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ウソの反論をさせられる外務官僚は気の毒だが同情はしない
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/18/#003043
2014年12月18日 天木直人のブログ
批判されたらすぐに反論するのが安倍流の外交らしい。
いわゆる情報発信の強化というやつだ。
私が外務省にいたときは、つまらない批判なんかにいちいち反論などしなかったが、いまはそうしないと怒られるらしい。
きょう12月18日の産経新聞が小さく報じていた。
安倍政権を批判した米紙に註NY総領事が反論したと。
私は知らなかったのだが、12月4日のニューヨーク・タイムズ紙はその社説で安倍政権を「戦時史の粉飾を要求する人々に迎合する」と批判していたらしい。
それに対して10日もたった今頃になって、草賀純男註ニューヨーク日本総領事が12月15日付の同紙に次のような反論を投稿したというのだ。
「安倍首相は歴史に謙虚に向き合わなければならないと繰り返し述べている」と。
安倍首相のウソ発言を書いて反論してどうする。
安倍首相が国会やインタビューでそう繰り返し述べていることは知っている。
しかし、彼はいつものように、ウソを繰り返しているのだ。
歴史に謙虚に向かい合っているのならあんな馬鹿な歴史認識を持つはずがない。
歴史に謙虚に向かい合っているならとっくに中国や韓国との関係は改善されている。
何よりも米国政府に警戒されず、ニューヨーク・タイムズにこんな社説を書かれることはない。
反論にならないウソの反論を書かされる外務官僚は気の毒だが同情はしない。
安倍首相の言いなりになって保身を図ろうとするならそれぐらいは我慢しなければならない。
もっとも、その結果、日本の地位を貶めることになるから、その責任はきっちり取ってもらわなくてはいけない(了)
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