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石原慎太郎が引退会見でも憲法の“てにをは”を攻撃!悪文のお前が言うなの声(リテラ)
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/537.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 17 日 15:37:05: igsppGRN/E9PQ
 

          さらば!(石原慎太郎公式サイト「宣戦布告.net」より)


石原慎太郎が引退会見でも憲法の“てにをは”を攻撃!悪文のお前が言うなの声
http://lite-ra.com/2014/12/post-714.html
2014.12.17. リテラ


 次世代の党・最高顧問の石原慎太郎が16日、正式に政界を引退すると会見で語った。会見では、「『次世代の党』でなく『新党ヤマト』の名前にしたかった」と次世代の党への不満を語ったり、「橋下ほど演説の上手い人はいない。若いときのヒトラーだ」などと珍エールを送ったりと、相変わらずの言いたい放題ぶり。本サイトで既報の「野望は支那と戦争して勝つこと」発言について問われた際も、あらためて発言を認め「私が首相なら(尖閣諸島の中国船を)追っ払う」「けんか仕掛けているのは向こうだ」などと言い放った。

 なかでも心残りとして慎太郎が語ったのが、憲法改正だ。「心残りは憲法の一字も変わらないことだ」と切り出し、「あの醜い前文ひとつを見ても、間違いが非常に多い」「言葉には助詞、動詞、形容詞、いろいろあり、助詞も非常に大事な要素だ。この助詞の間違いが前文にたくさんある」などと憲法全文の“てにをは”が間違っていると、あげつらった。そして10月の国会で安倍首相に一文字改憲を迫った際に語った「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」というくだりについて「人にお金を貸すとき、『あなたに信頼してお金を貸します』とは言わない。やっぱり『信義を信頼』だ」と主張した。

 ちなみに石原以外にも「アメリカに押しつけられた憲法だから日本語が美しくない」などと主張する政治家もいるが、憲法前文と憲法9条までは『心に太陽を持て』『路傍の石』などで知られる作家の山本有三が口語化にかかわっており、その指摘は必ずしもあたらない。

 憲法の“てにをは”をあげつらう慎太郎に対し、本サイトではそもそも「慎太郎も“てにをは”がおかしい」「慎太郎の悪文は有名」との記事を掲載した。以下に再録するので、一読いただきたい。
(編集部)

……………………………………………………………

「日本国憲法は日本語として明らかに間違っている!」

 相次ぐ閣僚のスキャンダルで荒れる国会だが、30日の衆院予算委員会で次世代の党の最高顧問である石原慎太郎がこんな理屈で安倍晋三首相に“改憲”を迫った。

 石原が問題にしたのは、前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」というくだり。石原によれば、この「信義に」は文法的に間違いで、「信義を」が正しいのだという。「助詞の『に』の使い方が明らかに間違いだ。おかしな日本語は日本に厄介な問題をもたらす9条につながっている」という論理を展開。「間違った助詞の一字だけでも変えたい。それがアリの一穴となり、自主憲法の制定につながる」と言い出した。96条の先行改正ならぬ、一文字先行改正ということらしい。

 これに対し安倍首相は「文学者である石原先生らしい指摘」「中学時代に丸暗記させられたが、すっと入らなかったことを思い出した」などと同調。「一字であっても変えるには憲法改正が伴う。『に』の一字だが、どうか『忍』の一字で…」と冗談まじりに答え、あたかも憲法改正のハードルが高すぎると言わんばかりの言い草で議員たちの笑いをとっていた。

 しかし、あの石原慎太郎が日本語の間違いを指摘とは、「お前が言うな!」と失笑した文壇関係者も少なくなかっただろう。というのも、文壇では石原の文章は悪文として有名で、それこそ「“てにをは”の使い方がおかしい」「日本語がヘン」といわれているからだ。

 たとえば、弟・石原裕次郎の思い出について書き下ろした『弟』(幻冬舎/1996年)。100万部を超える大ベストセラーとなった『弟』だが、書評などでも数カ所にわたって日本語の間違いを指摘されているのだ。

 いくつか例をあげてみよう。 

〈弟という男がいったいその芯の芯に何を備えていたのかを知れずにいたといえる〉

「知れずに」は、「知らずに」か「知ることができずに」ではないだろうか。「人知れず」とでも混同してしまったのか。

〈帰りは支流の分岐点までのべつなく船を引き摺って歩いた〉

「のべつなく」という言葉はなく、「のべつまくなし」あるいは「のべつ」のまちがいでは。と思っていたら、現在の文庫版では「のべつ」に修正してあった。

〈母が手にした白い琺瑯引きの洗面器に溢れるほど、たった今医者が瀉血した血がたわわに揺れていた〉

「たわわ」というのは、実の重さなどで木の枝や棒がしなっている様子に使うのが一般的だが、まるで実のように血がいっぱいだったということだろうか。

〈私には、弟のやがての相手の方が弟らしくも見えたし〉

 裕次郎がはじめて家に連れてきた恋人が意外とふつうの女の子で「らしくない」と思ったというくだりなので、「やがての相手」というのは「やがて出会う相手」「やがて結ばれる相手」という意味なのだろう。しかし「やがて」は副詞なので、後ろに「の」をつけるこの表現は一般的とはいえない。

