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安倍首相を震え上がらせたオバマ大統領からの祝電
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/18/#003044
2014年12月18日 天木直人のブログ
きょう12月18日の各紙が同じように一段の小さな記事で書いている。
きのう17日に日米首脳電話会談があったと。
電話首脳会談と言えば大げさだが、要するにオバマ大統領から15分の電話がかかって来ただけの話だ。
どのような電話だったのか。
本当のところはその電話に立ち会った安倍首相と外務省関係しかわからない。
それを、安倍政権に都合の良いように外務省がメディアに教えて、メディアがそれを流すのだ。
読売と産経は、衆院選挙の勝利に対してオバマ大統領から祝意が述べられたと見出しを掲げてこれを報じている。
しかし、その他は対「イスラム国」対策などで日米連携を確認したと報じている。
どちらも間違いではないがどちらも正しくない。
これを要するに、「目覚ましい勝利に感銘を受けた。引き続きシンゾウと一緒に働くことを楽しみにしている」(産経新聞)などと持ち上げて、TPPについても新防衛ガイドラインについても米国の要求に応えろ、大勝したのだからできるだろう、と言って来たのだ。
もちろんその一方で対ロ外交でも、歴史認識問題でも、日米同盟を揺るがすような外交はするなと釘をさしたに違いない。
さぞかし安倍首相は震え上がったことだろう。
ないしろ、俺はレイムダックのオバマとは違う。
オバマは後二年でいなくなるが俺は長期政権だ、次の米国の新政権とも一緒にやる。
対ロ、対中、韓、北朝鮮外交で独自外交をして見せる
などと思っているからだ。
そのオバマ大統領の米国は経済制裁や石油価格下落策でプーチンを追い込んでいる。
米大統領経済諮問委員会のファトマン委員長はルーブルの下落について、ロシアが国際ルールに従わなかったためだ、自ら招いた結果だ、とまで突き放している(12月18日毎日)。
もはやオバマ・プーチン関係は悪化の一途だ。
そんな時に安倍首相が独自外交をしようものなら、今度こそ米国は怒り出す。
オバマからかけて来た総選挙尾対象を祝う電話は安倍首相にとってこれ以上なく高くついた祝電だったということである(了)
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