36. 母系社会 2014年12月31日 16:43:47
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●「生活の党」と山本太郎氏の連携は、現在の政治情況をブレイクスルーする 可能性を秘めている。山本太郎氏は東京だけでも70万票取れる政治家であり、 しかも、若者の支持者が多い。更に、天皇への素朴な尊崇の念も持っているので、 左右の壁を越えて、幅広い年齢層の支持を得られる可能性も秘めている。「生活の党」は全国に、少なくとも100万もの強固な支持者がいる政党で、 小沢氏は財界・官界・政界にも多くの支持者がいる。しかも、日本では極めて 珍しい本物の民主主義者であり、百戦錬磨の老練な政治家。 新党で原発再稼働阻止も願うが、非正規労働者の正規化が実現できれば、自殺も 犯罪も減るし、結婚できる人が増えて人口の減少に歯止めがかけられる。 米国依存症に陥っている親米派=従米派にとっては、両者の提携は悪夢。 だから、両者への攻撃も熾烈を極めるだろう。 ●小沢一郎氏の謀略冤罪事件や、石井紘基議員の刺殺事件を思い出すまでもなく、議員だけでは「革命的改革」は不可能。新党と議員たちを物理的に防衛し、デモ や集会などの様々な合法的な示威行動で、従米派の謀略活動を牽制・阻止する 若者の<実力部隊>が必要。この<実力部隊>は、山本太郎氏の支持者である 非正規労働者たちが中心になって担うだろう。 非正規労働者と敵側の陣地にいる味方も組織して、ありとあらゆる所に新党の ネットワークを組織し、敵側の要人は家族・友人関係まで含めて詳しく調べて 24時間監視する等で合法的に威圧し、体制側のプロパガンダ機関マスゴミや、 司法などの治安・謀略機関を麻痺・中立化させないと、対等に戦うことさえ 不可能。 従米派の背後には、世界中で様々な謀略や暗殺などの秘密活動で経験を積んで きたCIAがいる。とても議員だけでの「革命的改革」など出来るわけがない。 (この<実力部隊>は、新党や議員たちが非正規労働者や民衆を裏切らない ように監視し、牽制する役割も果たすだろう) ●日本の支配層は、親米派と親中派、中立派に分裂している。だから、支配層 の分裂を促し、主流派である親米派を孤立化・無力化しなければならないが、 これは財界にも人脈がある小沢氏らの「生活の党」しか出来ない。 「生活の党」は、財界の親中派と中立派を組織して、さしあたり財界を中立派 が主導する体制に持ち込み、「東アジア共同体」への参加を実現すべき。 ★「東アジア共同体」が結成される前には、東アジアの安全保障体制の基盤と なる「東アジア安保条約」が締結される予定。「東アジア安保条約」が締結 されれば北朝鮮も参加するし、やがてロシアやインド、中東諸国、EUも参加 して、ユーラシア全体の「安保条約」へと発展するので、中国軍や南北朝鮮軍、 ロシア軍も自衛隊の友軍=同盟軍となり、国民の意識も劇的に変化するだろう。 ただし、「東アジア共同体」内部では、日本は韓国やベトナムなどと提携して、 中国のナショナリストを牽制し、中国がアジア全体の利益を代表する国になる ように統制=制御しなければならない。 ●●しかし、残念ながら、このリベラルな新党にも限界があるだろう。 ★リベラリズムでは真の自由社会は実現できない。なぜなら、真の自由とは・・ <労働時間の短縮=自由時間の拡大>だから。 リベラリズムの欠点は、失業を自然現象のように見過ごし、自由を「表現の自由」 とか「信教の自由」等の自由に限定してしまうこと。 「表現の自由」などが保障されても、表現活動をする自由時間が無ければ無意味。 生存するために長時間労働を強いられる非正規労働者等には、空疎な、何の役に もたたない権利。時間も金もない非正規労働者等は、事実上の<奴隷>である。 労働人口の三割を占め、自由時間も金もない非正規労働者にとっては、自由の 権利だけが認められている今の社会は、自由社会ではない。 自由の実現は自由時間の獲得であり、自由の拡大とは自由時間の拡大である。 ★だからマルクスは、正規労働者も含めて、全ての労働者が生存のために 仕方なく行う「義務的労働時間」の短縮を、何度も何度も繰り返し訴えた。 マルクスの社会主義社会は、「義務的労働時間」を極力短縮し、趣味的活動時間 を極力延長することで、肉体労働を行う労働者が肉体労働だけでなく、様々な 頭脳労働も出来る「マルチ人間」、全面的に発展した人間に成れる社会のこと である。 社会が必要とする物資を分業労働で生産する社会では、この「義務的労働時間」 を極力、短縮しなければ、人々の自由は実質的には拡大しないから。これが、 丸山眞男などの戦後民主主義者には理解できなかった。 常に企業同士が競争している市場経済の資本主義企業では、技術革新で生産性が 向上しても、ほとんどがコスト削減や搾取の強化=資本の蓄積に使われてしまい、 労働時間を短縮するためには使われない。 ★だから、技術革新で生産性が10%向上したら、5%ぐらいは生活水準の向上 に使い、残りの5%は労働時間短縮に使うなど、技術革新を生活水準の向上に 使うだけでなく、労働時間の短縮にも使う社会主義政党が真の自由社会を実現 する政党。 ★そして、このような複数の社会主義政党同士が、労働時間の短縮=自由時間の 拡大を競う社会が、真の自由社会である。 ★真の自由社会を実現するには、今の企業のように資本家が専制的に経営する 企業ではなく、さしあたりかつてのチトー時代のユーゴスラビアのように、 労働者自身が経営者を任命する<自主管理型社会主義>を実現するしかない。 だから、小沢政権を樹立して原発ゼロを決め、従米派を一掃し、混合経済= 国家資本主義を実現したら、次は、<自主管理型社会主義>の実現を目指して、 小沢政権自体と戦わなければ、大多数の民衆が真に自由になる社会は実現しない。 そのためには、社共だけでなく、仏教社会主義政党が必要である。 ★ダライ・ラマ14世は京都精華大学の講演で、「私はマルクス主義者であり、 疑いなく私は社会主義者です」と表明。ダライ・ラマ14世がマルクス主義者なら、 チベットは中国から離脱せず、むしろ、仏教社会主義政党を結成して、中国を 仏教社会主義国にすることを目指すべき。 GNPナンバーワンの中国が、現在の国家資本主義=混合経済国から、社会主義 を目指す国になれば・・・ マルクスが夢見た<世界社会主義共同体>が実現し、戦争も消滅するだろう。 石井紘基刺殺事件 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E4%BA%95%E7%B4%98%E5%9F%BA%E5%88%BA%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6 (WIKI)東南アジア友好協力条約 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E5%8F%8B%E5%A5%BD%E5%8D%94%E5%8A%9B%E6%9D%A1%E7%B4%84 (WIKI)自主管理社会主義 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E4%B8%BB%E7%AE%A1%E7%90%86%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%B8%BB%E7%BE%A9 (京都精華大学45周年記念事業)ダライ・ラマ14世講演会 http://www.kyoto-seika.ac.jp/1968+45/lecture_report/1123/ ダライ・ラマ、銀行家を導く:「仏教徒マルクス主義者」・「若い頃、中共への入党を考慮した」と前置きして本論へ http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/517.html
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