〈それに拍車をかけたのが、学生ながらの弟の放蕩だった〉

「学生ながらの」。言いたいことはわかるが、「ながら」の後はふつう「の」でなく「に」ではないだろうか。

『弟』が、国会議員を辞職し25年ぶりに書き下ろした長編だったから、筆が衰えていたというわけではない。慎太郎はデビュー当時から、その悪文ぶりを、ほうぼうから指摘されているのだ。

 たとえば初期の短編「奪われぬもの」にはこんな表現がある。

〈少なくとも試合の中の行為に彼はいかなる些細な意味合いも持たしたことがあっただろうか〉

〈そして行為が結果と言う形でいかなる意味を持つかは、果して彼自身にも本当に理解できるところではない〉

 一読しただけでは、意味が“すっと入ってこない”のではないだろうか。当時東京新聞の匿名コラム「大波小波」は、この石原の文章について「変な言葉遣い」とし「一体に近ごろの若い作家の文章を見ると、係り結びが崩れてきているようだ」と批判している。

 三島由紀夫も慎太郎の悪文をたびたび指摘しているひとりだ。石原の最初の純文学長編「亀裂」について当時の「新潮」でこんなことを書いている。

〈女から離れると何か骨のシンから出て来たような口をすぼめる一人笑いで明は歩いた〉
という一文について、「『骨のシンから出て来たような口』とはいかなる口かと思い惑ふが、「骨のシンから出て来たような」は、実は「一人笑い」にかかるのである。句読点なしで出まかせに続けられるこんな無秩序な語序、品詞の破天荒な排列」──。

 いかに慎太郎の文法がデタラメであるか、事細かに指摘しているのだ。しかし三島は決して慎太郎の文学そのものを批判しているわけではなく、この悪文ゆえにギリギリのところで通俗性から逃れていると褒めているのである。

 三島は自身の文章論について書いた『文章読本』のなかでも、『源氏物語』や井原西鶴、横光利一の作品と並んで、慎太郎の「亀裂」を文章の見本として引用し、以下のように評している。

〈ここでは、日本語はいったん完全に解体されて、語順も文法もばらばらにされて、不思議なグロテスクな組み合わせによって、異常な効果を出しています。〉

 文章のうまさ、読みやすさが、必ずしも文学的価値と比例するわけではない。石原慎太郎は悪文ではあるが、それが石原の小説に“異常な効果”をもたらす美点でもある、というのが三島の石原評だ。(そして、今日も石原文学を評価する数少ない評論家も同じような意見だろう)

 しかし、石原自身にはおそらく悪文の自覚はないと思われる。石原が自分の日本語力を棚に上げて他人の日本語の細かい表現をあげつらうのは、憲法前文だけではない。芥川賞の選考委員をしていたときも、候補作について「日本語がなってない」などとしょっちゅう批判し、豊崎由美、大森望のメッタ斬りコンビから「お前が言うな!」と突っ込まれていた。

 ふつうは使わない表現でも、一見まちがって見える日本語でも、その表現でしか伝えられないものがあったり、それが作品の個性になったりする。そういう繊細さを慎太郎はわかっていない。だから「とりあえず助詞の一字だけでも変えたい」というようなことが言えるのだ。

 たった一文字でも変われば、意味が変わることもある。たとえば9条の「国の交戦権は、これを認めない。」を「これを認める。」に変えても、文字数にすればたった二文字だが、まったく逆の意味だ。それを「とりあえず一文字だけでもいいから」とは、およそ文学者の言葉とは思えない。

 そして「中学時代に丸暗記させられたが、すっと入らなかったことを思い出した」などと自分の記憶力と文学的教養のなさを、憲法のせいにする安倍首相。

 こんな人たちに、一文字たりとも憲法改正などされたくないものである。


(酒井まど)


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コメント
 
01. 2014年12月17日 16:42:11 : tuLuNpxCzM
安倍晋三が「中学時代に丸暗記させられたが、すっと入らなかったことを思い出した」などと言うのは、日本国憲法の日本語がおかしいのではなくって、やつのオツムが足りないからだと思いますが・・・

02. 2014年12月17日 17:07:05 : J8MtcHXDKo
石原は文学者なのかどうか、文筆家としては無名に近いから、悪文かどうかも知らないが「むべなるかな」ばかり連発すればサマになってると思ってるフシがある。その発想の貧困さは十分に知っている。

03. 2014年12月17日 17:15:42 : YxpFguEt7k
なんとでも言ってください。もう過去の人ですから。影響力「永遠の0」

04. 2014年12月17日 17:19:34 : Fg4tg1weJ2
吉本喜劇の大根役者;石原慎太郎、静かに消えて行ってくれ!
政治家としては、終わっている。

吉本も迷惑だろう。
”太陽の季節”あれは小説か?よく賞をもらえたものよ!
不可思議なのだが、、、、
そう思いませんか?

