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衆院選後上京した、翁長雄志沖縄県知事の面談申し入れに会わなかったお子ちゃま安倍晋三w 2014.12.26幻視行日記
2014.12.26
岡留安則の「東京――沖縄――アジア」幻視行日記
http://okadome.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-4311-3.html
■12月某日 日本列島の東北、北海道は連日のように寒波に襲われ、豪雪と冷温で交通も乱れ、事故も多発した。ここ沖縄は寒さじたいはそうでもないが、気温も下がり、風雨が強いと体感温度は一気に低く感じてしまう。やはり、日本列島の天候は多種多様である。国際情勢も様々だ。米国とキューバが半世紀の対立を乗り越えて国交正常化へと方向転換した。その一方で、北朝鮮のキムジョンウン第一総書記暗殺を描いた映画が公開中止になり、その後限定的な公開が決まるなど二転三転。その裏では米国や北朝鮮のサイバーテロ問題も発覚。中国でも周近平国家主席の権力闘争が勃発の兆しを見せている。ロシアではルーブルの価値が大暴落した。気候同様に国際政治も揺れ動いている、
国会が開会され、首班指名で安倍総理が再選された。第三次安倍内閣の閣僚人事は江渡聡徳防衛大臣一人が再任を拒否して、中谷元氏が防衛大臣に就任した。安倍政権の解散のきっかけともなった「金と政治」にまつわるスキャンダルの主人公たちはそろって留任となった。解散総選挙で禊は済んだと判断したのだとすれば甘すぎる。野党は徹底追及すべきである。
その追求する側の民主党は、海江田代表の落選と代表辞任で新代表を選ぶ選挙になる。今のところ、細野豪志、岡田克也氏らによって代表選が争われる予定だ。維新の会は、橋下徹共同代表が来年の統一地方選挙に専念するという事で、最高顧問に就任。松井幹事長は顧問に就任した。一強多弱の安倍政権は最近の世論調査でも支持率を上昇させている。一体、どういうことだ。渡辺善美の起訴も見送られるようだ。政治は完全に緩んで機能麻痺状態だ。
沖縄県知事選と衆議院解散総選挙で勝利した翁長雄志県知事が就任後初の上京。安倍総理や菅義偉官房長官や防衛、外務大臣などとの面談を申し入れたにもかかわらず、応じたのは山口沖縄・北方担当大臣一人。仲井真前知事の時代には特別待遇で迎え入れたが、辺野古新基地に反対するオール沖縄の県民党が勝利した途端の掌返しである。沖縄県民に対する配慮は見られない。安倍政権がそういう対応をすれば、沖縄の反政府の姿勢は強まるばかりだろう。今年はいい正月を迎えられるだろうと思っていたが、安倍政権の姿勢を見ていると、そう楽観視はできないだろう。相変わらず、口先三寸でアベノミクスを捲し上げる安倍総理を見ていると、先行きの不安感は増すばかりである。新年早々から安倍政権と沖縄の攻防の方も予断を許さない状況だ。
年末年始用の新刊を数冊紹介しておこう。辺見庸氏と佐高信氏の対談本「絶望という抵抗」(金曜日)が一押しだ。二冊目は朝日新聞誤報問題を取り上げた青木理氏の「抵抗の拠点から」(講談社)もおススメだ。朝日バッシングは朝日じたいにも問題はあるにせよ、安倍政権のタカ派路線とも呼応しているという状況こそが、今という時代を象徴しているという視点が重要だ。もう一冊、共同通信外信部の編集委員・石山永一郎氏の「アジア・ルポルタージュ紀行」(柘植書房新社)も副題に平城からバクダッドまでとあるように、石山氏が海外取材の体験をもとにまとめた紀行文で構成されている。以上、おススメの三冊だ。
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