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共に売れ筋上位の常連銘柄/(C)日刊ゲンダイ
安倍政権また庶民イジメ 「わかば」「エコー」が吸えなくなる?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/155878
2014年12月19日 日刊ゲンダイ
どこまで庶民をイジメれば気が済むのか。安倍政権は、「わかば」など一部の紙巻きたばこに適用されているたばこ税の軽減税率を廃止する方針を固めた。
どうなるかといえば、「旧3級品」と呼ばれる6銘柄が値上がりする可能性が高い。「わかば」の他に「ゴールデンバット」「エコー」「しんせい」「ウルマ」「バイオレット」だ。
2010年のたばこ税増税で当時300円だったセブンスターが440円と、一気に140円も上がった。一方、通常の税率の半分程度に抑えられている旧3級品は250円前後と比較的安い。
■年金暮らしの老人には大打撃
「値上がり以降、旧3級品に乗り換えたという愛煙家のサラリーマンも、少なくない。平均で月に4万円と限られた小遣いでは、たばこ代もばかにならないですからね。それもあって、一気に旧3級品の消費量が増えた。そこを狙い撃ちにして実質増税しようというわけです」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)
日本たばこ協会の「年度別上位20銘柄」によると、09年度にはランク外だったエコーが、たばこが値上げされた10年度には19位にランクイン。11年度以降8位→8位→9位と、上位の常連に。数量も、10年度の約26億7900万本から、昨年度は40億6900万本にまで増えている。
わかばも人気で、11年度の16位から昨年度は8位に上昇。いまやセブンスター、メビウスといった人気銘柄に次ぐ“売れ筋商品”なのだ。
「軽減税率の廃止を要望してきた厚労省は、『国民の健康の観点から』なんて取ってつけたようなことを言っていますが、税収増という魂胆はミエミエでしょう。もともと、旧3級品は高齢者に長く愛されてきた。値上がりなんてことになったら、年金暮らしの老人には大打撃ですよ」(岩波拓哉氏)
軽減税率の廃止は30日の来年度税制改正大綱に盛り込まれる見通しで、来年度から数年間で段階的に縮小・撤廃されるという。値上げについてJTは「未定」(広報担当者)としている。
悪知恵をはたらかせ、老人や庶民のささやかな楽しみまで奪おうとする安倍政権は、本当に許し難い。
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