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「私は戦後70年間において、これほど弱くなったアメリカを見たのは初めてです:森田実氏」
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2014/12/25 晴耕雨読
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『月刊日本』2015年1月号より http://moritasouken.com/sC3998.HTML
第三次安倍政権は多くの議席を握りましたが、安倍総理の政治基盤が盤石になったわけではありません。
彼は三つの勢力の上で不安定なバランスを保っています
三つの勢力とはすなわち、自民党の極右的勢力、自民党の中道勢力、そして公明党です。
現在のところ極右的勢力が優勢ですが、安倍総理を極右的勢力から中道勢力の側へ引き寄せていくことが重要です。
これは必ずできると思います。
なぜならアメリカの力が弱くなっているからです。
私は戦後70年間において、これほど弱くなったアメリカを見たのは初めてです。
今のアメリカには、民主党の菅・野田政権時代に、前原誠司氏や野田佳彦氏、石原慎太郎氏を裏からけしかけ、日中を対立させ、分断させたような力はありません。
今こそ日本は対米従属精神を断ち切るチャンスなのです
自然科学者や芸術家、スポーツ選手などの活躍を見ればわかるように、日本人にはまだまだ力が残っています。
我が日本国はまだまだやれます。
我々は希望を捨てず、日本再生に向けて全力を尽くすべきです。
「自民党が大勝したからといって、安倍政権が国民から支持されているというわけではないと思います。今回の選挙の特徴は「不平はあれど選択肢なし」というものです。」
「国民の不平は大きくなっていますが、その不平に応えてくれる野党が存在していないので、国民としては結果的に、安倍政権をそのまま信任するしかなかったということです。投票率の低さの原因もここにあります。」
月刊日本−必ずしも国民から支持されているわけではないにもかかわらず、自民党がこれほどの議席を占めるというのは、異常な状況だと思います。
森田「このような歪みの最大の原因は小選挙区制度にあります。前回の2012年の選挙でも、自民党は40%の得票率で80%近い議席を獲得しました」「小選挙区制度は二党制によって初めて意味を持つのですが、今や小選挙区一党制という極めて奇妙な状況が生まれてしまっています。要するに、小選挙区制の導入は完全に失敗だったということです。」
「現在のアベノミクスでは雇用という側面が軽視されています。人間は働くことで社会の一員となり、生き甲斐を持ち、自分や家族の生活を維持していきます。」
「ケインズの『雇用、利子および貨幣の一般理論』からもわかるように、経済政策において最も重視すべきは雇用です。この点にアベノミクスの欺瞞性があります。」
「もし安倍総理が軍事大国路線を歩めば、第三次安倍政権は短命に終わるでしょう。国際社会がそれを許さないからです。」
「アメリカは集団的自衛権の解釈改憲や特定秘密保護法などにより日本を軍事的下請けにしようとしていましたが、そのアメリカですら日本の軍事大国化は望んでいません。オバマ大統領にはもはや戦争を主導する力は残っていません。オバマにとって重要なのは何よりもまずアメリカ経済を回復させることです」
「アメリカ経済が復活するためには、日本経済が回復することが不可欠です。それ故、アメリカは安倍政権に対して、軍事政策よりもアベノミクスに取り組むように求めています。もし安倍政権がそのメッセージを無視して軍事大国路線を進めれば、アメリカから引導を渡される恐れがあります」
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