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http://31634308.at.webry.info/201412/article_28.html
2014/12/30 23:24
政党助成金を受けられなく程議席を減らした生活に、山本太郎氏が入党した。その届出の政党名が、「生活の党と山本太郎となかまたち」ということで、生活を支持している人も、政党名がおかしいと言い、また他の政党人からもいろいろ批判されている。生活の党の公式ホームページを見ても、上記の公式な説明や見解は出されていない。政党助成金を得るために、小沢氏も恥も外聞もなく、山本氏を呼び入れたとも言われている。
それぞれ一理はあるであろう。しかし、個人的には、名前は気にしていない。お互いにメリットがあったから山本氏が入党したのだろう。そもそも、小沢氏の性格から、あまり細かい話はこだわらなかったと思われる。むしろ、冷たいほど冷徹である。今回の政党名も、本筋が担保されていれば、細部にはこだわらなかったと思われる。
その山本氏が、安倍首相が主要マスコミの解説委員、編集長クラスの人物と頻繁に料理や等で会食していたことについて、質問主意書を安倍首相に提出した。その中身は、呼びかけた人物は誰か、どんな基準で選んだのか、その会食の費用は誰が持ったのか、そうでなかったのなら、その金額は誰が多くて、誰が少なかったのか、などと細部に亘っている。
この質問を見て、漠然とおかしいと思っていた話を、山本氏のような初心の国会議員が変だと国会レベルで質そうとするもので痛快である。山本氏だから出来る質問である。安倍氏は歴代の首相の中でも群を抜いて、マスコミ人物との会食が多いという。もう44回にもなると言われている。その顔ぶれには、NHKの政治番組の島田解説委員も含まれ、民報のテレビ解説者、新聞社の解説委員も含まれる。人間、お酒の入る非公式の宴会や会食では、明らかに親密度は違ってくる。
権力を批判し、抑制することが仕事のマスコミの言論の要の人物が権力者と会食することはあきらかに変なことである。この変なことは、変だと素直に質問することは素晴らしいことだが勇気が入ることだ。
案の上、その質問はかなりインパクトがあったせいか、山本氏を批判する論調が増してきているようだ。質問主意書には必ず回答を出さなければならない。非常にシンプルな質問だけに、下手に回答を拒否したり、はぐらかせば、逆に山本氏にもっと突っ込まれるだろう。政党に所属すれば、NHKの中継の中で質問することも出来る。こんなことがNHKの中継で国会で問題化されれば、首相の会食にマスコミ人がのこのこと出席することが憚れる。どんな回答が出されるか楽しみだ。
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