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http://mewrun7.exblog.jp/22680818/
2014-12-27 10:06
この記事では、民主党の代表選の話を・・・。
http://mewrun7.exblog.jp/22663648/
先週、細野豪志氏が一足先に、代表選への出馬を正式に表明していたのであるが。(『細野がコウモリ化?〜野党再編派のはずが、自主再建を第一にと発言。労組票に配慮か。http://mewrun7.exblog.jp/22663648』)
25日には岡田克也氏が会見を行ない、正式に出馬する意思を表明。他方、同日、有力候補のひとりとされていた前原誠司氏が出馬を見送る意向を発表したという。(@@)
この他に、リベラル勢力から長妻昭氏や篠原孝氏が立候補を検討しているとのこと。<「岡田、細野、前原じゃ保守しかいないんじゃん」という感じだったので、mew的には歓迎。特に長妻氏には今後、リベラル勢力の代表、幹部になって欲しいと期待しているしね。"^_^">
また蓮舫氏も出馬に意欲を示している様子。女性の出馬も歓迎したいところなのだが。推薦人が集まるかどうかビミョ〜だとのこと。(~_~;)
世間的には、代表選は実質的に「岡田克也氏vs.細野豪志氏」の一騎打ちになると見られているようだ。<対立軸としては、「自主再建派vs.野党再編派」、「経験重視派vs.世代交代派」になるのかな。(・・)>
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『民主党の岡田代表代行は、来月18日に行われる民主党の代表選挙について、「立候補する決断をした。私は平成2年に初当選し、この国の政治を変えるためには政権交代ができる政治を作らなければと考え、自民党以外に政権担当能力がある政党を作ろうとやってきた」と述べました。
そのうえで岡田氏は、「2009年の衆議院選挙で念願の政権交代が実現したが、残念ながら3年3か月で自民党に戻ってしまった。もう1回、自民党以外に信頼される政党を作って、チャレンジしようと思っている。民主党は、いろいろな批判も受けるが、いいところもある。党を根本的に立て直し、自民党に対抗して、日本の政治をしっかり担っていける政党に改革していきたい」と述べ、代表選挙に立候補する意向を表明しました。(NHK14年12月25日)』
『岡田氏は会見で、野党再編に関連し「他の党と一緒になるのは考え方の違いが克服されない限り難しい」と指摘し、自主再建を最優先する考えを強調した。維新の党と合流する可能性に関しても「民主党の一部と組むという今の維新側の主張は到底のめない」と否定的な見解を示した。(スポニチ14年12月26日)』
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『「野党第1党であり続けることはあっても、政権を目指せる政党になれるかどうか。いつ国政選挙があるか分からない。それまでの間がラストチャンスだ」と危機感も示した。
04年5月、代表に就任。05年9月の郵政選挙で小泉自民党に敗れて辞任して以来、代表の座からは遠ざかっていた。辞めた当時、「自分たちが選んだ人(代表)をしっかり支える」「自由な議論をしても、決まったことには従う」ことが必要と話したという。しかし今も、その2つを実行できずに迷走する民主党。「同じ議論をしなければならないのは残念だ」と述べた。
若手議員だった93年、自民党を離党。新進党を経て民主党に加わった。「(自民党に対抗できる)きちんとした固まりをつくりたかった」と、離党の理由に触れた。しかし、3年あまりの民主党政権を経て「固まり」は壊れたまま。「もう1度信頼される政党をつくり、(政権交代に)チャレンジしたい」と話した。
対抗馬の細野氏は、維新の党との野党再編に意欲的。党内の反発を受け、出馬表明と同時に争点化を「封印」したが、岡田氏は逆に「維新の党との関係は代表選の1つの論点」と、踏み込んだ。党路線をめぐり、野党再編と自主再建の間で揺れ始めた細野氏を念頭に「民主党の一部と組むという今の維新側の主張は到底のめない」と指摘した。
一方、細野氏は自身を支援する議員との会合で「私は挑戦者。堂々と正面から戦いを挑みたい」と強調。「過去を反省し決別しない限り、再生はあり得ない」と、気勢を上げた。(日刊スポーツ14年12月26日)』
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岡田氏は、もともと自民党〜新進党に所属していた保守系議員なのだが。98年に民主党に合流してからは中道リベラル系議員の考え方にも理解を示しており、「穏健な保守(中道右派)」または「限りなく中道に近い保守」として活動して来た。<政治理念や理論にこだわる原理主義者としても知られている。^^;>
同氏は党内では特定のグループに属さない一匹狼的な存在ではあるのだが、左右を問わず周辺議員から一定の信頼を得ており、04〜5年には党代表になったことも。
09年から鳩山政権では外相、菅政権では幹事長、野田政権では副総理格で入閣するなど、要職を歴任している。^^;
