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◆植草一秀冤罪事件
国民の先頭に立って小泉竹中政権と闘っていた、植草一秀氏は二度の冤罪で刑務所行きとなっている。彼は国民の財産郵貯350兆円がロックフェラー財閥の手に渡るのを阻止しようと、TVの討論番組でも竹中平蔵氏と小泉政治を糾弾していた。また、りそな銀行のインサイダー取引問題について真相を暴露する本を出版しようとした。
そんな中で起きたのが手鏡事件。2004年(平成16年)4月8日午後3時頃、早稲田大学大学院教授の職にあった植草氏は、品川駅のエスカレーターで女子高生のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして、鉄道警察隊員に東京都迷惑防止条例違反(粗暴行為の禁止)の容疑で現行犯逮捕。氏は犯行を否定。無実の証明のため、品川駅高輪口エスカレーターの4台のカメラに残っているビデオ映像を証拠として提出を求めた。しかし、何故か映像は4台共全て消去されていた。
◆竹中平蔵主導りそな銀行インサイダー取引問題
りそな銀行の勝田泰久頭取も植草氏と同様、小泉竹中政権の経済政策を批判していた。勝田氏は頭取就任後、次々に経営改革案を示し、りそな銀行は経営上何の問題も無い、優良企業だった。しかし、小泉竹中政権イコールロックフェラー財閥の批判をする人物が頭取を務める銀行がただで済むはずが無い。
ロックフェラー財閥はりそな銀行潰しを竹中平蔵に命じる。この事案で中心的な役割を果たしたのが木村剛氏。彼は2010年7月14日、中小企業向け融資を専門とする日本振興銀行(本店・東京都千代田区)の検査妨害事件で逮捕され、同銀行は倒産。日本で初めてペイオフを実施。1,000万円以上の預金を持つ預金者3,500名以上が被害を受けた。
2003年2月7日、看過できない事件が起こる。竹中経財相兼金融相が閣議後の閣僚懇談会で、日経平均株価指数連動型株式投資信託(ETF)について「絶対に儲かる」「私も買います」と発言。
証券取引法では証券投資の勧誘などにおいて「絶対儲かる」などの断定的表現を禁じている。ただですら問題の発言。しかも発言の主は現役の財相兼金融相。竹中氏は何を根拠に「絶対儲かる」と発言したのだろうか?実は、彼こそがりそな銀行インサイダー取引を画策した張本人だった。
優良企業りそな銀行の経営危機を演出。銀行を倒産させると発言して株価は暴落。紙くず同然となったりそな株に群がったのはロックフェラー財閥とハゲタカファンド、そして竹中平蔵に続く売国奴達。国会議員の多くが株式買い付けに狂奔した。
その後竹中平蔵は一転して、りそな銀行を国民の税金で救済すると発言。りそな銀行株は暴騰。ほとんどタダ同然で手に入れたりそな株を売って、ロックフェラー財閥、ハゲタカ外資ファンド、そして竹中一派は巨額の利益を上げた。結局、国民の血税を彼等が奪い取った形。投入された税金は2兆3,000億円もの莫大な金額だった。
りそな銀行インサイダー取引の真実を知る者達は抹殺され、国民は真実から遠ざけられた。2003年4月24日、朝日監査法人の会計士、平田聡氏は自宅マンションの12階から何者かに突き落とされ転落死。警察は直ちに自殺と断定。2006年9月、りそなの脱税を調べていた国税調査官太田光紀氏は植草氏と同様、手鏡で女子高生のスカートの中を覗いたとして神奈川県警に逮捕。
2006年12月18日朝日新聞記者、鈴木敬一氏は、りそな銀行と自民党癒着のスクープ記事掲載の前日、死体で発見される。警察は自ら海に飛び込んでの自殺として処理。
国際金融寡頭勢力の行動綱領を理解していれば、これらの事件の背景は容易に理解できる。また、真実を知れば、皆さんは自分の財産と子孫の未来を護ることができる。無関心は彼等の横暴を増長させるだけだ。
◆竹中平蔵氏と麻生財務相とが山分けする「派遣利権」553億円
◆竹中平蔵パソナグループ会長の「正社員をなくしましょう」発言と派遣法改正案の関係
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