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“ストップ the 安倍”の元年
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15年01月01日 永田町徒然草
謹んで新年のお慶びを申し上げる…と言いたいところだが、私の心は晴れやかとは言えないのである。平成27年(2015年)は、内外共に万事が厳しい状況になると予想されるからである。景気の良い、いや、調子の良い話をしているのは、安倍首相と自公“合体”政権だけで、そのようになる筈がない。
諸行無常というが、因果応報でもある。この世の出来事には原因あり、それに伴う結果があるのである。政治の分野でいえば、わが国はファッショ的になっている。ファッショとは、政治の在り様が暴力的なのを批判する言葉であるが、安倍首相とその仲間が行おうとしている政治は、ナチズムにも近づいている。
ナチズムは、国家社会主義という思想的側面をもっている。国家の力で経済を良くするという考えは、一歩間違えば、国家社会主義に流れる危険性がある。ちなみに、ナチズムは自由主義や社会主義とは、何の関係もない概念であった。政労使会議で安倍首相は「儲かっている企業は賃上げをして欲しい」などというが、こんな言葉は、信じない方が良い。
私は、今年6月で満70歳になる。70年も生きていると、いろいろなことを見てきた。その中で印象に残るのは、ある人や企業やグループが悪くなる時というのは、ある日突然、何もかもが一挙にダメになっていくことであった。一挙に全てが壊れていくのだから、誰も手が付けられなくなるのだ。後で考えると、その兆候はあったし、その時ならば手が打てたのだが…。
私は、「わが国は、何もかもが一挙にダメになっていく寸前」という気がしてならないのだ。政治とか経済とか社会とじゃなくて、何もかもが一挙におかしくなっていくのだ。私は、それを“文化の崩壊”と捉えている。このことは、永田町徒然草No.1697「危険な“文化”の劣化」で述べているので、是非もう一度見てもらいたい。
安倍首相とその仲間(創価学会・公明党を含む)は、文化に最も縁遠い存在である。文化と最も縁遠い者が権力を握り、それを遠慮なく行使しているのであるから、わが国の文化が崩壊していくのは、当たり前といえば当たり前なのだ。しかし、わが国民はまだ文化を大切なものと思っていると、私は信じている。
まだそのような国民がいる限り、私は日本の未来に絶望していない。昨年の総選挙は、“ストップ the 安倍”の絶好なチャンスだったのだが、残念な結果に終わってしまった。安倍首相とその仲間は、ファッショ的に安倍政治を行おうとしている。しかし、覚醒した国民は、“ストップ the 安倍”の元年としなければならない。私は、そう心に誓っている。
それでは、また。
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