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でもって、今回の代表選でも、真っ先に名が挙がったのは、岡田克也氏だったのだが。
党内では維新との合流を警戒する海江田氏をはじめ執行部の大半、労組系議員などが、党再建のために岡田克也氏が次の代表になることを要望したと伝えられていたのだけど。
ところが、いざ出馬する段になって、実のところ、例の「六人衆」(前原氏除く)の保守勢力が中心になって、岡田氏の選挙戦を担おうとしていることが判明。これはmew的には、かなり興味深いbut気になる部分であった。^^;
『岡田氏は安住淳国対委員長代理や玄葉光一郎前外相ら有志議員約10人と25日夜、東京都内のホテルで会合を開き、事実上の「岡田選対」を発足させた。代表経験者としての政治経験の長さや安定感を訴える方針。27日から秋田県などで全国行脚を開始すると確認した。会合には、立候補を期待する声が出ていた枝野幸男幹事長も参加し、岡田氏支持の立場を明確にした。(毎日新聞14年12月26日)』
<ちなみに、「六人衆」とは、党内の保守系の幹部級の議員(岡田、前原、野田、枝野、玄葉、安住)の集まり。(かつて渡辺ご老公が保守系議員の育成のために集めていた「七奉行」の延長みたいな会合。ただし、岡田氏はどちらかと言えば、バリバリの保守勢力とも一線を画して、中立的な立場にある。)
ここ1〜2年、前原、玄葉氏らが「海江田おろし」&保守結集による野党再編に熱心だったのに対して、岡田氏や枝野氏は近時、自主再建を目指す海江田代表をサポートする役割を担っていた。>
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他方、26日には、かつて前原・野田Gに属していて、彼らと行動を共にすることが多かった中堅保守勢力の長島昭久氏や馬淵澄夫氏が、わざわざ国会内で会見を開いて、細野氏を支持する意向を発表したとのこと。
『来月の民主党代表選を巡り、同党の馬淵澄夫選対委員長と長島昭久元副防衛相は26日、国会内で記者会見し、細野豪志元幹事長を支持する考えを表明した。会見では「細野氏はまさに新しい時代にふさわしい若いリーダーだ」(長島氏)として、党再生に向け世代交代の必要性を強調した。
馬淵、長島両氏は当選5回で、細野氏と同じく「第3世代」と呼ばれる中堅議員。岡田克也代表代行がベテラン勢の支援を受けているため、世代交代も意識して細野氏支持を打ち出したと見られる。
細野氏の陣営は、岡田氏と岡田氏を支持する枝野幸男幹事長、安住淳国対委員長代理ら民主党政権の中枢にいた「6人衆」からの世代交代を印象付けることで、党の刷新をアピールしたい考えだ。
馬淵氏は会見で、「民主党最後の代表かもしれない。難局を乗り切るには清新な力が必要だ」と危機感を強調。長島氏も「国民にもう一度期待してもらえるリーダーを選ばないといけない」と語った。(毎日新聞14年12月26日)』
何だか、代表選の構図としては、保守派の議員の中で「維新との早期合流に積極的か否か」「党の世代交代に積極的か否か」という対立軸から、岡田支持派と細野支持派に分かれたような感じがあるのだ。^_^;
<細野氏は、鳩菅の第一世代、前原・野田・岡田らの第二世代ももう終わらせるべきだと主張しているわけで。早く世代交代して、自分たちが党の実権を握りたい若手・中堅は細野氏を支持。
細野世代に実権を移すのは、経験・実績的にもまだ不安だとか、自分たちが党中枢になる機会を奪われるのはイヤだと思う人は岡田氏を支持するみたいな・・・。>
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そして、昨日は、前原誠司氏が、出馬を断念する意向を発表したのだけど・・・
『来月18日に行われる民主党の代表選挙を巡って、前原元外務大臣は、25日午後、国会内で自身のグループの会合を開き、対応を協議しました。
このあと前原氏は記者団に対し、「党の再建という強い思いは持っている。ただ虚心たん懐に、党の立て直しのために私が立候補することがプラスになるかマイナスになるかを考えた結果、今回は自分のタイミングではないと判断した」と述べ、代表選挙に立候補しない考えを明らかにしました。
また前原氏は、「大事なことは次の衆議院選挙を政権交代選挙にできるかどうかであり、その前には参議院選挙もある。候補者が出そろった段階で、こうした点の意見をしっかり聞いて、グループとしての対応を決めたい」と述べました。(NHK14年12月25日)』
mewは、岡田氏の選挙支援をする議員の名を見て、「これじゃあ、前原氏は出馬しようがないな〜」「党内の保守仲間に見限られちゃったんだな〜」と思うところがあった。^_^;
前原氏は、「今回は自分のタイミングではないと判断した」と語っていたのだが。mewから見ると、もはや民主党内には「前原氏のタイミング」は存在しないと言えるのではないかと思うです。(・・)
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前原誠司氏の率いるグループ(凌雲会)は、かつて30名以上の議員が所属していたのであるが。12年末の衆院選で惨敗したため、十数名しか残らなかったとのこと。
