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戦い済んで、日が昇る。(永田町徒然草)
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/676.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 20 日 17:25:05: igsppGRN/E9PQ
 

戦い済んで、日が昇る。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1663
14年12月20日 永田町徒然草


総選挙の投票日まで毎日更新してきた永田町徒然草が、開票日の翌日から全く動かなくなって、怪訝に思っていた方々が多くおられたと思う。もちろん私の闘志がなくなった訳ではない。否、私の闘志は増すばかりだ。ほとんどのマスコミは自民圧勝と喧伝しているが、選挙の結果を見た直後の私の感慨は「“大山鳴動して鼠一匹”だったのではないか」というものであった。その思いは現在もあまり変わらない。

この1週間、総選挙の結果を踏まえていろいろな論説がマスコミやネットに溢(あふ)れている。正鵠を得たものもあるが、ほとんどは頓珍漢なものが多い。マスコミの“権力のイヌぶり”は基本的に変わっていないが、さすがに少しやり過ぎたという反省があるようだ。マスコミが正常な姿を取り戻すのは、マスコミ自身の努力に期待するしかない。それを促すのも国民の努力だ。これは、これからの長期的な課題である。

選挙期間中、仕事に割く時間が少なかったので、本業に専念する必要があったことも一因だが、読者諸氏から今回の選挙の総括を己自身でして貰いたかったことが永田町徒然草を更新しなかったいちばん大きな理由である。いろいろな人々の意見を参考にすることは大切だが、選挙は壮大な戦い(合戦)であるという認識を大切にして欲しい。

今回の総選挙の投票率は、戦後最低を更新して52.66%であった。確かに褒められた数字ではないが、5000万人近くの有権者が一斉に投票に行くということは凄いではないか。こんな行事(イベント)が他にあるだろうか。5000万人余の現実の行動に意味がない筈がない。選挙というものを私はいつもそういう目で見ている。

今回の総選挙で私がいちばん指摘しておきたいことは、まず自民党・公明党合わせての得票の全有権者に占める比率の低さである。手元に全国的な集計がないので詳しくは書けないが、比例区での得票率は50%をちょっと超える程度であろう。自公“合体”政権の獲得議席は3分の2を超えているが、その積極的な支持基盤は全有権者の4分の1しかないことである。まさに“裸の王様”なのである。

そのことを端的に示したのが、沖縄県の全小選挙区で自民党候補が落選したことである。沖縄県民は、辺野古基地反対の一点で力を合わせて“ストップ the 安倍”を成し遂げたのだ。まさに“一害を除く”に徹したのだ。同じことはわが国の全小選挙区で起こる可能性があるのだ。前々回の総選挙で民主党が大勝したのも、同じような様相を呈したからである。

アベノミクスは言うに及ばず、安倍首相が国民に期待させたことはほとんど悪く悪くなって行くことは間違いない。安倍首相の政治は、これからどんどん行き詰まっていくことも疑いない。そうした中で、“一害を除く”の一害が自ずと明らかになっていく。その一害を除くで国民が結束して行けば、沖縄現象が起きるのだ。それが野党の政治的な役目である。そんなに難しくない筈だ。

経済はグローバル化しているが、政治も同じようにグローバル化している。グローバル化している政治の中で、安倍首相の“時代錯誤的な政治”はそもそも上手くいく筈がないのだ。多くの国民も、自民党の国会議員も早晩そのことに気付く筈だ。内部分裂が表面化してくる。安倍首相は既に“レームダック”化していると私には見えるのだが、読者諸氏はどう見ているのだろうか?

今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。


 

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コメント
 
01. 2014年12月20日 18:16:25 : E78dXM2Qpw
俺もそう思う、無意味な選挙に「圧勝した」と一生懸命飯張っている状態だと思う

02. 佐助 2014年12月20日 18:57:06 : YZ1JBFFO77mpI : 439YTZK3Rc
これを負け惜しみという
1929〜32年に姿を現した第一次世界金融大恐慌は世界通貨のポンドからドルへの移行が根因。 2007〜10年にスタートしている第二次世界金融大恐慌は、ドル一極からユーロ・円三極への移行が根因わ政治・経済の指導者だけではない,すべての国民や有指揮者は認識していない。そのために指摘も対策もしない。

多数意見は常に正義で絶対服従沈黙せよとの意見は軍国時代と同じである。民主主義は多数意見は少数意見に耳を傾けるルールが誕生したことを無視している。

しかも日本のマスコミの大政翼賛会は、世論調査で誘導する選挙制度ルールで、独裁権力を国民の総意だと思わせている。特に政治指導者と政治家は「国民を安心させる」「真意を隠して反発させないため」に、確信犯的大ウソをつくためウソ発見器で検知できない。

政治家とマスコミの多数意見は正義・善であり、少数派の意見は間違っているので、転向しなければ抑圧排除してもよろしい、という常識は間違っている。

そのために、根本的解決を常に先延ばしされるだけなので、いっそ古いルールをブチ壊した方が手っとり早いと、ルールをブチ壊せと怒号すると思考と行動の独裁者を待望する,まったくヒットラ―と同じである。


03. 2014年12月20日 22:45:15 : lXGrF7OLvM
内閣総理大臣が衆議院を解散したことにより、全ての議員が戦いを余儀なくされた選挙だったはず。

そして陽はまた昇るということですね。

確かにまともな世の中ではありません。

レームダックのような状況は首相にだけあてはまるという訳ではないでしょ。

解散前に提出できなかった閣議決定関連の法案を選挙で勝ったら成立させると狂ってたんだから。

誰が総理やってもボロを出しまくる自公政権がまともじゃない。

そして政治の暴走を誰も止めることができない。

理由は日本人が正しくあるべきことに対して悉く反対に変わるから。

多くの日本人は憤った後に必ず逆心を起こす。ぜんぜん素直じゃない。謗法与同があるからだ。

選挙結果だって選管の関係者一人一人も国民ではあるのだが、異常な集票結果を隠蔽するようです。

政権だけが狂ってるのではなく、誤って毒薬を服したように全国的に国民も狂っている。

その原因は法華経誹謗の世の中が繰り広げる濁悪の現実を無視して助長させているからである。

日本人の基本が間違っている為に邪悪に営まれる世の中の出来事を見ても是正できないのが真実。

謗法を改め、正法を受持して初めて観心により悪世を氷解させるような治世が可能になります。

人々の心がとてもじゃないが澄み渡って物事がよく見えてるとは言えない状況ではありませんか?

日本人の心が正しく変わらない限り、まともなことなど何一つできないうちに悪世が続くだけです。


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