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2014-12-23 16:19
橋下徹氏が、大阪市政(特に都構想の実現)に専念するために、何と日本維新の党の代表を一時期、外れることに決めたとか。 (・o・)
橋下氏としては、大阪都構想で崖っぷち状態に陥っているだけに、ここは背水の陣の敷いて、勝負に出るつもりでいるようだ。(@@)
橋下氏は、現在、維新の党内で、江田代表率いる東側陣営と勢力争いを展開中。^^;
また同時に、民主党の前原誠司氏らを煽って、何とか民主党の保守系議員を維新に合流させようと懸命になっているところなのだけど・・・。
ここで代表を外れることが、日本維新の党の動向にどのように影響するのか、mew的にはその点も興味深いところだ。(・・)
<民主党議員に合流を呼びかけているのは、大阪都構想の実現ともリンクしているところが。維新と民主代表選の関わりについては、また後日に書きたいのだけど。mewは、橋下氏がいない間に、民主中道と江田維新が連携協議を進めちゃえばいいのにと思ったりもしてるです。(^^ゞ>
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『維新の党の橋下共同代表(大阪市長)が、代表を辞任する意向を党幹部に伝えたことが22日、わかった。
松井幹事長(大阪府知事)も辞意を伝えた。23日に開く党執行役員会で、それぞれ正式表明し、了承される見通しだ。両氏は当面、党顧問などの立場で、役員にはとどまる方向だ。
松井氏は22日、「2人とも、統一地方選に専念しないといけない。役職を外してもらう」と周囲に語った。「大阪都構想」の実現に向け、来年4月の統一選で行われる大阪府議選、大阪市議選への対応に専念する狙いがあるとみられる。
橋下氏は17日、江田共同代表、松野頼久代表代行と大阪市内で会談し、辞意を伝えた。江田、松野両氏は慰留したものの、最終的に期限付きの措置として受け入れたという。統一選後に橋下、松井両氏が共同代表、幹事長に復帰する方向で調整していく見通しだ。(読売新聞14年12月22日)』
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橋下徹氏は、大阪都構想の実現を目指して来たのだが。維新はもともと大阪市議会では、過半数の議席を有していないし。大阪府議会でも、維新を離脱する議員が出たため、過半数を割ることに。そのため、都構想に関する議案が議会を通らず、苦しい戦いを強いられている。(@@)
<だから、早く国政レベルで民主党の一部を維新に合流させて、地方議会でも、今、都構想反対に回っている民主党の府議、市議を少しでも維新に合流させたいんだよね。^^;>
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『安倍自民に逆襲する鍵は野党共闘〜維新の橋下が、ついに民主との選挙協力で譲歩+錦織圭』でも触れたように、この10月27日には、大阪の府議会、市議会が都構想の協定書(設計図)議案を否決したばかり。
橋下市長は、前回の市議会選で野党市議に投票した有権者は32%しかいなかったのに、否決するのはおこがましいと立腹。自ら有権者に住民投票の直接請求を呼びかけて、議会ではなく住民投票で都構想案の是非を問う意向を表明すると共に、いざとなれば議会の議決を経ずに、市長の専決処分という手法を用いる可能性も示唆したという。 (・o・)
『「このまま大阪都構想を葬り去っていいのか」。政策の金看板に掲げる都構想の協定書(設計図)議案を否決された橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は27日の本会議後、記者団の前でぶぜんとした表情を崩さず、協定書議案を再提出する意向を改めて表明した。
「非常に残念」と感想を述べたが、意気消沈した素振りはなかった。むしろ淡々とした口調ながらも野党をやり玉にあげた。
「都構想は議会の判断に左右されるような問題ではない」。野党市議が前回の統一地方選で得た総票数が当時の有権者数に占める割合が32%だったことに言及し、「たかだか32%の支持しか得ていないのに最終決定権を持つというのはおこがましい」とボルテージを上げた。
そして協定書の是非を議会が最終決定すべきか住民投票で決めるのかを問う新たな住民投票の実現に向け、市民に「自分たちで決めさせてほしいと声を上げてほしい」と直接請求を呼びかけ、必要な署名活動などを維新が支援していく意向も表明した。
一方で「いろいろな選択肢をテーブルに残し、判断する」とも。議決を経ずに住民投票に持ち込む専決処分の可能性について否定しなかった。(産経新聞14年10月27日)』
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維新の党は、この総選挙で苦戦すると見られていたのであるが。終盤戦で挽回し、41議席を確保。現有議席を一つ下回るだけで済んだ。^^;