グループを仕切っていた仙谷由人氏も落選していなくなった上、長島昭久氏や細野豪志氏らが離脱。さらにエース格である枝野幸男氏は、前原氏が目指す維新との合流に否定的ゆえ、今、グループ内には同氏を支える人が10名いるかいないかの状況なのである。(~_~;)
<橋下徹氏は、前原氏に民主党を辞めて維新に合流するように呼びかけていたのだけど。前原氏は、さしたる人数を連れて行くのが難しい(=維新内で強い勢力を持てない)ので、民主党内にとどまっているという見方もあるのよね。>
でもって、前原氏が勝利を目指して代表選に出馬した場合、かつて前原Gに所属していた議員や「六人衆」やその周辺の保守系議員の支持が不可欠になるのだけど。
党内の議員たちは、前原氏が出馬を検討しているのを知っていたはずなのに、「六人衆」の大部分は、岡田氏の支援に回ってしまったし。旧前原G議員を含め、若手保守派は細野氏の支援を表明しているわけで。前原氏は、党内の保守系議員の大部分から見限られてしまったようなとこがあるし。
下手すると、出馬するために必要な20人の推薦人を集めるのも厳しい状態にあったかも知れないのだ。(~_~;)
<ちなみに野田元首相は、まだ誰を支持するとは公表していないのであるが。野田Gの蓮舫氏が、野田氏に相談した上で、出馬に意欲を示していたのを見て、mewは「あ、野田くんはやっぱ前原くんを応援する気はないんだな〜」と思ったとこがあったです。
野田氏は11年の代表選で前原氏に裏切られているし。(前原氏は当初、野田支援に回るかのように言っていたのだが。野田氏では勝てないとして、急に自ら出馬したので。落選したけどね。)また野田氏は、橋下徹氏のことは好んでいないようなので、今回、前原氏を支持する気にはなれなかったのかも。>
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前原氏は、出馬見送り(断念)を発表する前に、細野氏と会っていたとのこと。自分が出馬をやめる代わりに、細野氏のバックについて影響力を行使したいという思惑があったのではないかと察するのだが。
ただ、mewは、細野氏が前原氏の思うように動くかは「???」ではないかと思っている。(・・)
『これに先立ち、前原氏は細野氏と都内のホテルで会談。細野氏は代表選での支持を求めたとみられる。会談には長島昭久元防衛副大臣と松本剛明元外相が同席した。(産経新聞14年12月25日)』
『対する細野氏には、長島昭久元防衛副大臣や羽田雄一郎参院幹事長ら保守系議員が支持に回る構えだ。ただ、細野氏が25日朝、「兄貴分で政治の師匠」と公言する前原氏に支援を求めた際、野党再編をめぐり、前原氏からこうクギを刺された。
「豪志、分かっているんだろうな。オレは野党結集の旗印を降ろすつもりはない。ブレたりしないよな」
だが、再編派の細野氏も今回、党再建を優先させる考えだ。支援要請のため午後に改めて前原氏を訪ねた細野氏だったが、記者団には「私の思いは受け止めていただいたと思う」と述べた。前原氏が支援するかどうかは、細野氏の今後の対応次第といえそうだ。
その前原氏は「今回は見送る」と強調し、将来的な代表選出馬に含みを持たせている。だが、自身のグループ「凌雲会」の議員は岡田支持派と細野支持派に分かれており、前原氏の求心力の低下につながることも予想される。(産経新聞14年12月26日)』
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『「世代交代」を意識する細野氏は25日、記者団に「明確に過去と決別しやり直さねばならない。自分は若いが、準備はしている」と強調した。党内の中堅・若手には「このままでは国民からの信頼回復は困難」との見方も根強く、長島、馬淵両氏や松本剛明元外相ら国会議員16人が同日、「党名変更も含めた抜本的出直し」など6項目の党改革案を発表した』とのこと。(毎日新聞14年12月26日)
細野氏らは、地方の党員・サポーター票を頼りにしているだけに、早速、27日から福島県を皮切りに全国行脚を開始するとのこと。(++)
他方、昨日、岡田氏が網膜剥離の手術のため、急遽、入院することになったのだが。 (・o・)
ただ1週間から10日ほど安静にすればいいとのことで、年内に予定していた選挙活動は中止するものの、出馬する方針に変更はないという。(・・)
代表選(1月18日投票)は7日に告示され、9〜16日には四国を皮切りに全国の衆院比例代表11ブロックで集会や街頭演説を行なう予定なのだとか。mew的には、できれば4人ぐらいは立候補して、様々な立場から活発な議論をして欲しいな〜と思うし。<あとできればメディアにも取り上げてもらって、少しは世間の関心も呼びたいな〜。^^;>
最終的には、ここでしっかりと「自主再建派」&「中道路線派(穏健な保守まで可)」に勝ってもらって、まずは民主党の方向性をしっかりと決めたいと。
そして、その後は各党がガラガラポンで、「本当に政治理念の合う人たちが一つの政党に集まる」というところから、野党再編、政界再編を始めたいと考えているmewなのだった。(@@)
THANKS
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