくと言いながら、新たな談話に書き込んでいくと話していたとあるが、 これでは安倍首相の初めの考えとズレが生じているのではないでしょうか。こうなるはずではなかったと安倍首相が悔やんでも、結果オ―ライならば、それでいい。質問者の言わんとしたことは、やんわりと安倍首相にブレーキを効かせているものがあることを教えてくれる。
優しい言葉でも状況次第では明らかに圧力になる。
そして、サキ報道官が断定的な表現をしているが、安倍首相は、書き込んでいくと未来に託し、結論ではなく公約でもない。あやふやな自信のない表現で終わっている。
これは圧力を感じて、軌道修正した結果、曖昧な結論になったからではないでしょうか?
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