維新は、前回、大阪府内の19の小選挙区のうち12の選挙区で1位当選、2つの選挙区で比例当選していたのだが。今回は大阪でも支持が伸び悩んでいるとの情報が・・・。
このことを懸念した橋下氏は、何と投票日前日の13日に勝負を賭けて、わざわざ「完敗」宣言を発表。それが大阪の有権者に「橋下維新を助けなくては」と思わせたのか、選挙当日に維新の比例票が当初の予想よりぐ〜んと増えたとのこと。<大阪府内では、比例票の約32・4%にあたる約114万3600票を獲得し比例第一党になったんだって。>
維新は今回、大阪の小選挙区では5人しか1位当選できなかったものの、7人が比例復活で当選し、12の議席を守ったのである。(・・)
『9日の選挙対策会議。維新幹部は「しっかり回れ。いったい、どないなってんねん」と声を荒らげた。各候補の活動状況を査察すべきだ、との指摘も出た。
橋下氏は候補者に演説内容に関して指示するメールを送った。「自公圧勝のデメリットを強調する――」。政策を浸透させるより、自公の「勝ちすぎ」を懸念する人たちの受け皿を目指す戦略だった。
終盤、ほぼ大阪に張り付いた橋下氏。「あす自公が歴史的な勝利を収める。維新は完璧に負けました」。13日夜、大阪・難波で行った最後の訴えでは、そう強調した。異例の「完敗宣言」は、インターネット上で瞬く間に拡散した。(中略)
今回、維新が得た府内の比例票(114万)は、日本維新の会で躍進した2年前の前回選(146万)には及ばないが、昨夏の参院選を9万票も上回った。得票率は32・4%、比例近畿ブロック全体でも1位自民党(28・9%)に迫る26・1%に達した。
松井氏は「(来年春の)統一地方選で十分戦えるだけの力は残してくれた」と手応えを語る。看板政策・大阪都構想に関する「プレ住民投票」のための署名活動も近く始まる予定で、統一選に向け攻勢を強めている。(読売新聞14年12月17日)』
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橋下氏は、この結果に気をよくして、大阪府内での人気や勢いをそのまま都構想の住民投票や地方選につなげたいと考えているようだ。(・・)
『衆院選で劣勢が伝えられていた維新の党が議席1減で踏みとどまった。本拠地の大阪では選挙区の多くを落としたものの、自民を大幅に引き離す比例票をたぐり寄せ、復活当選につなげていった。在阪の維新、他党関係者の間では自公政権を選んだ有権者にも、橋下徹共同代表(大阪市長)への期待感があり、維新の比例票が積み重なったとの見方が広がる。看板施策「大阪都構想」の実現をかけて来春の統一地方選に臨む維新はこの票の厚みに活路を見出そうとしている。(中略)
「維新の比例票をみれば、絶対に無視できないはずだ。住民投票で決着すべきだ」。14日夜、大阪市内のホテルに設けられた維新の開票センターで、橋下氏は都構想に反対する府議会、市議会の他党を強く牽制した。
都構想の設計図にあたる協定書議案が10月の府市両議会で他党の反対で否決され、都構想の是非を問う住民投票には進まなかった。「住民投票に判断を委ねるべきか」を問う新たな住民投票を求める署名活動を維新の支持団体が近くスタートさせるが、他党は「否決で協定書は廃案になった」と強硬姿勢を崩さない。
こうした状況下で橋下氏が打開策の「王道」とするのは、統一選で両議会の過半数を獲得し、再提案した協定書議案を可決するという戦略だ。橋下氏と維新幹事長の松井一郎氏(府知事)は統一選重視の立場から、衆院選出馬を見送った。
「統一選を十分戦える力を残してもらえた。争点は都構想をやるか、やらないか。ぜひ民意を問いたい」。15日午前、松井氏は府内での「比例第一党」に自信をのぞかせた。(産経新聞14年12月15日)』
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そこで、橋下氏は大阪市長&大阪維新の会の代表として、これから来春まで都構想の実現に向けての諸活動に専念するために、国政政党である日本維新の党の共同代表から外れることにしたのである。
維新の党の共同代表でいると、定例会議にTV中継で参加しなければならないし。党運営や諸政策について意見を問われたりもするので、ジャマくさいところがあるし。
大阪の自公民や共産党などの野党陣営や反橋下派が、本気で大阪都構想を潰しに来ているため、橋下市長や松井府知事&大阪維新の会の方もマジになって戦わないと、このまま都構想が頓挫してしまうおそれが大きいからだ。(~_~;)
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橋下氏は、今、大阪市民に「都構想の是非を決める住民投票を求める直接請求」を行なうために、署名集めをするように呼びかけている。(・・)
地方自治体の条例制定の請求には有権者の50分の1の有効署名が必要になるのだが。<確か中学公民の地方自治のとこで覚えさせられたな〜。懐かしいっす。^^;>
