http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/127.html
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また白票水増しで尻尾切り〜矛盾だらけの突っ込み処満載のお粗末な顛末
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/26810485.html
2014/12/27(土) 午前 6:48 先住民族末裔の反乱
今回の選挙で小選挙区と比例区の不一致が続出しているが、其の中でも仙台市青葉区では、前代未聞の1000人の相違があった。これに関し24日に市長から調査命令が出され、その結果が26日に発表された。
其の内容は、いみじくも高松市のゼロ票事件同様、投票数との差を埋まるための白票水増しだったという。では報道に沿って、時系列に追ってみる。
・開票中、小選挙区の投票者数が、投票数より976票足りない事実が発覚
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・担当課長の承諾の上、係長が該当数の白票を968票の水増しと6票の持ち帰り処理を行い、投票者数と投票数をい一致させた
↓
・その後、報道機関より、比例区票が小選挙区票に比して約1000票少ないと指摘される
↓
・この指摘を受け、市長より調査命令発動
↓
・その結果、当初の小選挙区投票者数に入力ミスがあったと発表
上記の矛盾を指摘する前に、投票者数と投票数のチェック方法について述べる。なおこれは諫早他数件の選管へ問い合わせで確認したものである。
@各投票所で投票終了後、配布された投票用紙数から残りの未使用分を差し引いて「投票数」を確認
A名簿により「投票者数」を確認
B投票所内で「投票者数」と「投票数」が一致していることを確認
Cその結果を「投票仕様報告書」に記載し未使用分を100づつ束ねて開票場に投票箱とともに移送
D開票所にて、開票と同時に別室で、同報告書と未使用用紙の数あわせ再チェックを行う
つまり「投票数」と「投票者数」の辻褄合わせは投票所で完了し、それが書面に記載される。
上記報道内容によれば、開票所の入力担当者が不在者投票の二重計上など誤った過分の数字を“比例区”のみ入力したため、“小選挙区”の投票数に不足が生じたため白票等で穴埋めしたということになる。
ここで疑問点を列挙する。
○入力担当者の二重計上はありえない
⇒ 過年度との整合性から容易にチェック可能
○なぜ入力担当者は“小選挙区”のみ二重計上したか
⇒ 担当者単独、複数でチェックで簡単に発見可能、また小選挙区との不一致に気づかないはずがない
○開票を進める過程で、投票数チェックも終了しない段階で慌てて不正行為を行ったのか
⇒ 開票終了までの間精査すれば容易に発見できたミスであり、慌てて終了前に不正を行う必然性がない
○小選挙区開票の後で確定する比例区でも同様の処理がなされなかったのか
⇒ 通常小選挙区から先に開票されることから先に投票数(得票数)が確定する。ならば当然この数字で比例区でも同じ不正がなされないことは矛盾が生ずる
以上の矛盾が報道内容では全く説明できない。課長以下の末端管理職の処分で事を終わらせようとするのは甘すぎる。結局、何故、小選挙区だけ水増しされたかが全く不明のままである。
また新たに発覚した国民投票との1万票の差は、どう足掻こうと納得のいく説明は不可能であろう。
なお、気がかりな点がもう一点ある。無効票数に関して、今回と前回、それ以前とはかなり数字の傾向が変わっている。前者の小選挙区は比例区の1.5倍、後者はほぼ同数程度。
○小選挙区無効票は4,669、これから白票968を引き正しい無効票数は3,701
無効票が前回と同数になるのは偶然か
⇒ 平成21年度の小選挙区、比例区ほぼ同数のトレンドから恣意的に操作された数字との疑いが生ずる
H26無効票数(小選挙区 3,701)(比例区 2,609)
H24同 上(小選挙区 3,635)(比例区 2,488)
H21同 上(小選挙区 2,499)(比例区 2,385)
H17同 上(小選挙区 2,007)(比例区 2,625)
(参考」)
宮城県 小選挙区 第1区 青葉台区
(有権者数)238,354・・・(投票数)118,119・・・(投票率)49.59%
同 比例区 青葉台区
(有権者数)238,354・・・(投票数)117,210・・・(投票率)49.17%
最高裁判所国民投票
(有効回答数)112,808
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水増し:確定投票者数ミス隠すため白票1000票分改ざん
毎日新聞 2014年12月26日 20時51分
仙台市青葉区選挙管理委員会は26日、14日の衆院選の開票作業で、集計担当者の50代の男性係長が白票(無効票)を約1000票水増し計上する不正があったと発表した。確定投票者数が別の職員のミスで実際より多く計上されており、投票総数と大幅に合わなかったため、上司の選挙課長の了承を得て改ざんしたという。宮城県警は、公選法違反(投票増減)の疑いもあるとみて捜査する方針。
区選管によると、係長は小選挙区(宮城1区)の開票中、確定投票者数に比べ開票した票の総数が976票少ないことに気付いた。つじつまを合わせるため、存在しない白票968票分を水増しし、8票を「持ち帰り」として処理するよう課長に提案し、実行した。
比例代表と小選挙区の投票者数に大差があることを報道機関から指摘され、区選管が調べたところ、パソコン入力の担当者が不在者投票などの票数を二重入力し、確定投票者数が間違えていたことが判明した。係長は「(票の差を)どうしても解決できず数字を加えた」と釈明したという。区選管は係長と選挙課長に自宅待機を命じた。
候補者の得票数は変わらず、選挙区の当落への影響はない。
後藤秀一・区選管事務局長は記者会見で「決して許されないこと。有権者の皆様に大変なご迷惑をかけた」と陳謝した。
<衆院選>集計ミスの可能性 仙台市が調査
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141225_11044.html
仙台市の奥山恵美子市長は24日の定例記者会見で、14日投開票の衆院選の青葉区の投票者数に関し、比例代表が小選挙区よりも989人少なかったとして、区選挙管理委員会に調査を指示したことを明らかにした。
区選管によると、期日前投票などを含めた投票者数は小選挙区11万8199人に対し、比例11万7210人だった。前回衆院選でも比例は38人少なかったが、今回はその差が26倍に増えた。
選挙事務のミスの可能性を含め、原因を調べているが、現時点では不明という。奥山市長は「1000人近くが棄権するというのは考えにくい。区選管の報告を待ち、今後の対応を検討したい」と説明した。
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