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政治家は制度事業で働く人たちをバカにしていないか。
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2014/12/31 16:14 日々雑感
<2015年度から始まる「子ども・子育て支援新制度」で、政府は30日、私立の幼稚園や認定こども園で働く職員の給与の3%引き上げを予定通り実施する方向で調整に入った。平均で1人当たり月8千円程度の賃金アップとなる。
幼稚園教諭や保育士は他の職種に比べて賃金が低く、離職率も高い。財源として当て込んでいた消費税の再増税は延期されたが、保育などの担い手確保に向け、待遇改善は不可欠だと判断した。
新制度では保育所などの施設整備だけでなく、保育の「質の改善」も目指している>(以上「グーグルニュース」引用)
来年3%引き揚げて保育士たちの給与がどの程度になるのか、なぜ報道機関は同年齢の公務員と比較をしないのだろうか。制度事業は官僚たちが制度設計をして、政治家が賛成多数で可決して決めている。
保育士にせよ介護士にせよ、その待遇が重責と重労働の割に低いというのが通り相場になっている。実際に中堅どころの勤続年数十年・年齢三十前後でも二十万円に満たない人たちが大半だ。ちなみに公立の保育園の保育士は公務員のため制度事業で設置されている保育園の保育士と待遇は全く異なる。
保育といい介護といい、実際の現場で働いているのは制度事業で設置された福祉法人の保育職の社員だ。なぜ制度事業では別に制度内の給与表を設けているのか、なぜ公務員と同等の「等級 号俸」制度を適用しないのだろうか。そうすれば来年3%賃金引き上げを謳うまでもなく、保育士や介護士への求職者が殺到するだろう。
なぜ保育士や介護士が不足しているのか、その反面、なぜ公務員への就職希望者が殺到しているのか、頭を捻って考えるまでもないだろう。かつて昭和40年代まで、公務員は「デモ シカ」職だといわれていた。民間給与と比較して6割ないし7割程度の年収しかなかったからだ。それがいつの間にか高嶺の花になってしまって既に久しい。それを是正しようとしなかった政治家たちと人事院は一体何をしてきたのだろうか。せめて公的な制度事業に従事する人たちの待遇は公務員と同じ「等級 号俸」表を適用すべきだ。公務員が安穏として席を温めておられるのは現場で働く人たちがいるからだ、それを忘れてはならない。
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