衆院選で落選したみんなの党（解党）の渡辺喜美元代表（６２）の８億円借り入れ問題を巡り、東京地検特捜部が、渡辺氏から任意で事情を聴いていたことが、関係者の話で分かった。渡辺氏が代表を務める政治団体や会計担当者の名前が付いた口座には、政治資金収支報告書に記載のない支出が計１億７０００万円あることが判明している。特捜部は聴取を踏まえ、政治資金規正法に違反しないか慎重に判断する模様だ。

　関係者や党の調査報告によると、渡辺氏はこの口座から２０１０年に９０００万円、１３年に８０００万円を借り入れたが、収支報告書に記載はなかった。渡辺氏側は「政治団体の資産から切り離された口座で、報告書に記載すべき収支に当たらない」と説明しており、聴取で渡辺氏も違法性を否定したとみられる。

　特捜部はこれまでに渡辺氏の関係先を家宅捜索したほか、元秘書らからも事情聴取している。渡辺氏の事務所は１９日、「捜査協力を求められれば全面的に協力する。政治資金規正法の問題がないことを真摯（しんし）に説明したい」とのコメントを出した。

http://mainichi.jp/select/news/20141220k0000m040140000c.html

捜査は進んでいるのだろうかと。

安倍晋三氏に至っては、報道関係者との食事会が汚職事件なのにブラックジョーク。