慎太郎に日本憲法草案出してもらいたいな〜
どんな草案だしてくるのでしょうか?

支那と戦争したいなら、自ら尖閣に立ち戦ってみなされ!
信念の政治家なら、行動を起こしなさい!珍太郎。
見物してあげますよ。


05. 2014年12月17日 17:51:44 : Sota1HFLks
逮捕上等!!で尖閣上陸するって言ってたじゃないですか。
今からでもどうぞ

国の交戦権はこれを認めない→二文字変換→国の交戦権はこれを認めへん。


06. 2014年12月17日 18:07:37 : Oq2npkdBYw
そんなに戦争をしたいのだろうか。
そんなに敵意を煽り立てたいのだろうか。人を殺したいのだろうか。
シナと呼んでまで敵意をむき出しにするのか。何様なのだろうか。
日本を非難する中国の指導者でも、国民全体をこれだけ悪しざまに罵った指導者はいない。彼らは日本や日本国民全体を批判したことはない。
情けないが、この日本の中の一部の人間つまり石原慎太郎や田母神の方が人間性が下だ。

07. 土手カボチャ 2014年12月17日 19:19:36 : pl5Rn2lbSatAo : HMCH2pWIRs
珍太郎・障子すら突き破ることできず、
よだれ垂らして 痴呆ご隠居人生

ではサヨウナラ


08. 2014年12月17日 20:05:39 : Q1AShcAlNU
石原慎太郎氏の政界引退に乾杯! 

戦争を知っている石原82歳から戯言を聞かなくてすむだけでストレス解消だ。

今回、沖縄四区で当選した仲里俊信氏(77歳)の戦争体験を読めば、戦争がいかに悲惨で地獄だったかが身に染みてきます。
戦争おたくに読んでいただきたく拡散をお願いします。
http://www.cosmos.ne.jp/~shinjo77/

 


09. 2014年12月17日 20:32:54 : pBipN2KXDo

>>08
>戦争を知っている石原82歳

これは不正確。
牛腹糞太郎は、1932(昭和7)年9月30日生まれで現在82歳。
敗戦時には12歳で、まだ徴兵年齢以前だった。

この世代は戦中派だが、その代表格の野坂昭如は
1930年10月10日生まれで現在84歳。
敗戦時は14歳。14歳ともなれば分別がついて、戦争の悲惨さを理解できる年齢。

ところが糞太郎の場合は、敗戦時にはガキで、まだ戦争の悲惨さを理解できなかった。
糞太郎は兵庫の田舎(B地区)育ちだったから、野坂のような都会育ちの厳しい
空襲体験も飢餓体験もせぬまま、「軍国少年」としての洗脳が溶けずに戦後の
混乱時代を生きた。だからこいつは、学徒出陣で仲間を殺されたちょっと上の世代
(たとえば1924年12月6日生まれの鶴田浩二)のように日本社会に恨みを抱くこともなく、
アメリカ渡来のスクリーン・スポーツ・セックスの「自由民主」幻想に簡単に染まって
強姦小説を書き散らすこともできたわけだ。

いわば牛腹糞太郎は、戦後蔓延した「無責任野郎」の代表格だ。
こいつは戦争の悲惨など実体験として知らない。日本のなかの「異国人」と
いってもよい。

こんな国賊を「保守のカガミ」だと持ち上げてきたのはバカ野郎だけだ。
だれが強姦小説で名を売った朝鮮人みたいなキャラクターを尊敬するものか。

牛腹糞太郎は日本の恥部であり、恥垢である。 こいつが見苦しく死んだ後に
初めて日本の文化は「戦後」を迎えるのだ。 牛腹糞太郎、早く死ね! 
お望みなら介錯いたすぞ!w




[12削除理由]:管理人:言葉使い

10. 2014年12月17日 21:04:31 : tZtzcOCPtg
亡くなられた菅原文太さんが、亡くなられる直前、沖縄に赴き県民へ託したメッセージの一部↓

もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと!(大きな拍手)
私が小学校の頃、戦国(軍国)少年でした。小学校、なんでゲートルを巻いて、戦闘帽を被って、竹槍持たされたのか、今振り返ると、本当に笑止千万です。もう二度と、ああいう経験は子どもたちに、子どもたちだけじゃない、大学生も雨のなかを、大勢の将来大事な大学生が戦地へ運ばれて、半数が帰ってこなかった。

全文は此処に載っています。
http://kimbara.hatenablog.com/entry/2014/11/03/153154


11. 2014年12月17日 22:38:45 : x87Tth4XU2
82歳の好戦爺に勝手に宣戦布告されても、相手が困るでしょう

1m先の敵も殴れないし、杖で叩こうにもバランスが取れないし、口喧嘩しようにも何を言っているかわからないし、もう要介護というより、要隔離でしょう。


12. 2014年12月18日 10:01:37 : eek6pjFu5c
石原は殺されても文句が言えない畜生以下の人間だった。


13. 新鮮組 2014年12月18日 10:44:55 : hYT1ZzdBhtgo2 : WA3OCMkvGU
負けたのは政党名のせいではありません。


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