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再生は不可能/(C)日刊ゲンダイ
だから勝てない 11議席増で善戦と喜ぶ民主党の「末期症状」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155821
2014年12月16日 日刊ゲンダイ
辞任を表明した海江田代表は、15日の会見で「(公示前の)62議席が73議席になったのは、期待を持ってくださった人たちのおかげだ」「せっかく73になったんだから、心を一つにして団結を守りたい」なんて言っていたが、いかに危機的状況か分かっているのか。たかが11議席増やして善戦したようなことを言っているようでは、それこそ末期的だ。
同じ日、会見に臨んだ小沢一郎氏の弁はこうだ。
「自民党に代わる政権担当能力のグループをつくるのが私の政治家としての最大の目標で、それに向けて、与えられた任期中、精いっぱいがんばる」
「だって、そうしなきゃ繰り返しじゃない。何回やったって勝てないよ。ということは、政権交代が起きない。ということは、日本に民主主義が定着しない」
小沢氏の言う通り、今の野党ではどうあがいても自民党に勝てない。代表が代わろうが、再建をアピールしようが、「民主党」という器で信頼を取り戻すことは、もはや不可能。それほど、国民のアレルギー反応は強い。安倍政権に批判的な有権者も、比例投票で「民主党」とは絶対に書きたくないのだ。
小沢氏に近い政界関係者が明かす。
「それが分かっているから、今回の選挙直前、小沢氏は水面下で新党結成に奔走した。清新なイメージの新党をつくらないと、巨大与党に太刀打ちできないという危機感があったのです。党首は民主党の若手議員。まだ党の要職も経験したことはなく、世間的には無名だが、弁が立って将来有望な人物です。彼を旗にして、民主、みんな、維新など野党の若手が結集するイメージでした。それくらい思い切ったことをしないと、再起の目はないと小沢氏は考えていた。しかし、野党の幹部クラスが煮え切らなかったり邪魔をしたりで、結局、時間切れになってしまいました」
党名は「自由党」に決まっていたというが、小沢氏自身は新党に参画しない意向だった。「自分が参加すると古いイメージで足を引っ張ってしまう」という理由だ。自分は身を捨てても、一党独裁を阻止し、日本に民主主義を根づかせるための受け皿をつくる――。小沢氏の凄みは、ここにある。
民主党が過去の栄光にしがみつき、弱小野党がつまらないメンツにこだわっているかぎり、安倍首相は高枕だ。
- 答えは沖縄でもう出てるでしょう 有島実篤 2014/12/16 16:31:32
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