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戦前と変わらない、ジャーナリズム
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2014/12/29 17:39 高橋敏男のブログ
お便りから、その2
■日本のジャーナリストのレベルは低い
「戦前のジャーナリズム」の状況は、
朝日新聞に対する「慰安婦」問題についてのパッシングの
異様さに見られるようなものだったのだろう。
非国民、売国奴、鬼畜米英を書きたてた翼賛新聞に変質していった状況が
最近の新聞、テレビに見られる。
国連が発言しているように、一部の報道に間違いがあったと言っても、
「慰安婦問題」の事の本質は少しもかわらない。
「慰安婦」の存在そのものが人道に反する罪なのだ。
読売、産経新聞の「朝日叩き」は異様である。
朝日新聞を叩くことにより、
慰安婦がそもそも存在しなかったと言いたいようだ。
安倍総理も河野談話は継承すると国際社会には約束している。
「河野談話を見直せ」と言いたいのだろう。
国際感覚から外れた人権感覚。
ずれが大きく浮き彫りになった。
「日本の信用を傷つけた」というのなら、
収束の見通しもない「福島」の原発事故、
及び、汚染水はダダ漏れではないか。
国際舞台でコントロールされていると語った
首相の発言は日本の信用を傷つけた。
その問題を含んだ原発を売り歩いている。
原発を売るための技術維持のため、
日本の原発は維持すべきだと評論家はテレビで語っている。
使用済みの「死の灰」の処理は出来ない。
日本は火山列島である。
プレートがせめぎ合っている境界に日本列島はある。
地震と火山の巣であり、
災害はいつ起きるかを今の学問的レベルでは予知不可能だ。
御嶽山の爆発がそれを証明している。
そこに原発を「原子力の平和利用」と
キャンペーンをして世論形成をしたのが中曽根、正力だった。
正力は「読売新聞」を世論形成のために利用した。
「誤報」だ、「捏造」だと「朝日新聞叩き」に熱中する読売、産経、週刊文春、
週刊新潮は誤報」「捏造」を今までにしたことがないのか。
自らの過ちを検証し、掲載したことがあるのか。
罪を犯した女に律法学者は、石打の刑しようとした。
イエスは「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、
まず、この女に石を投げなさい。」(「ヨハネ福音書第8章」)と言った。
これを聞いて誰も女に石を投げることができず、引き下がった。
イエスも女の罪を許した。
読売新聞、産経新聞、週刊新潮、週刊文春。
「売国奴」「非国民」という前に、我が身をまず振り返るべきだ。
ジャーナリズムの第一の使命が「権力の監視」であるのに、
逆に政府権力を翼賛し便乗し、朝日新聞たたきに熱中している。
社内で一人でも、「こんなことでいいのか」と思う記者はいないのか。
週刊誌は、「売国奴」「非国民」と
戦前多くの良心的な国民を追い詰めた言葉賤しい言葉を使った。
世界で稀に見る下品な「ジャーナリスト」たちではないか。
自らの社会的使命も理解できず、
ただ単に新聞、週刊誌が売れればよいと、権力に媚びた姿勢は、
結局日本のジャーナリズムの知的レベルを引き下げ、
信頼を失わせただけだ。
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