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http://31634308.at.webry.info/201501/article_5.html
2015/01/04 22:42
昨日は、読売新聞の社説を「愚社説」と題して、政府広報誌に成り下がっている読売新聞の批判をしたが、見識ある東京新聞の社説は、「アベノミクス」を批判し、軌道修正すべきと説いている。
これは、読者を代表する法政大学大学院の坂本光司教授らの著書を基にしているが、アベノミクスを「方向違いの3本の矢」としている。第一に異常な低金利でも、企業の投資、生産が増加せず、消費が冷え込んだまま需要が盛り上がらない。デフレ脱却も怪しいとしている。第二に機動的な財政出動であるが、公共事業を急増させるも、建設現場の人手不足や資材高騰で消化不良に陥った。公共事業が民間から仕事を奪う弊害も指摘される。第三が一番言いたい論旨であるが、以下のように述べている。
最後に成長戦略。この哲学にこそ問題があります。「企業が世界で一番活動しやすい国」といって経営者寄りの、目先の利益しか考えないような政策ばかりです。一時的に株価が上昇しても長続きはしない。
日本経済にとって必要なのは消費を支え経済社会に安定をもたらす中間層の存在です。勝ち組と負け組をつくり、二極化する分断社会ではありません。
アベノミクスに最も欠けている視座は、弱者への配慮であり、再分配政策など格差を縮める努力です。真の強者は弱者に優しい。弱者に冷たいのは、ただの弱い者いじめでしかないのです。」
上記の指摘が安倍政権の本質である。上記の表現を別の視点から言うと、全労働者の40%以上を非正規社員にして、これでは、まだ足りず、さらに増やそうとしている。非正規社員の平均年収が180万円程度である。この程度の年収では食べるだけで精いっぱいで、とても結婚、子供を持てる状態ではない。これでは、GPDの60%を占めている内需も増加しようがない。
最近、年金も減額しようとしている。また介護保険料の削減も検討されている。障害者年金の減額、もしくは停止も強化されてきていると報道されている。
アベノミクスの崩壊は時間の問題である。
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