大阪市の場合は、約4万3千人の市民の署名を集めれば、この条件をクリアできるとのこと。そこで橋下維新系の市民団体「住民が決める大阪の未来委員会」が、この数の署名を集めるために活動をスタートしたのであるが。
これに対して、都構想反対派も、署名反対の活動を行なっているというのである。(@@)
『衆院選の投開票から1週間もたたない20日、大阪維新の会と反維新勢力が“火花”を散らした。維新の看板施策「大阪都構想」に関する住民投票を求める維新系の市民団体が同日、署名活動の決起集会を開いた。維新は署名の「民意」を都構想実現の突破口にする狙いがあるが、同じ日には堺市の竹山修身(おさみ)市長らがかかわる反都構想の政治団体が旗揚げし、来春の統一地方選で反維新候補を支援する構えをみせた。前哨戦が、早くも激しさを増す。
維新 河村市長も応援駆けつけ
「都構想は住民投票で決めよう」のノボリが立てられた舞台上で、維新代表の橋下徹大阪市長が「自分の手で、署名で、大阪の未来を決するのを体感して」と訴えると、会場を埋めた多くの人から拍手がわいた。
大阪市内で開かれた「住民が決める大阪の未来委員会」の集会。同様の署名集めの手法で過去に名古屋市議会を解散させた河村たかし市長も応援に入り、「しっかりやってちょーよ」と“河村節”で盛り上げた。
10月に大阪府、大阪市の両議会で都構想の協定書議案が他党の反対で否決され、維新は都構想の是非を問う住民投票に持ち込めなかった。同委員会が、来年2月10日までに大阪市の有権者約4万3千人の署名を集めれば、委員会の請求を受ける形で橋下氏が住民投票を実施すべきかどうかを問う、新たな住民投票の条例案を市議会に提出する。
市議会の野党4会派は共同見解を出して「議会の否決で協定書はなくなり、住民投票はできない」などと強く牽(けん)制(せい)するが、維新は意に介さず、約40万人の署名を確保して「民意」で野党を揺さぶる戦略を描く。
各議員やスタッフが署名集めを担う受任者の確保などに動くことになり、維新府議団幹部は同僚議員たちに「動きが悪い人がいれば言ってくるように」とハッパをかける。
反維新 「土俵から出す」気勢上げ
都構想反対の政治団体「府民のちから2015」も大阪市内で発足式を開催。こちらも数百人が集まる盛況ぶりで、竹山氏が「(維新は衆院選で)土俵に踏みとどまったと言っているが、そろそろ土俵から押し出さねばならない」と気勢を上げると、「そうだ」のかけ声が続いた。
同団体は平成23年の大阪市長選で橋下氏と争った平松邦夫前市長を支援した「元気ネット大阪」が母体となり、竹山氏のほかに、大阪府八尾市の田中誠太市長らが賛同者として名を連ねている。
竹山氏は自民、民主、共産の応援を受け、昨年の堺市長選で維新候補を破った体験を踏まえ「堺市長選と同じ枠組みで戦うことが大事」などと呼びかけるが、連携を強調する言葉には維新への警戒感もにじむ。
衆院選で維新は府内では選挙区で5勝9敗と振るわなかったが、比例票約114万票をかき集め、7人の比例復活にこぎつける底力を見せた。
出席した民主系地方議員も「まだまだ維新は脅威。反維新で連携して、芽をつぶしたい」と気持ちを引き締めていた。(産経新聞14年12月20日)』
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また、橋下氏は、もし市議会が住民投票の議案を否決したら、市長の権限を行使して、専決処分で住民投票を強行する構えを見せているのだけど。市議会の野党4党は、専決処分潰しのために、市議会の会期延長を可決したという。^^;
『大阪市議会は19日の本会議で、同日までの予定だった会期を来年2月12日まで延長することを大阪維新の会以外の野党4会派の賛成多数で決定した。閉会中に維新代表の橋下徹市長が大阪都構想の協定書議案の議決を経ず、都構想の是非を問う住民投票に持ち込む「専決処分」を行うことを防ぐ狙いがある。(中略)
専決処分には緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がないなどの要件が必要。延長により今議会は2月12日まで続き、同13日に「2、3月議会」が始まる。野党4会派は「常識的に開会中の専決処分はない」(民主系幹部)と牽制(けんせい)している。(産経新聞14年12月19日)』
この他にも大阪府&大阪市では、「大阪維新vs.反維新の野党」との対立はどんどん激化していることから、橋下氏もここで大阪都構想実現のために、最後の勝負に全力を尽くしたいと考えているのだろう。(・・)
まあ、mewは、大阪都構想に関しては、基本的には大阪府民の問題だと考えているので、府民の皆様にお任せするとして。
どうせなら橋下徹氏と松井一郎氏には、このまま日本維新の党の役職には戻らず、大阪の行政に専心していただければいいのに(で、江田維新と民主党で中道路線の政界再編をするからさ〜)と思っているmewなのだった。(@@)
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