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官僚たちが好き勝手に秘密指定し始めた特定秘密保護法の現実
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/28/#003058
2014年12月28日 天木直人のブログ
12月20日の各紙が一斉に報じていた。
すなわち特定秘密保護法が12月10日に施行されたというのに、その法律の運用をチェックする「情報監視審査会が、与野党の合意が見られないままいまだに設置されていないという。
設置されるめどが立っていないという。
驚くべき実態だ。
情報監視審査会は、衆参両院に置かれた常設の国会機関であり、政府から特定秘密の指定状況などについて報告を受け、適切かどうか審査する役割をゆだねられている。
そんな重要な役割を果たす情報監視審査会が発足しないまま、特定秘密保護法が先行して施行されているなどということは、あってはならないことだろう。
そう危惧していたら、その危惧が早くも現実のものとなった。
きのう12月27日の朝日新聞が報じた。
警察庁は26日、各省庁に先駆けてテロやスパイ活動防止に関する18項目、計約370件の秘密指定を行ったと発表したと。
それをきっかけに朝日新聞が独自に調べたところ、計約370件の秘密指定が行われていたことがわかったと。
それだけではない。
朝日新聞が各省庁に問いただしたところによれば、ほとんどすべての省庁が秘密指定を行っており、それを公表するかしないかを含め、省庁によってまちまちであることがわかったと。
これを要するに各省庁の官僚たちが好き勝手、やりたい放題で、秘密指定を行っているということだ。
事態は想像以上に深刻である。
それにもかかわらずメディアがこの問題を大きく取り上げない。
こっちのほうがより深刻だ。
特定秘密保護法は、間違いなく最も危険で悪質な法律となるだろう。
気がついた時は取り返しのつかない状況になっているに違いない(了)
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